活動データ
タイム
12:54
距離
18.8km
のぼり
2088m
くだり
2194m
活動詳細
すべて見る結論から言ふと朝飯前ではない昼飯廃道で苦戦を強いられた山行。2017年以来4年ぶりのヒルメシ尾根。かつてのルート(以前、山と高原地図では破線)を踏査するのが今回の目的。 4年前下りに利用した時より更にルートが分かりにくく前半から苦戦。川又の吊り橋は前回同様にワイヤーを掴みながら端っこを渡ろうとしたが足場の板の腐食がかなり進んでいるため危険と判断。やむを得ず川を渡渉した。増水時は流れも早そうなので対策が必要。川を渡り沢沿いの急な斜面はぬかるんでいる上に獣道が多くルートが分かりにくい。細かい所は写真と地図にて説明。 【ヒルメシ尾根のルート】 登山計画する際、等高線を目で追い尾根上を歩くルートではないことを認識することが重要。1826より先は一度鞍部に下り標高1850位まで高度を上げる。その後、基本的には尾根下の右手斜面、西側に進路を取り比較的高度を変えずにトラヴァースする。常に滑落防止に左手山側に体重をかけながら歩き続ける為、足首や膝への負担がある。崩落によりルートが途中で消えるので、頻繁に立ち止まっては、目視で数十メートル先にルートがあるか、また高度の確認を強いられる。 【三等三角点 点名:戸場 1558.6m】 ヒルメシ尾根の1762辺りから西へと派生する尾根(こちらがヒルメシ尾根か?)へ下り三角点を目指す。途中枯れたスズタケの群生地があったり、尾根が広くなるので復路の上り返しの際は道迷いに注意。今回はピンクのリボンを二ヶ所に付けた。三角点は堆積した腐葉土で埋もれかかっていたが、苔むした岩に守られ確かにあった。 和名倉山は五度入山。二瀬尾根、ヒルメシ尾根、ナシ尾根、仁田小屋尾根に加え、南の山梨県側からと主要ルートは全て制覇。 【㈲みやま商店】 秩父市大滝3928-6 秩父湖(二瀬ダム)の休憩所、国道を挟んだ向かい側にある。一見酒屋さんのように見えるが、駄菓子、アイスクリーム、日用雑貨なども置いている。秩父の地酒(秩父錦と武甲正宗)、源作ワイン、だんべえ(焼酎)などがあった。今回はまだ飲んだことのない美山錦という酒米を使用した秩父錦を購入。いわゆる昭和レトロ風の建物に加え素敵な店主。失いたくないお店。主によると以前は遭難しかけた人が命からがら店に飛び込んで来たことがあった由。200名山に選定前は本当に入山者も少なく静かな山であった。
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