金剛・○○・霧島・比叡(韓国岳-獅子戸岳)

2021.05.04(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 29
休憩時間
1 時間 24
距離
13.1 km
のぼり / くだり
1074 / 1076 m

活動詳細

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今度、子供が栃木に住むことになりました。今回は自動車も必須みたいなので、それなら顔を見に行くのにかこつけて、榛名山の登山口まで送り迎えして貰えないか、と期待しています。一方、関西在住なので、金剛山と比叡山は済ませており、それなら霧島山には行っとかないとね、とそういうのが今回の九州遠征の背景でした。しかし、この話をしても、「それはそうですね」と即答してくれたのはおひとりだけで、多くの方はこの四座を制覇することにあまり意義を感じておられない。女性はともかく、男子でもわからないものかなあ。 初日に高千穂峰に登って、翌日に韓国岳の御来光登山、というのはスケジュール的な意味で決めたことでしたが、結果的には大正解でした。前日に登った高千穂峯が、次第に朝日に照らされていく---というのは、より感動を増すことになりました。 それはさておき、御来光を狙うのなら、3時の登りだしと考えていましたが、朝食を食べたりテントを撤収したり、挙げ句の果てに星を撮っていたりすると、気がつけば1.5時間が経過しており、予定より30分以上遅いスタートです。鹿の目に監視されつつ登山口まで移動し、ヘッデン点けて行動開始。暗いので足元しか見えませんが、ルートは明瞭で、硫黄山分岐まではずっとロープがはってあるので、これに沿っていけば迷う心配はありません。硫黄山分岐からはガレ場になります。上に山小屋の灯りが見える、と思ったら月だったというのはお愛嬌でしたが、山頂近くにヘッデンの灯りが見えて、同じような人がいるんだと思っていたら、まさかの下山途中。えー、御来光見たいのは私だけ? 途中から、どうも早く着きすぎそうだという気になってきましたが、結果的には早すぎると言うほどでもなく、東の空が明るくなってくるくらいに到着し、夜から朝への変化を楽しむことができました。また、天気予報に霧マークがついていたので多少期待していたように、大雲海とは言えないまでも、要所要所に雲の海が見えたため、これも嬉しかったですね。特に、高千穂峰・新燃岳が次第に明るく照らされていく様は、神々しく感じました。昨日の風景もよかったですけど、カレンダーの写真はもう決まりと思えるくらい。ただ、大浪池を撮っている間に、気付いたら太陽が出てきました。いけないいけない。空の色も美しかったです。 のんびりしているといつまでも居そうなので、適当に切り上げて獅子戸岳へ。ちょうど、3月から新燃岳の規制緩和で近付けるようになったところです。ここへの途中から見る高千穂・新燃も素晴らしい。途中、稜線に雲が入ってきたりして、これは神の所業かと喜んだのですが、残念、新燃が雲に浮かび上がることはありませんでした。でも、火口を見晴らせるところまで近付けて感動。ただし、この箇所はなかなか辛い道のりでしたね。特に帰りは韓国岳の登りが堪えます。 本来は大浪池を回って帰るつもりでしたが、夜中に計画変更した通り、ピストンに変更。暗くて全くわからなかった眼下の風景を、改めて堪能することができました。こっちも正解。ただ、登りよりも長く感じたなあ。下山後、山の駅の売店で唐揚げを食べました。500円で高いかなと思ったら、山盛り入っていて堪能。午後の予定に向けていい蛋白補給になりました。自動車に乗って、一路南へ。 道の状況(これこそ超メジャールートですが): 【登山口-硫黄山分岐】普通の登山道です。暗いと不安でしたが、両サイドにロープが張ってあるので安心です。左のロープ沿いに歩きました。 【硫黄山分岐-山頂】ガレ場の登りが続きます。分岐らしい分岐がないので迷う心配はなさそうです。 【山頂-獅子戸岳】(韓国岳から見て)最初の1/3は急な下り(ガレ場)、次の1/3は下り基調の平坦路。いい加減に登りに変わって、と感じました。最後の1/3はガレ登り。危険箇所はありません。当たり前ですが、山頂から新燃岳へは行ってはいけません。 レイヤリング:基本的に初夏の格好でした。上がドライナミックメッシュ+Tシャツ+速乾性山シャツ(長袖)、下がCW-Xに薄手のコンバーティブルパンツ(長いまま)。ただし、スタートと山頂ではフリースとナノエアを着ました。 水分:下山までに400mL消費。結構飲みました。 忘れ物:キャップとパンを自動車に忘れてきました。

霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 昨日のお宿。2時前に起きて撤収。朝食はハヤシメシと茹で餅。
昨日のお宿。2時前に起きて撤収。朝食はハヤシメシと茹で餅。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 肉眼では、天の川はかろうじて。左側に半月が昇っているので、空が明るいし、手前にテントがいくつもあるのでちょっと明るいし。
肉眼では、天の川はかろうじて。左側に半月が昇っているので、空が明るいし、手前にテントがいくつもあるのでちょっと明るいし。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 韓国岳にいでし月かも。
韓国岳にいでし月かも。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 のんびり写真を撮っていたら、スタートが3時半になってしまいました。間に合うかな?
のんびり写真を撮っていたら、スタートが3時半になってしまいました。間に合うかな?
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 足元には大きな石が目立ちますが、基本的には歩きやすい登山道です。両サイドにロープが張ってあるので、沿って昇れば迷いません。
足元には大きな石が目立ちますが、基本的には歩きやすい登山道です。両サイドにロープが張ってあるので、沿って昇れば迷いません。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 硫黄山分岐。向こうは火山活動のため立入禁止。
硫黄山分岐。向こうは火山活動のため立入禁止。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 火口の展望所。スローシャッターを試みましたが、まともな写真にはならず。帰りに再撮影しました。
火口の展望所。スローシャッターを試みましたが、まともな写真にはならず。帰りに再撮影しました。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 ここからはガレ登りです。登りはスピードが上がらないので安全ですが、下りは要注意。
ここからはガレ登りです。登りはスピードが上がらないので安全ですが、下りは要注意。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 七合目。このあたりで降りてくるおふたりとすれ違いました。このまま登ると、ちょっと早すぎるかな?
七合目。このあたりで降りてくるおふたりとすれ違いました。このまま登ると、ちょっと早すぎるかな?
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 時間調節で夜景撮影。よく見ると、大浪池が写っています。
時間調節で夜景撮影。よく見ると、大浪池が写っています。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 なかなか明るくならないと思っていたら、ようやく東側の空が見えました。
なかなか明るくならないと思っていたら、ようやく東側の空が見えました。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 本当は半月なんですけど。
本当は半月なんですけど。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 あとひと登りで山頂です。
あとひと登りで山頂です。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 登頂。
登頂。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 少し下界が明るくなってきました。大浪池も見えています。右手の白いのは、昨日登ったえびの岳の火口に雲が溜まっているのでしょうか。
少し下界が明るくなってきました。大浪池も見えています。右手の白いのは、昨日登ったえびの岳の火口に雲が溜まっているのでしょうか。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 御鉢の向こうに雲海が。
御鉢の向こうに雲海が。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 さて、今日の主役は高千穂峰と新燃岳です。同じような写真がいくつもあるので恐縮ですが、それだけ感動したと言うことで。
さて、今日の主役は高千穂峰と新燃岳です。同じような写真がいくつもあるので恐縮ですが、それだけ感動したと言うことで。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 御鉢の底も見えるようになってきました。
御鉢の底も見えるようになってきました。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 大浪池を見ていて、振り返ったら太陽出てる!
大浪池を見ていて、振り返ったら太陽出てる!
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 iPhoneの広角写真。
iPhoneの広角写真。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 雲が美しい。さて、名残惜しがっていると、いつまでもここにいるので、獅子戸岳を目指すことにしました。
雲が美しい。さて、名残惜しがっていると、いつまでもここにいるので、獅子戸岳を目指すことにしました。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 大浪池にも光が当たり始めました。
大浪池にも光が当たり始めました。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 縦位置。
縦位置。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 すみません。神々しすぎるんですけど。息が止まりそうです。
すみません。神々しすぎるんですけど。息が止まりそうです。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 ほとんど同じ写真だ。
ほとんど同じ写真だ。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 ここまで、ガレた急坂を降りていました。ようやく下り基調の平坦路に。
ここまで、ガレた急坂を降りていました。ようやく下り基調の平坦路に。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 新燃岳に雲がかかってきました。これは神がかってきたのか?
新燃岳に雲がかかってきました。これは神がかってきたのか?
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 朝日が美しいです。でも、まだ下りが続きます。そろそろ登りたい。
朝日が美しいです。でも、まだ下りが続きます。そろそろ登りたい。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 ようやく樹林帯が切れて、ここから獅子戸岳への登りです。結局、雲は過ぎ去っていました。残念。
ようやく樹林帯が切れて、ここから獅子戸岳への登りです。結局、雲は過ぎ去っていました。残念。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 山頂到達。
山頂到達。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 立入禁止区域の説明。
立入禁止区域の説明。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 火口のアップ。
火口のアップ。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 高千穂峰は、登ってもよかったけれど、こうやって眺めるとより素晴らしい。
高千穂峰は、登ってもよかったけれど、こうやって眺めるとより素晴らしい。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 日の丸構図、それが何か?
日の丸構図、それが何か?
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 さて、韓国岳に戻りましょうか。
さて、韓国岳に戻りましょうか。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 あれは、日向灘?
あれは、日向灘?
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 半分くらい戻ってきました。ちょうど宮崎・鹿児島の県境らしい。
半分くらい戻ってきました。ちょうど宮崎・鹿児島の県境らしい。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 ご想像通り、帰りもいくつも写真を撮ったのですが、省略。韓国岳山頂(近く)から色合いが変わった大浪池。最初の予定ではあっちに回るつもりでしたが、昨日見てきたので、このまま下山します。ただ、階段の木材(前後20cmくらいある)に足を乗せたら、そのまま転がって転倒。全く、なにをしてるんだか。
ご想像通り、帰りもいくつも写真を撮ったのですが、省略。韓国岳山頂(近く)から色合いが変わった大浪池。最初の予定ではあっちに回るつもりでしたが、昨日見てきたので、このまま下山します。ただ、階段の木材(前後20cmくらいある)に足を乗せたら、そのまま転がって転倒。全く、なにをしてるんだか。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 行きは真っ暗でしたが、帰りは遠くがよく見えます。既にえびの岳の雲は晴れています。
行きは真っ暗でしたが、帰りは遠くがよく見えます。既にえびの岳の雲は晴れています。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 白鳥山と、手前に硫黄山。
白鳥山と、手前に硫黄山。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 硫黄山火口。
硫黄山火口。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 帰りは長く感じました。やっと下山。
帰りは長く感じました。やっと下山。
霧島山・韓国岳・高千穂峰・夷守岳・烏帽子岳 この後もうひと山待っています。山の駅で唐揚げを頼んだら、この山盛り。いい蛋白補給になりました。
この後もうひと山待っています。山の駅で唐揚げを頼んだら、この山盛り。いい蛋白補給になりました。

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