活動データ
タイム
18:11
距離
11.9km
のぼり
2205m
くだり
2315m
活動詳細
すべて見る【この悪天候でよく耐えたね!その経験は次の登山に必ず活きるよ!】 仲間との登攀と、ご依頼を合わせて、計画した白馬主稜は中止にして選んだのは、明神岳主稜。 予報以上の悪天候の中、取り付いた明神岳五峰。 烈風で吹き付ける吹雪の中、山頂までのルート取りに手間取り、たどり着いた五峰山頂では、どんどん悪くなる天候に、先に進むか戻るか悩んだけど、悩む時間すら勿体ない状況に陥り、山頂に出来た雪庇に雪洞を掘ろうとしたけど、浅すぎて断念。 そのままデカいバケツ(穴)を掘ってテントを設営。 さらにクライミングロープで網を張ってテントを押さえて一夜を過ごした。 無事、夜を明かしたけど、おさまらない烈風。 でも、テントを開けると超快晴で文句なしの展望。 やり切ったので下山しようかなって考えたけど、きっかけもあり、行けるだけ行くか?って、五峰から先に踏み込んだ。 四峰、三峰と進む間も絶え間ない烈風と、打ち付ける雪で辛い登攀が続いたけど、唯一の救いは文句なしの快晴だけ。 そんな中、二峰で出会ったパーティから上記の言葉を頂きました。 『五峰台地でも、夜を明かすの苦労したのに、この悪天の中、山頂でよく耐えたね!その根性と経験は必ず次の登山に活きるよ!』 ありがたい言葉を胸に明神岳山頂に到着! 明神沢を下山中、後方から雪崩が迫ってきたけど、交互行動、交互警戒が功を奏して被害無し。 遭難死が相次いだ北アルプスで、今回もたくさんの事を学び、目標達成して無事下山。 下山中に出会ったのは、前日の悪天候で五峰大地から撤退したパーティ。 この組のリーダーは70歳越えてて、且つ、右手が無いんです。 『ダブルアックス(ピッケルのことね)使えないから、苦労しちゃうよ(笑)』 って、笑って言いのけるこのお父さんの組は、あの悪天候の中、明神岳は撤退しても前穂高岳を往復してるんです。 世の中凄い人たちがいるなぁ。 おれ、弱音吐くと、身体悪いから労われとか、敬えとか、崇めろとか言ってました。 ごめんなさい。 最終日は、ボランティアで長野県大町市(高瀬ダム奥の駐車場から名無し小屋)の登山道整備してきました。 詳しくは、公式サイト(https://taka10pj.com/blog-entry-210503/)を見てくださいね。 悪天候の登攀動画も、編集後 YouTube(https://youtube.com/user/cocohina2002)でも公開しますので、チャンネル登録よろしくお願い致します。
動画
メンバー
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