東吉野の山々周回コース　薊岳・明神岳・桧塚奥峰・明神平・国見山・赤ゾレ山・伊勢辻山

奈良県内で行った事の無い山に行こうと思い立ち、テント泊でよく聞く明神平や写真をよく見る桧塚奥峰など、YAMAP上で9つのピークを巡るコースを回ってみた。 登山口の笹野神社から１キロほど奥の広い空き地に車を停め、薊岳に向かう。 登山口前のバス停に公衆トイレあり。 薊岳までは急登が続いたが、薊岳から先はところどころ走りやすい稜線の道。 明神平に出ると、気持ちの良い原っぱとブナ林が広がっており、足取りも軽くなる。 桧塚奥峰に到着すると重たい雲が立ち込めてはいるものの期待通りの展望が待っていた。少し休憩を取り、絵になる山頂での記念撮影。 明神平まで戻り、テント場付近で一緒に走っていた会社の後輩が水場を探していると、鍋を囲まれていたお優しいパーティーの方が快く分けてくださった。 その後、国見山、赤ゾレ山、伊勢辻山を過ぎ、杉林を笹野神社まで下る。帰り道はちょうど走りやすいゆるやかな登山道か続くが、横を流れる清流についつい目が向いてしまうせいか、はたまた久しぶりの20キロ超えトレイルに体がついていかないせいか、思いのほか足が進まない。 ゴール近くに来たところで和佐羅滝の看板があったので、遠回りして寄ってみると見応えのある大きな滝だった。 今回のコースは登山道85％、ロード15％くらい。水場は明神平と伊勢辻山から下っていくコース沿いの沢（地元の方に飲用にされている水のようです）。 トレイルランをするなら、急登のある薊岳から登って伊勢辻山緩やかな下り通る今回のコースがオススメ。 もう少し長いコースを探す場合は、国見山を過ぎた先の分岐から、木梶山方面へ向かい、伊勢辻山の先の分岐に戻ってくるルートも、気持ちが良さそう。 紅葉の時期にまた来よう。