裏妙義・丁須の頭!大きな教訓!

2021.05.12(水) 日帰り

活動詳細

もっと見る

★先ず、お世話になった安中警察救助隊の方々、女性の方にお礼を申し上げます。お陰様を持ちまして無事に帰宅いたしました。本当にありがとうございました。  技量不足と体力不足のために冷静さを失って道迷い(下山ルート間違い)を起こしたことを忘れずに今後に生かしてまいります。  仕事とはいえ私のために危険なことをせざるを得なかった方々がいること、私の為に巻き込まれた方がいるということを忘れずにはいられません。本当に申し訳ありませんでした。  愚か者のレポートですが、少しでも参考になればと思い、ありのままを書きました。 ●出発まで  3,4月に体調を崩して登山靴を履くチャンスが全くなかった。ようやく体調が戻り山への希望が芽生えてきたこの頃。乾徳山以来のチャレンジがしたくなった。そうだ、妙義、否、裏妙技にいってみようか?!  平日に休みが取れたので、帰宅後に急いで準備。今回は特にヤマビル対策、ハーネス、スリングは必至になる。今回も登山届をプリントしていくことにした。あーだ、こーだで床に就いたのが、夜中の1時を回っていた。  予定の4時を寝坊して4時半起床。目が覚めるまでに30分余り。自宅を出たのが午前5時15分。  今回もナビを使わず、グーグルによると片道120キロ余り。  いざ出発。 ●到着から登山口出発まで(籠沢コース)  松井田付近で渋滞があったが、途中コンビニでトイレ、ストレッチ。旧妙義国民宿舎駐車場着が午前8時過ぎ。  僅かに2台のみ。ヤマビル対策のために8割方残っていたスプレーが空になったほど、全身、下着、靴下まで念入りにスプレーを施した。  ヤマップのスタートを開始後に登山届をポストに投函。目指すは丁須の頭、ハンマーヘッド。今日は半端じゃない、本当にエグイことになりそう・・・。 ●籠沢コースを行く、(丁須の頭まで)  丁須の頭目でのピストンだと1時間45分?それに中級者?これが一般的に紹介されている籠沢ルート。  私の場合は時間は2倍で初心者と同じ。振り返るとあのコースが中級者だなんて信じられないです!  10分も歩くと樹林帯。意外とコース自体は乾燥していた。鎖場も幾つか越えたが、油断がならないところばかりだった。  10時を過ぎてようやく炭焼き場跡。当日は晴天まではいかないが降雨無しで終わりそうの天気。絶えず、ヤマビルに注意しながら、鎖場を通過した。3番目の鎖場だった。すこし振られてしまった。気を抜いたら大怪我、レスキュー間違いなし。  汗を少し流しながらも炭焼後に到着。スマホで確認すると時間にして30分位。鎖場を通過するたびに帰りはいったいどうなるのか?登りよりも降りるときのほうがよっぽど怖い。最初の掴みで体のバランスが難しい。体を向こう側に、ザックごと体を投げ出す姿勢になるので鎖場は怖い。  丁須の頭までの最後の20,30分の鎖場は要注意です。私の技量ではもう一杯、一杯でした。それに意外と落ち葉が深くあるので足首をひねりそうにもなった。    最後のトラバースが怖かった。ハンマーヘッドの反対側になるのか?丁度ロープも鎖のないので怖かった。下から見上げれば奇妙な形をした岩が見えてきた。つかまって降りるのが怖くなるくらいの最後の鎖。日差しが眩しく感じられる。ハンマーヘッドの台座のもとに到着。見れば見るほど奇怪な岩。ハンマーヘッドとはよく言ったものだ!    到着が11時半。予定より1時間遅れ。最後の鎖を前にして諦めるのか?それとも・・・。  休憩と腹ごしらえ。こういう時は食べて飲んで休んでから考えるのが一番いい。足も手もパンパンに張って来たのでマッサージ。後続の人たちが一気に鎖を掴んで台座まで上がっていった。  ザックを置いて台座に行ったのはいいけど、右手に見えてきた絶壁に恐怖を感じてすぐに下りるしかなかった。  無理は禁物。これ以上は普段、ロープクライミングやボルダリングをやっている人なら苦もないだろう! ●下山、旧妙義国民宿舎を目指す! ⇒実は鍵沢ルート!!  来た道をそのまま戻ればよかったのが大きな間違い。帰路と書かれた矢印しを信じて、西に向かって降りたら、 そこは横川への矢印。鎖場を降りたらどうもおかしい。来た道ではない。ぐるりとトラバースをして戻るのかと勝手に思い込んでいた。降りるところを間違えた。30,40m位降りたところでヤマップで確認。北へ進んでしまった。  疲れと不安にかられて思わず安中警察に連絡してしまった。道を聞いたつもりが道迷いと判断されて、救助に向かったので動かぬようにとの連絡。  紙地図は丁須の頭でしか印刷していない。ここは実は鍵沢ルート!!  15分位で警察に電話連絡中に若い女性が下りてきた。台座の所で顔を合わせた人でした。警察と話をしてくれて、一緒に下山することになった。私にとっては女神だった。鎖場での身のこなしも私とは全然違った人でした。  先ずは第二不動の滝を目指し、麻うの滝を通過して、麻う橋迄。  40、50分位歩いたろうか。3人のヘルメット姿の男性が上がって来た。今回の事情と氏名、住所、生年月日を説明して、計5人で下山開始。  無事に麻う橋に到着。住所、氏名、道迷いの原因となった丁須の頭の北側でのことを説明してから、警察車両で旧妙義国民宿舎まで送ってもらった。到着したのが午後3時20分。  無事に車までたどり着けたが、何か夢を見ているような気がした。  反省と疲労で着替えるのがやっとで自宅に向かって出たのが3時45分だった。無事に自宅に着いたのが7時前。何事もなかったように畳の上で大の字になった。家族には今日の顛末は言えなかった・・・・。明日になったら言わねば・・・・。 ●今回の反省 ① 体力不足、技量不足で登頂もできなかったので冷静さを欠いてしまって、下山口を間違えた(ルート相違)事から道迷いを起こしてしまった。⇒要所でスマホで現在地点をチェックする。  ② 地図とヤマップで確認しなかったので、ルート相違を起こした。 ③ 鎖で降りてきて、ルート相違に気が付いても登り返す力がなかった。⇒っ少し時間を置いて、何か食べる。 ④ 山と高原地図を準備する。⇒ヤマップよりも詳しい。 ⑤ 怪我をしていなければツェルトを使うことを決断すべき。作るのがまぶしい、。 ⑥ ルート、時間について調べが浅かった。 ⑦ 道迷いになってから警察に助けを求めたのは安易だったかもしれない。しかし、沢沿いに下っていくと多くは滑落して事故を起こしている。批判はされるかもしれないがどうしても助かりたいと思った。 ⑧ 初めての所では現在地点とルートの確認を頻繁にすること。このために紙地図とスマホ等を必ず準備すること。 ※ 焦って転ばず、ヒルにもかまれなかったのがせめてもの救いだった。現在地点とルートの確認を自分で判断する、他人に依存してはならない。日頃から実践しないと同じことの繰り返しになる。 ● まとまらない長文ですがご拝読をありがとうございました。    

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。