山に人あり。命の水有り難う。・・・傾山・笠松山・本谷山・丸山・古祖母山・障子岳・祖母山・大障子岩・障子岩(前障子岩)

2021.05.02(日) 3 DAYS

活動データ

タイム

39:54

距離

36.9km

のぼり

3455m

くだり

3715m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 5
休憩時間
6 時間 49
距離
6.5 km
のぼり / くだり
1099 / 463 m
2 22
1 5
2 17
59
DAY 2
合計時間
16 時間 49
休憩時間
8 時間 30
距離
15.9 km
のぼり / くだり
1624 / 1252 m
1 16
2 1
47
1 9
1 32
1 14
1 20
7
DAY 3
合計時間
11 時間 59
休憩時間
4 時間 25
距離
14.3 km
のぼり / くだり
723 / 2000 m
1 38
33
1 50
9
51

活動詳細

すべて見る

 GWの登山もコロナなどで遠出はしないようになった事もあり、一人で祖母傾の縦走を無謀にも考えた。 テント泊で二泊の予定だが、ここ10年ぐらいテント泊したことないし、二泊は初めての経験である。行程を考えたが、九折越と祖母九合目に止まるので、車を九折の駐車場に止めて、祖母山をぐるっと回って上畑の健男神社に下りてきて、九折まで戻るというルートに決めた。   <アクセスタイム>一人山行、5月2日~4日 唐津鏡0400==日田==瀬の本==竹田==0730九折登山口駐車場~~~1630九折駐車場==日田==2100唐津鏡 <一日目>  車も少なく、スムースに駐車場まで着いた。朝飯は竹田でと思ったがレストランは開いてなく、コンビニで済ます。駐車場はほぼ満車だが、二台分ぐらい開いていた。二十台以上が止まっていた。大人気なのだ。ずっしりと重いザックを背負って登り始める。昨日測定したら22.2kg、そこまで重くないと思ったが重すぎでふらふらする。  ここは一度下りてきたことがあるので、どんどん進んでいくと行き止まりで川がある。GPSの電波をうまくとれずに出発から動いていない。どこにいるかもわからない。向こう岸を見ると赤いテープが見えたので、渡渉してルートに戻り安心した。その後もなかなかルート外れしながらも上っていくが、一時上ってここが三っ男コースでなく上畑コースというのがやっとヤマップで確認できた。しょうがないのでこのまま上る。まったく匍匐前進と言うぐらいのスピードで登って行き、やっと九折越についた。死ぬかと思うぐらいきつかった。  息を整えて、誰もいないところで一番良さそうなところにテントを張った。取り合えず昼飯を食って横になって休んでいると、バラバラと音がする。あられが降っている。傾山に行こうと思っていたが、しょうがないので昼寝するもみぞれみたいなものがふ降り続ける。16時過ぎてもおさまらないので、飯を炊いてウイスキーで喉を潤し、夕食まで食べた。5時半頃に雨がやんだので水くみに行く。戻ってやることがないので、とりあえず傾き山の方へ散歩するが、結局山頂まで行ってしまった。帰りに夜目も利かなくなったが、星がものすごく多くしかも一個一個が明るく、衝撃的にきらめいている。また真の静寂というのはこんなに静かなのかという無音状態が心頭に染み渡った。テン場に戻るとテントはすでに10張り以上、星も小さくなり、人の話す声や鹿の泣音で、逆に安心しながら就寝した。 <二日目>  二日分ぐらい寝た感じがする。5時くらいからこそこそするが、出発は7時過ぎになった。もう陽は高く明るく天気も抜群だ。九折小屋の横を上っていく。昨日中に15人ぐらいの人でいっぱいだった。坂道は歩けないので歩けないので、ぼちぼち歩く。下りもゆっくり。笠松山、木谷山の山頂付近はアケボノツツジが咲いている。ここ数年見たことがないが、やや花びらが小振りのようで、花も終わってきている。木谷山から尾平越まではだらだら下りで楽ちんだった。この先のピークで昼飯にする。  古祖母山の登りはものすごく堪えました。