赤嵓ノ頭・鳥甲山

天気の良い休日。 山へ行かねばっ！と思い 数年前、途中で断念した鳥甲山へリベンジに向かう事にしました。 前回はムジナ平登山口から登ったのですが 途中で断念してしまったので 今回は屋敷の登山口から登ってムジナ平に降り 車道を歩いて戻ろうかと計画していました。 ここのところ暖かったので、雪はそんなにないかと思い チェーンアイゼンだけ持って行ったのですが 遠目から見ても結構雪が残っている(;´д｀) それでも行くだけ行って ダメそうなら引き返そうと思い出発しました。 出だしから急登(>_<) 落ち葉が堆積し道はふわふわ。そして滑る(^^;) 1000m過ぎたあたりから登山道に雪が出てきました。 雪はシャビシャビのシャーベットで チェーンアイゼンでは滑って踏ん張りが効かず 道も急登。 夏履でチェーンアイゼンなのに延々とキックステップで登って行く事に。 登山道の途中で雪があると続きのルートがなかなか見つけられず、雪上を登って行ってしまい なかなか捗らなくて 登りだけで6時間もかかってしまいました。 途中、何度も心が折れましたが 空の青さと陽気の良さと眺望に助けられて なんとか登りきりました。 山頂に着いた時間や脚力の残りを考えて 下山は登ってきたルートで下る事にしました。 下りも急斜面はチェーンアイゼンでは踏ん張れず 滑るし転ぶしでなかなか進めず(ｰｰ;) 夏山気分で行ったので 往復で10時間もかかるとは思っておらず 車に着いた時には物凄くヘロヘロでした。 今回は自分の準備や情報収集の不足でこんな事態になってしまいましたが…。 2000mくらいの山でも残雪期ですしね。 ちゃんと雪の山行に対応できる準備をして行かないといけないなぁ、と反省しました。 怪我などなく無事に下山できてよかったです。