活動データ
タイム
17:54
距離
26.4km
のぼり
2480m
くだり
2476m
活動詳細
すべて見る連休は強い寒気が入り冬型の荒れ模様のよう。 北アルプスは諦めて 比較的よさそうな南へ絞る。 3日~4日が唯一の☀️のようだ。 候補の中から、甲斐駒ヶ岳に登ったときにとても素敵で行ってみたかった 南の女王 仙丈ヶ岳をピックアップした。 戸台から歌宿まで もうバスが開通しているようだが 乗りたくないので、あえて長い地蔵尾根を柏木登山口からやってみようか。 といっても、天候の変化も気になり、出発して現地へ向かいながらもまだ迷いが… 仙丈小屋(冬季解放)での宿泊を予定して装備を準備してきた。 初日は かなり強風で冷えそうだが、翌 2日目は暑くなるらしい。 効率のよいレイヤリング。 装備は何を準備すればよいか。軽くしたいがしっかりした冬山装備は絶対必要だし、避難小屋宿泊の準備がいる。 寒がりの私はあれこれ追加して重装備。 こんなに重くて歩けるんだろうか? 小屋が密だったらどうしよう? 他に変えようか?💦💦💦 んん〰️っ!えぇい‼️ 久しぶりに引っ張り出してきたテン泊用の大型ザック65Lを背負いヘッデンで登山口を出発。 今風のライトな造りのザックに比べて旧型のこの子はムダに大きくて重いが、担ぎ心地は抜群で背負ってしまえば重さは感じない。 林道を何度か横切って白く雪のついた長い長い道をゆく。 暗いうちの方が距離は気にならないし 歩きやすい道はありがたい。 直ぐ下に林道を見ながら並走する登山道。帰りはあっちを通ってみようか? 3~4センチくらいの雪を踏みながら下に硬い凍った感触がある。 トラバースも続き 傾斜が増すと 荷の重さもあり滑るので地蔵岳手前でアイゼンを付ける。あぁ快適♪ 霧氷が見られ、地蔵岳から展望が広がると白くお色直しの景色が素敵✨ 荒れた後のご褒美だ。 稜線に乗ると想定通り風が強くなり冷えてきた。 雪は深く20~40センチはあるだろうか。先行さんのトレースに感謝しながら 尾根をを進むと 空の色は 北からどんどん怪しくなってくる。 ペースはずっとゆっくり 休み休みだったので 大した苦痛もなく 分岐に着いた。雪煙が舞っている。ピークは暴風だろう。 分岐で小屋が見下ろせた。 晴れていても先に小屋に入ってスペースを確保する予定だったので 降りることにする。 広い小屋はコンクリートの床が冷たく、先住民の方がお一人、テントを張られていた。ご挨拶して、奥のスペースにツェルトが張れそうなところを確保。 めっちゃ寒い❕象足履いて 着込んでから 温かい飲みもの☕で ホッと一息。 食事用や明日の水を作ったり やることは沢山ある。 夕御飯を食べたら外はホワイトアウトで夕陽どころではなかった。あぁ~ぁ😵 とにかく冷えて寒い⛄ 着込めるものみんな着て、カイロをペタペタ張って7時には就寝。 空間を仕切るためのツェルトは防寒にもとても有効で 暖かく よく眠れた。 この日の宿泊は 他にソロの方3名、それぞれ間隔を十分取って 快適だった。 たっぷり9時間寝て翌朝🐔 お~っ!晴れだっっ☀️🙌 ご来光を撮りに外へ。 (相方、お腹の調子悪く出るに出られず💧) 分岐まで登るが雲の層に邪魔され不発で残念😰ピンクに染まった女王さまが見たくて来たのになぁ😢 小屋で朝御飯を食べたら 片付けをして装備を整え、さぁ出発! 分岐にザックをデポして空荷でピークへ👆 って、あっという間にピークです💧 なんだこんなに近いの? 展望は 晴れながら霞がかかってスッキリではない。富士山も見えなかった。 風は強くよろけるので低姿勢で耐えることも。 バラクラバにゴーグル持ってきてよかった❗👌 しばらく写真を撮って 満足したらデポ地まで下降。 下りだしたら暑い暑い💦 堪らず途中で大着替えして、長い行程に足らなさそうなので 追加で水を作ってついでに珈琲タイム☕にする あとは降りるだけなので のんびり行こうよ♪ 地蔵岳から下は、新雪が溶けて再凍結の氷が剥き出しになり滑る滑る😵💦 下りはチェーンスパイクがあれば快適だったろう。 下部はカラマツの落葉でふかふかの道、長いが快適な帰り道。 登山口まで無事に降りることができた。 爽やかな風と日射しのなかで 荷を解いて ホッとしながら山行を振り返った。 連休中、各地で遭難があったことを帰宅後に知りました。 ご冥福をお祈りいたします。 経験を積んでも 体力に自信があっても、人は天候には勝てない。 5月の高峰は時として難易度がとても高くなると思う。 計画と細心の注意、最悪を想定した装備、撤退などの判断が必要だと改めて思った。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。