結構な人気の山か人が沢山下りてきます。道を譲ってくれるが、ゆっくりしか登れない。何とか山頂に着く見晴らし抜群。私にとっては初めての山になります。  障子岳に向かいます。比較的楽に登れました。360度の展望がまったく素晴らしく、ずーっといたい感じだが、ヤッホーを南と北に二発づつ叫んで祖母山に向かった。北も南もよくこだましてくれた。  黒金尾根を登ったあたりでテン泊している夫婦に出会った。厚かましくも水を少し分けてほしいとお願いしたら、気持ちよく分けていただいた。少し戻って下に水場があり、自分で行けといわれたらそれまでなのだが、少し不足感はあった。少々節約気味に来たので十分に補給できて、祖母山の登頂が出来そうだ。丸山から下った水場で汲んでいけばよかったのだが、その前の木谷山の水場で半分しか入れてないのを忘れていた。水は本当に大切で、すべてに係わってくる。多めに汲んでおく必要がある。  そんなこんなで、祖母山の山頂で、ヤッホーを4発行って下山し、無事にテン場についてテン泊した。 <三日目>  今日も4時ぐらいからごそごそされる方もいたが、疲れて起きる気力がないのと、結構冷え込んで今が一番寒かろうという感じ。風は直接は当たらないが、昨日一晩中上空は強風だったようだ。朝もゆっくりしてテントを撤収。下山する。下山といえどもなか下がらずに下がらずに、大障子岩なるものを上らないと行けない。最後の力を振り絞って上る。大障子岩で一人のおっちゃん(70数歳?)を追い越した。写真を撮っていただき、有り難うございました。結構にゆっくりで、健男神社に6時のバスで帰るとのことなので、ゆっくりで良いと言われた。  祖母山から大障子岩までのコースはアケボノツツジが満開状態で本当に素晴らしい。大障子から前障子岩下までの稜線はシャクナゲが本当に沢山咲いていた。こんなにもアケボノツツジやシャクナゲなどきれいに咲いている。この稜線で出会った人は二人だが、咲いているのはわかるが、上ったり下ったりするのは気力が必要かも。  やっとの事で、前障子からだらだらと下り始める。もちろん前障子には行かない。長い下りで沢で水を補給して健男神社にやっとのことでたどり着く。  ここで、昨日水をいただいたご夫婦が車で通りかかり「送りましょうか?」と有り難い声をかけていただきました。思わず「お願いします。」というのを我慢しました。達成感でアドレナリンが出ていたのか、比較的元気になっていましたが、大変有り難い言葉をかけていただき恐縮です。この場を借りて水をいただき、声までかけていただいたお礼を申し上げます。 ここから九折駐車場まで約一時間、と思いながら、最後の力で辿り着きました。 <所感> ・荷物が重すぎる。  後5kgは軽くしたい。不要な食料品やいらないものを持って行かない。 ・水場での補水をこまめに行う。  ギリギリではなく、余裕のある補水を行う。夏ならばより必要になる。 ・地図のコピーを持参する。  ヤマップだけに頼らず、注意点などを事前に調べて書き込んでおく。 ・飯ごうでのご飯炊きはやめた方がいいかも  重すぎるので、アルファー米などを利用した方がいいかも。 ・食事はおいしいものを  まずいと食べたくなくなる。おいしいものを必要量用意する。 ・ビタミンゼリーは必需品  飲んだら2時間後には元気になる。行動食として最適? ・10時と3時にはおやつタイムを  一日4000kcalほど使うので、それなりの補給が必要。行動食もよく計算して持って行く。5日の朝の体重も80.8kgと2.5kg減りました。(残念ながら2日で戻りますが・・・。) ・酸っぱいものが食べたい  クエン酸や酢など脂肪を燃やしやすくするものがほしくなる。今回は全くなかった。 ・大障子~上畑コースは登りは死ぬかも。  下りでも相当に堪えました。一人登ってくる人に会いましたが、坂が半端ないと言うことです。  荷物の重さと水と食い物の話だけですが、大いに反省するところあった。楽しいと言うより辛い三日間でした。一時は山に行きたいと思わないが、次回挑戦するときは、もっと楽しみながら歩きたい。  

