活動データ
タイム
14:49
距離
30.3km
のぼり
2312m
くだり
2305m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る旦那さんと休みを合わせたGW2連休。 アルプスへ行こうとウキウキしていましたが、 毎年お馴染みGWの悪天候。 今年もやって来てしまいました😱 そんなわけで、4日は良いとしても5日の悪天候で遭難案件になりかねないと涙を飲んで⁉️プランを白紙に😢 3日夜、さあ、どうする❓と相談。 ①美ヶ原ロングトレイルを一泊で踏破する ②日帰りで山梨県内の山を登る ③山梨県内の山で天気の影響がまあ我慢できるレベルの山を泊まりで歩く この三つのプランを打ち出して考える。 せっかくの連休、③のプランにする事で決まり🌟 私には小金沢連嶺の中で大好きなピークがある。それは白谷丸。 小金沢連嶺の中でも随一の絶景を誇るその山頂にビバークしてみたい。 でも芋洗いみたいになってるであろう大菩薩は通りたくない😨 そう思って地図を広げ、考えた今回のルートは 竜門峡第一駐車場→大志戸林道→大志戸尾根→ 竜門山→三角コンバ→源次郎岳登山口→日川尾根 →下日川尾根→砥山林道→県道(上日川峠へつながる道)→ペンションすずらん→牛奥ノ雁ヶ腹摺山→川胡桃沢ノ頭→黒岳→白谷丸→湯ノ沢峠→ 大蔵高丸→ハマイバ丸→米背負峠→大蔵沢林道→ 県道(上日川峠へつながる道)→竜門峡第一駐車場 という大きな周回ルート。 久しぶりのテント泊装備を担ぐ事になるが、 このルートの良いところは途中にペンションすずらんがあるところ😁 ペンションすずらんで昼食や飲料、水の補給を行えばそこまでは荷物が少なくて済むのだ🤩🙌 旦那さんもこの案にのってくれ、いざ決行💪 【1日目 5月4日】 ①竜門峡第一駐車場〜大志戸尾根 竜門峡駐車場は第一、第二がある。合わせて15台くらいは入るかな?第一には綺麗な水洗トイレ。和式ですけどね。 竜門峡遊歩道へ向かい、しかし途中の入り口はスルーして林道を進む。尾根の取り付きには道標がある。トレラン大会のコースにもなっていて、もしかすると古くから旧大和村で整備もしたルート?里山レベルとしてはとても綺麗で雰囲気の良い登山道。 大天狗というピークが岩場の急登でロープあり。他は美しい尾根に癒されながら歩く。 尾根上は場所により富士山、南アルプスの展望がある。 ②源次郎岳登山口〜ペンションすずらん 大志戸尾根の境沢ノ頭というピークから下ってくると道は落ち葉に覆われたトラバース道となり、ところどころ道がわかりにくいが迷うほどのものではない。林道に出て少し下れば源次郎岳の最短登山口。そこから入山し、源次郎岳直下の分岐を山頂方面でなく日川尾根に入る。 静かでなだらかな美しい道を進み下日川峠へ。 その後は林道歩きで県道に出る。上日川峠方面へ進みペンションすずらんへ。 ここでランチと飲料、水の補給。 ③牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜白谷丸 ペンションすずらんからは目の前の登山口から牛奥ノ雁ヶ腹摺山目指す。 600数十メートルは登るかな❓😂 誰だ、こんなキツイコース考えたの〜‼️って 私だわ🤣🤣🤣 時刻は昼過ぎ、大菩薩の方から縦走して来た方々がゾロゾロと10人以上連なって下りて来ます。その後も続々と…😅 あぁ、アプローチ別のところにしておいて良かったよ〜😅 さて、休憩は取ったもののここまですでにかなり歩いて来て、さらに水が加わっての急登はキツイ。 約2時間ノロノロ🐢と登り続け、ようやく牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂へ😆🙌 …ってまだゴールじゃありませんからね🤣 眼前に見えるは黒岳方面への鬼下りと鬼登りの景色😱はい、行くしかないですよね。 記念撮影を手短に済ませて先へ。 ここは150くらい下って100くらい登り返します。