斜里岳（下山で左膝を痛め超スローペース）

なかなか行けなかった斜里岳に挑戦しました。 前日の夜中に自宅（釧路市）を出発し、道の駅さっつるで車中泊。 朝の4時半に起床すると、お日様に照らされた斜里岳がクッキリ(^^) これは期待できると！ 車内で朝食を摂り、両膝や左足首にキネシオテープをがっちり施し、清岳荘へ向かいました。 清岳荘までは意外と遠い（笑） 清岳荘の駐車場には、キャンピングカーやレンタカーがすでにたくさん止まっており、隣に止まっていた新潟のご夫婦から登山直前に自家製ミニトマト、下山時には手作りナスの漬物をいただきました。とても美味しかったです。 清岳荘で用を済ませ（100円）、目の前の神社で安全祈願し、登山届を書くとともに、そこの小さな金庫に駐車代金（100円）を入れました。 夏休み期間や土曜日ということもあり、登山者はたくさん居るし、ピンクテープもしっかりしており、登山道中での道迷いはないと思います。 登りも下りも川渡りがたくさんあって面白いし、とても涼しげな山行です。川の中の赤っぽい石はほぼ滑りません。でも、乾いた大きな岩は結構滑ります。道中、綺麗な滝が何ヶ所かありましたが、この山には合目標識がありません。 登りは下二股から上二股まで旧道を行くルールのようで、川沿いを歩いて行きますが、旧道を下ってくる登山者も何人かおり、それとなく聞いてみたら、滑ってとても怖かったとか、手の甲から出血してたり、ズボンが破けてる人もいました。やはり旧道は下っては行けないな…とこの時は思いました。 ゆっくりゆっくり頂上へ向かいましたが、ガスガスで全くの眺望無し。山頂で１時間くらい粘りましたがガスは晴れず敢え無く下山。それでも山頂には、20人位の登山者がおり、100名山登頂を達成された男性のお祝いもされてました。 晴れた日なら素晴らしい眺めなのに… 下山は上二股から下二股まで、熊見峠を経由する新道を通ります。こちらも合目標識は無く、とにかくガスガスで眺望無し。下山なのに登り下りを繰り返しちょっと大変でした。そして、途中から下二股を目指しドロドロの急傾斜を下り続けるルートへ。滑るし歩幅が大きくならざるを得ない下りで、またもや膝を痛め、超スローペースの行程を余儀なくされました。とにかく、この急傾斜が長くて長くて…。泣きながら下二股までたどり着き、膝の屈伸を何ども行い休憩後、川渡りを繰り返し何とか下山しました。 新道下山を嫌い、旧道下山する人の気持ちもわかりました(^^) ガスガスのため眺望無しは、残念だったけど、たくさん川渡りがある山はあまり経験がなく、新道下り以外はとっても楽しい素晴らしい山だと思います。 下山後は、清岳荘でバッチ（500円）とティシャツ（2,000円）を購入し、道の駅さっつるで温泉（大人390円）に浸かり帰りました(^^)