イブネ(鈴鹿)

2021.05.10(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 15
休憩時間
49
距離
17.6 km
のぼり / くだり
1336 / 1328 m
1 45
7
22
17
8
1 26
47

活動詳細

すべて見る

5月、2度目の山行は鈴鹿のイブネ。 今回の山行の目的はピークではない。千種街道の東半を通って杉峠まで行き、千種街道をつなぐこと。去年の3月に甲津畑からの千種街道西半を通って、その歴史的な背景が楽しかった。だから今年は東半に必ず行こうと思っていた。本当は4月の後半に行こうと思っていたのだが、疲れと天気悪でなかなかタイミングが合わなかった。そして5月、ようやく来ることができた❗😉 結果として、新緑と陽光が美しい、花咲く、とても良い時期に来ることができた。 AM6:20頃に家を出て、朝明渓谷の駐車場に7:40頃に到着。高速は愛知・三重両県まん防のため割引なし😑 駐車場料金¥500。準備して8:00に出発。 朝明渓谷キャンプ場の山荘が並ぶ舗装道路を行き、伊勢谷小屋の橋を渡ると千種街道の始まりです。この後はひたすら谷沿いの街道を根の平峠まで詰めて行きます。途中の石積みの護岸やコンクリート舗装の跡が旧街道の面影を伝えます。幾つかの堰堤を越え、沢を何度か左右に渡り、最後にやや傾斜がキツくなると根の平峠です。出発してから1時間程度で着きました。 根の平峠周辺の稜線は、西の愛知川源流部に向かって緩く傾斜する高原のような場所である。ここからコクイ谷出合に向けて、幾つかの尾根や沢を越えて行った。ブナの新緑がとても気持ち良かった😀 愛知川は源流部でも大きな川だった。コクイ谷に沿いながら進んで行くと、川の流れの緩い箇所にイワナが何匹もいるのが見えた。新緑の街道をさらに進むと「御池鉱山跡」に出た。案内板によると、明治期まで金銀の採掘をしていたらしい。盛期には300人もの人が暮らし、尋常小学校もあったらしい。実際、案内板から上には、石積みした屋敷地らしい平場が幾つもあった。この周辺では茶碗や陶製の酒瓶、すり鉢などの破片がたくさん転がっていて、簡単に表採できた。ガラス瓶の破片もあった。しかしプラスチックは全く見当たらず、これらが戦前の遺物であることが推測できた。 集落跡を過ぎると傾斜は急になり、一登りで標高1036mの杉峠に出た😉 これで東西の千種街道が繋がった(自分の中で)。とりあえず今回の山行目的は達成❗ あとは、ピークを一つも取らないのは寂しいので、イブネに行くこととする。雨乞岳と迷ったが、のんびりするならイブネである。以前イブネに行った時には雪が着いていたので、今度は雪のない鈴鹿の雲の平、天上のコケの台地を堪能することとした。 杉峠の頭を越え、佐目峠を過ぎてイブネの登りに取り付きます。11:50頃、イブネ頂上?到着❗相変わらずコケの絨毯の広がる特異な景色だが、鈴鹿の大展望台である。東から南にかけて釈迦、国見、御在所、鎌、雨乞と大パノラマが展開している。この展望を楽しみなが昼食。12:15頃下山開始。再び杉峠を目指します。 杉峠を過ぎて、来た道をどんどん下ります。コクイ谷出合を過ぎると根の平峠への登り返し。途中のすれ違った女性たちに「山シャクヤク」は咲いていたか聞かれたが、「山シャクヤク」とはどんな花か全く知らなかったので答えようがなかった😅 根の平峠まで来ると休んでいたオジサンが話しかけてくれて、花の話をしてくれたが、イワギキョウくらいしかわからかった。 さらに下るとシロヤシオが美しく咲いていた。行きは咲いていなかったが、陽が高くなって一気に咲いたようだ。 15:10頃、朝明渓谷の駐車場に戻って来ました。 愛知川の源流部には初めて行きました。鈴鹿の奥深さを感じました。また是非訪れてみたいと思います😃

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。