岩手山 8合目小屋まで

2021.05.05(水) 日帰り

活動データ

タイム

06:14

距離

7.4km

のぼり

1174m

くだり

1174m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 14
休憩時間
1 時間 16
距離
7.4 km
のぼり / くだり
1174 / 1174 m

活動詳細

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昨夜、ワイフが岩手山行こうと言い出して。箱ヶ森でもけっこうきつかったのに‥ 連休中に一度は行きたかったんですが、ここ数日は大変な強風で、亡くなった方も‥ 山頂へは行かず、最初から8合目を目標にしました。 ワイフ、きのうの疲れがのこってヘロヘロなのに登ります。0.5合目までずいぶん時間かかって、1合目で降りようかとも思いましたが、3合目で調子出てきたんで登り続けました。風が強いので樹林帯の新道をチョイス。ショウジョバカマの群生をはじめ、花々がこれでもか!と咲き誇ってます。 残雪期の登山って難しいですね。雪渓がただの雪渓ならいいんですが、雪の重さで倒された木々の枝がコースを塞いでいます。折らないように優しく避けながら慎重に登ります。これけっこう大変ですね。 その後もけっこう大変だったのですが省略して避難小屋。8合目でもごうごうと風が吹いています。できれば小屋に入ってランチがしたい。向かって左の戸は開きません。「冬期入り口じゃないの?」と裏にまわり、とても重い戸をひいて中に入るも、その中のドアがあきません。「諦めるか」と再び表にいって、ベランダ的なところで風に耐えてランチにしようとしましたが、ワイフ向かって右の戸を引いてみたら開きました。なんだ。コントみたい。 早々にランチを済ませて下山します。新道は木に阻まれて大変だったので旧道を下ろうとして、自分の甘さを思い知らされます。YAMAPのルートを辿ろうとしたら足跡がない。画面を拡大してルートをトレースしようと足跡がない雪原を下り、踏み抜いて腰まで入りました。旧道への合流を試みるも、どうにもなりません。いったん登り返して足跡を辿ります。冬道があるんですね。足跡をたどって、ここからルートにもどるのか… これ、雪の急斜面をトラバースしなきゃいけないじゃないですか!? 私はこの前の南昌山での絶望感に比べたら全然余裕でしたが、ワイフは「足に力が入らない」と泣き出さんばかり。転んでは滑り、止まる。それを4回。「下っても合流するから無理に上がるな」とアドバイスしても錯乱寸前で聞く耳持たず。「滑落してもどうせ木にひっかかって止まるから落ち着いて」とどうでもいい声援を送ります。先を歩いていたお兄さんが心配したのか登り返してくるのが見えました。お兄さんがつく前にトラバースを終えて夏道に合流。お兄さん、見届けて下山に入りますが何度も振り返ってくれました。ほんとすみませんでした。 で、なんとか帰ってこれました。繰り返しになりますが残雪期の難しさを学んだ登山になりました。

メンバー

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