裏英彦道から苅又山まで尾根歩き😙

薬師峠から裏英彦道に入り、苅又山まで歩いてきました。 北岳分岐標示で裏英彦道から別れる。苅又山方面への道を下り切ったところにあった伐採作業跡で、作業用ピンクテープに惑わされ見事にルートロスト。作業道を終点まで歩いてしまい、急斜面をトラバース、最後は岩尾根を直登する羽目に。ここで今回の登山エネルギーの30％を消費した。 ただ、岩尾根を登りきると満開のシャクナゲがお出迎え、そして倒木をくぐろうとするとかわいいギョリンソウ。厳しい登りのあとにごほうびが用意されていたような気がしてちょっとうれしかった。 苅又までの縦走路は裏英彦らしい自然林歩きを期待していたが、約半分は苦手な人工林。 それでも時折現れる犬ヶ岳方面の絶景や最終盤のシャクナゲを楽しみながら歩けた。 帰りは「苅又山⇔裏英彦山道」表示の分岐から薬師林道にまっすぐ降りる。 林道に出る直前の木に大きな巣箱があった。これだけ大きな巣箱は作るのも大変、木の高い場所に設置するのはさらに大変。野鳥に対する深い思いのある人がいることがわかる。英彦山ではアカショウビンなどの大き目の鳥の鳴き声をよく耳にするが、地道な野鳥保護の活動があってこそなのだろう。 最後は薬師林道をゆっくり歩く。深山を縫う林道の雰囲気がとてもよかったので、いつか終点まで歩いてみたい。