まあ100ですからね…とだんだん感覚がおかしくなります(笑) 登り切って川胡桃沢ノ頭。ここも気持ちの良い山頂。普段ならそうそう人のいないここにも人がいたので先へ。奥秩父らしい苔むした登山道を緩やかにアップダウン。 大峠へ下降する分岐を過ぎたら黒岳山頂。 さあ!白谷丸はもうすぐ! ④白谷丸にて まだ日没まで余裕がある時間に到着できたので、景色を楽しみながらビバークの幕を張る場所を考えます。 翌日はこのあたりの標高でも20メートルを超える風が吹く予想。山頂に飛び出す前の登山道脇の樹林の間に張ることに。 石もなく草でフカフカしてマットも要らないかなと思えるくらい寝心地の良い場所でした。明るいうちに食事、片付けを済ませて夕景の撮影をして、早々に消灯。 19:30、足音でビクッと。ヘッデンの明かり。 通過の登山者でした。ナイトハイクなのか、行程の遅れか。前者である事を願う。 【2日目 5月5日】 2:00前に目が覚めて夜景の撮影へ。 目で見ると美しいが写真に撮るのは難しい。 やはり風が強い。テントは場所がよく風に煽られてはいない。天気予報は少し好転。 しかし午前中勝負だ。そう思いながら二度寝する。 ⑤白谷丸〜米背負峠 夜明けに向かいどんどん爆風になっていった。 まるで大海原の真ん中で荒波に放り出されたような凄い音。 夜明け前、うっすら明るくなって来た空には雲も多いが富士山も見えている。感謝🙏 朝食のアルファ米の待ち時間で片付け、パッキングなどを大方済ませる。 食事が済むと外が明るく感じる。外へ出ると日が昇っている。力強いオレンジの太陽だ🙌☀️ 白谷丸の草原も赤く染まり美しい。 雨にならなかった事を本当に良かったと感じながらテント撤収。ゴミは小さなものひとつも残さぬようよく確認して、一晩お世話になった白谷丸に感謝の気持ちと別れを告げる。 水や食料を消費して荷物は少し軽くなったが、前日の疲れもあるのでゆっくり景色を見ながら歩く。白谷丸から少し下ると風は嘘のように感じられなくなる。湯ノ沢峠で水を少し取ろうかと思ったが、手入れされていない水場から水は出ていない。もう少し下がれば出ているかもと旦那さんは言うが、ひとまずまだ残っているのでそのまま先へ。 その後はなだらかな気持ち良い道を大蔵高丸、ハマイバ丸と繋ぐ。富士山の隣の吊るし雲が印象的。南アルプスも見えている。 白谷丸よりも風は弱い。 まだこの標高の稜線は新緑もなく、冬枯れのカラーのままだ。6月あたりからがベストシーズンか。 ハマイバ丸から先は強い下り基調となり、天下石を経て米背負峠に到着。土ザレで掴まる木もない急下降が何度かあるので気をつけたい。 ⑥米背負峠〜竜門峡第一駐車場 米背負峠からは谷地形の中を沢を何度か渡渉しながら高度を下げていく。 朽ちた橋などがあったり、ところどころ荒れ気味のところもあるので気をつけて歩く。 道迷いしないよう目印は非常に豊富についている。 広場のようなところまで下り切ればあとは林道歩きだ。 約1時間半の林道歩きとなるがなかなか長くて辛い😅 今回は地図にはないが途中甲斐大和駅への近道と思われる道標に従って終盤少し山道を歩きました。詳細はレポを参考にしてみてください。 上日川峠(大菩薩嶺登山口)につながる林道に出たら15分程度で駐車場に帰還です。 今回は小金沢連嶺へのアプローチに大志戸尾根という美しく静かなルートを使いました。 初日の累積標高は2000メートルを超えますのでそこそこキツイですね😅我々は2日目の天気がかなり悪い事を想定していたので出来るだけ先へ、と頑張りましたがこのご時世ですので、同じような山行を考えられる方はご無理なさらずに。 久しぶりに衣食住を背負った山行は充実していて、やっぱり山はいい。 そしてやっぱり静かな山がいい。 改めて思いました。 読んでいただきありがとうございます😊
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