傾山 健男神社に寄ってみます。駐車場は一杯でした。
健男神社に寄ってみます。駐車場は一杯でした。
傾山 九折登山口の駐車場、ここも一杯です。
九折登山口の駐車場、ここも一杯です。
傾山 小屋の内部
小屋の内部
傾山 コース間違えて、こっちに。
コース間違えて、こっちに。
傾山 林道出会い
林道出会い
傾山 何の花?
何の花?
傾山 緑が深い。
緑が深い。
傾山 もうすぐ
もうすぐ
傾山 やっと着きました。九折越
やっと着きました。九折越
傾山 誰もいないところで、テントを設置。
誰もいないところで、テントを設置。
傾山 黄色いテントは10年以上になります。
黄色いテントは10年以上になります。
傾山 ご飯が多過ぎ。
ご飯が多過ぎ。
傾山 水場は少し遠い。
水場は少し遠い。
傾山 テントが増殖している。
テントが増殖している。
傾山 中に15人ほどいました。
中に15人ほどいました。
傾山 ミツバツツジ
ミツバツツジ
傾山 傾山まで散歩。
傾山まで散歩。
傾山 アケボノツツジ、ここ数年初めてです。
アケボノツツジ、ここ数年初めてです。
傾山 杉ヶ越分岐
杉ヶ越分岐
傾山 前傾山
前傾山
傾山 コル
コル
傾山 山頂に到着。
山頂に到着。
傾山 寒い!防寒帽と冬の手袋しています。
寒い!防寒帽と冬の手袋しています。
傾山 日が本当に沈みました。
日が本当に沈みました。
傾山 真っ暗で到着。
真っ暗で到着。
傾山 朝です。
朝です。
傾山 昨日のご飯は冷たすぎました。
昨日のご飯は冷たすぎました。
傾山 アケボノツツジ。
アケボノツツジ。
傾山 ~
傾山 傾山
傾山
傾山 アケボノ
アケボノ
傾山 笠松山
笠松山
傾山 南の方の山
南の方の山
傾山 本谷山も遠い。
本谷山も遠い。
傾山 傾山も遠くになった。
傾山も遠くになった。
傾山 古祖母、障子岳、祖母山遠い~。
古祖母、障子岳、祖母山遠い~。
傾山 ここはアケボノツツジの山
ここはアケボノツツジの山
傾山 ~~
~~
傾山 アセビもあるよ
アセビもあるよ
傾山 昨日の雪が残っている。ここで一休み。
昨日の雪が残っている。ここで一休み。
傾山 本谷山の前の水場。
本谷山の前の水場。
傾山 本谷山
本谷山
傾山 まだ遠い。祖母山まで本当に行くの??
まだ遠い。祖母山まで本当に行くの??
傾山 久住連山が見えます。
久住連山が見えます。
傾山 高千穂方面、遠くは九州脊梁でしょうか?
高千穂方面、遠くは九州脊梁でしょうか?
傾山 ミツバツツジもあります。
ミツバツツジもあります。
傾山 尾平越
尾平越
傾山 ここからも尾平に降りれます。
ここからも尾平に降りれます。
傾山 ミツバツツジのトンネル。
ミツバツツジのトンネル。
傾山 やっと着きました。眺めは!!
やっと着きました。眺めは!!
傾山 大崩山方面
大崩山方面
傾山 高千穂町
高千穂町
傾山 親父岳の7稜線
親父岳の7稜線
傾山 アケボノも満開
アケボノも満開
傾山 ~
傾山 ~
傾山 障子岳
障子岳
傾山 大障子岩方面
大障子岩方面
傾山 やっと着きました。
やっと着きました。
傾山 祖母山が近づいてきました。
祖母山が近づいてきました。
傾山 明治14年?
明治14年?
傾山 本谷山
本谷山
傾山 古祖母山と大崩山方面
古祖母山と大崩山方面
傾山 高千穂町
高千穂町
傾山 親父岳の稜線
親父岳の稜線
傾山 親父岳方面
親父岳方面
傾山 阿蘇五岳
阿蘇五岳
傾山 遠くに久住連山
遠くに久住連山
傾山 天狗の岩屋(烏帽子岩)
天狗の岩屋(烏帽子岩)
傾山 小ピーク
小ピーク
傾山 傾山
傾山
傾山 大障子岩の尾根
大障子岩の尾根
傾山 天狗の岩屋、ご遠慮申し上げます。
天狗の岩屋、ご遠慮申し上げます。
傾山 黒金尾根分岐
黒金尾根分岐
傾山 やっと着きました。はしごなどを使って何とか登れた。
やっと着きました。はしごなどを使って何とか登れた。
傾山 傾山
