活動データ
タイム
02:16
距離
3.9km
のぼり
460m
くだり
459m
活動詳細
すべて見る【2021/05/12】 ピストンならサクッと行けそうな笹子雁ヶ腹摺山。…なんて読むの、これ?→「ささご がんがはらすりやま」…長い…😅というか、どういう意味? 旧甲州街道の要所、笹子峠の洒落たトンネル(←帰りはこれを通ってみようと、とこの時思った😓)を大月側からスタートして、いきなり急登。 尾根に乗ったら細尾根を歩く。 緑のシャワーが気持ちいいが、風があって、そやつがまた冷たい。季節が一ヶ月以上巻き戻った寒さ。明日は天気が崩れるからかな。 昨日、献血で血を抜いたから体が軽くなるかと思ったのに、逆に足が重くてぜいはぁぜいはぁ。 途中、尾根道と新道とに分かれていたから尾根道を選んだら、アップダウンが細かにある。油断すると、山頂に向かって左側にはルンゼ状のしくじったら下まで転がり落ちるやつがパックリ口を開いているので、気をつけながら進む。 木々の間からちらりとは見えるがほぼ展望無し。山頂も直下は急登。そして展望無し😂(←知っていたけどね) 山頂の少し向こうの下を笹子トンネルが走っていて、甲州街道の難所がトンネルのおかげでずいぶんと便利になったとか。と、ちょっとだけ感慨にひたり。 休憩なしで引き返し、途中の送電線の塔のところがまぁ、景色が見えるところだが~雲の隙間に富士山がうっすら見えるが…(←写真だと目を凝らさないと見えないけど、あれは間違いなく富士山!)、なにせ鉄柱が邪魔して、しっかり見えない😂 ここ、一応「秀麗富嶽十二景」の山なんだけどな🤔 帰りは新道を選択。行きの尾根道の少し下をトラバースしながら進む。アップダウンがない点は楽だが、細く滑りやすいので、体を傾けて歩き続ける感じ。 あっという間に戻ってきて、笹子隧道の甲州側に下りる。甲州側の方が傾斜が緩くてよし👍 笹子隧道を歩いて通ってみたさに甲州側に下りて、トンネルに入ったのだが~ライトのない細目のトンネル、めっちゃ怖い。二車線道路のど真ん中を歩くが、出口が大きくなるより前に背中から闇にヒタヒタと追われているような、闇が覆い被さってきそうな、なんとも言えない気配で、後ろを振り返れないとか、初体験かも😓(←ここでなにかの滴とか落ちてきたり、なにかの欠片が肩に当たったりしてたら腰抜かしてたかも) 走るのも怖い気がして「なまんだぶなまんだぶ、すべて気のせい、すべて気のせい」と呟きながら歩く。なにも気にしてない風を装って写真も撮る。やっぱり思いつきはロクなことがない😓 トンネル出口近くになって緑のシャワーを浴びたときには「生き返った!」とへたりこみそうになった。 きっとここいらは秋の紅葉の時期にはみごとに違いない。 スタート時間が遅かったせいもあり、スライドしたのは自分は往路、向こうは復路の3組のみの静かな山だった。 帰りに「矢立の大杉」に寄る。 それはもうみごとな杉で、霊気すら感じる。必勝祈願に矢を射たとか、さもありなん。 ♨️はパス、寄ってみようかと思っていたラーメン屋は昼休憩で振られて、結局まっすぐ帰宅。 ………怖かった………次からトンネルに入るときはヘッデン用意してからにしよう。 追記) 笹子峠、甲州街道一の難所だったそうな。 新撰組の近藤勇が敗走したときに通っていたり、武田勝頼が笹子峠を越えられず転進して、そのまんま滅びたり、九州の切支丹大名 有馬晴信の自刃の地だったり、と歴史ある地だった。そう思うといろいろと感慨深い。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。