快晴の白山（石川県）

【アクセス】 　市ノ瀬ビジターセンターに駐車してスタート。別当出合までの林道は冬季通行止めでしたが、もう路面にも駐車場にも雪はありませんでした。新型コロナの影響で白山には県外から登山客が来て欲しくないためでしょうか。 【天気】 　☀️ 【コース状況】 　砂防新道〜室堂〜御前峰　標高1,400mmを過ぎると登山道に残雪があらわれ、中飯場を過ぎると雪が続くようになります。トレースが入り乱れてコースが分かりづらい箇所も。甚之助避難小屋手前からは目印の旗竿が立ててありますが、間隔がちょっと広く分かりづらい箇所も。雪が腐っている日中は、滑落の恐れはほぼ無し。山頂付近は雪がなく夏道が出ている箇所もあります。 【感想／記録】 　GWは悪天候が続き、終了すると晴れると言う意地悪お天気でしたが、こんな事もあろうかと事前に有給取得済み。あまり県をまたがずに行ける白山へ。 　登山口の市ノ瀬ビジターセンターには６時前に到着。お隣の県なのに自宅から登山口まで２時間もかかり、白山はちょっと遠いです。登山届を出して、朝食を食べて準備をして６時１５分に出発。まずは別当出合まで長い退屈な林道歩き。７時５０分頃にようやく別当出合に到着。別当出合休憩舎はまだ閉鎖されており、付近は雪崩のデブリや木々が散乱していました。吊り橋を渡り急登の石階段を登っていると暑くなってきたのでジャケットを脱いで出発。 　中飯場を過ぎると雪が続きようになってきたので、アイゼンを装着しストックを出しました。ドンドン登って甚之助避難小屋を通過。トレースを追っていたら夏道を通り過ぎてしまった。この先へ行くとエコーラインに合流しそうですが、予定通り砂防新道をのコースを行くため、引き返すことに。ストックを１本しまってピッケルを出して、山腹をずっとトラバースして行きます。目印の旗竿に合流してトレースを追い、十二曲りの急登はジグを切って登り黒ボコ岩に到着。 　ここから弥陀ヶ原に出ると快晴の御前峰がドン。風が吹いて暑さが和らぎます。五葉坂を登り白山室堂ビジターセンターに到着。ちょっと寒くなってきたので、ジャケットを着てストックは２本にし、ピッケルは腰に刺して出発。高天ヶ原にを過ぎると夏道の雪が消えて石階段が出ておりアイゼンでは歩きづらい。 　１２時過ぎに白山神社奥宮に到着。コロナ退散を祈念してから御前峰へ。山頂からは北アルプスオールスターズ〜御嶽山までが一直線にドン。反対側には室堂から弥陀ヶ原の奥に別山が見えます。お天気は快晴で全ての山々が一望できます。絶景を見ながら昼食を食べてからコーヒー。帰りの時間があるので残念ながら１３時過ぎに下山開始。 　また歩きづらい石階段を下り、雪が出てきたらこっちのもの。ドンドン下り白山室堂ビジターセンターから五葉坂を下り弥陀ヶ原から黒ボコ岩に到着。ストックを１本しまいピッケルを出して急坂を下る準備完了。でも雪が腐った十二曲はもうピッケルは不要でジグを切らず直下降できました。山腹のトラバースは雪面からの日光の反射で灼熱地獄。暑くて汗が滴り落ちます。 　甚之助避難小屋に到着したらピッケルをしまいストックを２本にしてガンガン下り、雪が切れたらアイゼンを解除。別当出合まで２時間ちょっとで到着。ストックをしまい水を補充して出発。退屈な林道は軽くジョギングして市ノ瀬まで１時間ほど、１６時過ぎに到着。残雪期の白山は素晴らしいけど、市ノ瀬からだと余計な林道歩きのため、時間がかかるのでもっと早く出発しないとダメですね。 【注意点や反省点】 　暑くなりそうなので、水分は500mlの保温ボトルに水分を1.5リットルでちょうどでした。 　平日だったので登山客は少なく閑散としており、途中はどこにも寄らなかったので密は避けられたと思います。 　気温が上がると雪は腐ってグズグズになり、登るのは大変そう。朝の雪が締まっているうちに登るのが吉。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal) 　 3,068 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分) 　 412 スタンド( １時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間) 　 15 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階) 　 287 ウォーキングの距離(km) 　30.9 歩数(１日で歩いた歩数 / 歩) 　42,538 心拍数 (１日で最低、最高の心拍数) 　45〜147 体重 　65.5 -> 63.4