茂倉岳　日帰りピストン

茂倉岳（しげくらだけ）に登ってきました 谷川連峰の一つで、群馬・新潟の県境にある1,977,9 mの山です。 これ以上ない快晴に恵まれてラッキーでした。 ただ上の方はやはり残雪が多く、ここで滑落したらただじゃ済まないような雪面のトラバースなど、極度の緊張を強いられる場面もあり、なかなかに厳しい山行でした。 中間地点の矢場ノ頭までたどり着くと、そこは遮るものが一切なく見事な大展望が広がっていました。 右手に万太郎山、連なる稜線上に谷川岳、続いてこれから向かう茂倉岳、にょきっと大源太山、その彼方にはたおやかな巻機山が。稜線は続くよどこまでも、一度は歩いてみたい魅力的なコースがぐるり手の届きそうなところにあります。 山頂からはまさに360度の大パノラマで、目の前には谷川岳、越後三山や苗場山といった越後の山々、そして彼方にある至仏山、日光白根山、浅間山、赤城山もくっきり見えました。 ここまで来たからには谷川岳に縦走してみようかという気がムクムクと湧き上がりましたが、命が惜しいので止めました。谷川岳怖すぎ。 正直あまり期待せずに来たのですが、良い意味で裏切られました。 2000m弱の山ですが、北アルプスに来ているんじゃないかと思うくらいの景観でした。 人で溢れる谷川岳とは違って、落ち着いて登れるのもまた魅力です。