傾山
傾山 祖母山山頂の祠
祖母山山頂の祠
傾山 祖母山山頂より傾山、大障子尾根
祖母山山頂より傾山、大障子尾根
傾山 障子岳、古祖母山の稜線
障子岳、古祖母山の稜線
傾山 親父岳の尾根
親父岳の尾根
傾山 久住方面
久住方面
傾山 祖母9合目小屋、テントも3張
祖母9合目小屋、テントも3張
傾山 日が沈みます。
日が沈みます。
傾山 下のテンバには10張程度。
下のテンバには10張程度。
傾山 夕食のつまみ
夕食のつまみ
傾山 久住連山と由布岳鶴見岳
久住連山と由布岳鶴見岳
傾山 祖母山
祖母山
傾山 左に傾山と本谷山
左に傾山と本谷山
傾山 古祖母山
古祖母山
傾山 アケボノツツジが沢山咲いてます。
アケボノツツジが沢山咲いてます。
傾山 アケボノのアップ
アケボノのアップ
傾山 ~
傾山 ~
傾山 ~
傾山 ~
傾山 ~古祖母山を望みながら
~古祖母山を望みながら
傾山 ~
傾山 ~
傾山 またアップ
またアップ
傾山 ピンクでなんかこう表現が難しい清楚で美しい。
ピンクでなんかこう表現が難しい清楚で美しい。
傾山 宮原分岐
宮原分岐
傾山 シャクナゲの道
シャクナゲの道
傾山 広葉樹林の道を気持ちよく歩く。
広葉樹林の道を気持ちよく歩く。
傾山 自然林の織りなす縦走路
自然林の織りなす縦走路
傾山 眼下に大きな岩が見える。
眼下に大きな岩が見える。
傾山 祖母山から障子岳
祖母山から障子岳
傾山 障子岳から古祖母山。天気が良くて気持ちがハイになる。
障子岳から古祖母山。天気が良くて気持ちがハイになる。
傾山 アケボノも応援している。
アケボノも応援している。
傾山 池ノ原r展望所とある。
池ノ原r展望所とある。
傾山 シャクナゲと
シャクナゲと
傾山 アケボノツツジに
アケボノツツジに
傾山 きつさわするる。
きつさわするる。
傾山 傾山をのぞみつつ、
傾山をのぞみつつ、
傾山 大障子岩がまだまだ先にある。
大障子岩がまだまだ先にある。
傾山 シャクナゲの花も
シャクナゲの花も
傾山 きれいですが・・・。
きれいですが・・・。
傾山 馬の背
馬の背
傾山 アケボノと
アケボノと
傾山 シャクナゲ
シャクナゲ
傾山 コラボしている
コラボしている
傾山 
やっと八丁越
やっと八丁越
傾山 古祖母、障子岳、祖母山
古祖母、障子岳、祖母山
傾山 向かいに見える本谷山
向かいに見える本谷山
傾山 アケボノツツジを見ていると
アケボノツツジを見ていると
傾山 大障子岩に到着。
大障子岩に到着。
傾山 同じ道をたどっている人に取ってもらいました。
同じ道をたどっている人に取ってもらいました。
傾山 ここはシャクナゲが咲いています。
ここはシャクナゲが咲いています。
傾山 こんん感じでした。
こんん感じでした。
傾山 ミツバツツジも負けじと咲いています。
ミツバツツジも負けじと咲いています。
傾山 死ぬ感じで、やっとここまで辿り着きました。前障子登る元気はありません。
死ぬ感じで、やっとここまで辿り着きました。前障子登る元気はありません。
傾山 シャクナゲがまだまだあります。
シャクナゲがまだまだあります。
傾山 かなり近づいてきた傾山
かなり近づいてきた傾山
傾山 古祖母山、大障子岩が右手に見える。
古祖母山、大障子岩が右手に見える。
傾山 由布岳
由布岳
傾山 傾山がすぐそこに
傾山がすぐそこに
傾山 ここに登山口があります。
ここに登山口があります。
傾山 三つ坊主コース遠望
三つ坊主コース遠望
傾山 やっと道まで下りてきました。ここから約一時間歩く。
やっと道まで下りてきました。ここから約一時間歩く。
傾山 待っていてくれました。ありがとー!!何とか辿り着いて、もう歩きたくない。
待っていてくれました。ありがとー!!何とか辿り着いて、もう歩きたくない。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。