活動データ
タイム
03:19
距離
4.0km
のぼり
140m
くだり
141m
活動詳細
すべて見る小田原北条氏シンパの自分にとって、山中城は最重要聖地の一つである。 富士山の眺望がよいとか、往時の城堀がよく残っているとか、それだけの話ではない。 関東に平穏な国家を建設するという信義のために、北条家の家臣らが勝ち目のない最後の防衛戦に挑み、そして壊滅したという、まさにこの場所に夥しい屍が積み重なったという史実の圧倒的な重さだ。 箱根山の西腹という立地が、初代早雲ゆかりの韮山城や興国寺城の方角を見渡しているところも実に泣かせる。 吹き渡る風がここに散った者たちの無念を引き連れて、青空に舞い上がっていくような感覚...、と言いたいところだがー、この史跡ってば、整備が進むにつれて情緒が薄れているような気がするぞ。 曲輪に芝生を張ってみたり、空堀にツツジを植えてみたり、それってどうなんですかー。
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