活動データ
タイム
06:29
距離
13.1km
のぼり
1074m
くだり
1076m
活動詳細
すべて見る今度、子供が栃木に住むことになりました。今回は自動車も必須みたいなので、それなら顔を見に行くのにかこつけて、榛名山の登山口まで送り迎えして貰えないか、と期待しています。一方、関西在住なので、金剛山と比叡山は済ませており、それなら霧島山には行っとかないとね、とそういうのが今回の九州遠征の背景でした。しかし、この話をしても、「それはそうですね」と即答してくれたのはおひとりだけで、多くの方はこの四座を制覇することにあまり意義を感じておられない。女性はともかく、男子でもわからないものかなあ。 初日に高千穂峰に登って、翌日に韓国岳の御来光登山、というのはスケジュール的な意味で決めたことでしたが、結果的には大正解でした。前日に登った高千穂峯が、次第に朝日に照らされていく---というのは、より感動を増すことになりました。 それはさておき、御来光を狙うのなら、3時の登りだしと考えていましたが、朝食を食べたりテントを撤収したり、挙げ句の果てに星を撮っていたりすると、気がつけば1.5時間が経過しており、予定より30分以上遅いスタートです。鹿の目に監視されつつ登山口まで移動し、ヘッデン点けて行動開始。暗いので足元しか見えませんが、ルートは明瞭で、硫黄山分岐まではずっとロープがはってあるので、これに沿っていけば迷う心配はありません。硫黄山分岐からはガレ場になります。上に山小屋の灯りが見える、と思ったら月だったというのはお愛嬌でしたが、山頂近くにヘッデンの灯りが見えて、同じような人がいるんだと思っていたら、まさかの下山途中。えー、御来光見たいのは私だけ? 途中から、どうも早く着きすぎそうだという気になってきましたが、結果的には早すぎると言うほどでもなく、東の空が明るくなってくるくらいに到着し、夜から朝への変化を楽しむことができました。また、天気予報に霧マークがついていたので多少期待していたように、大雲海とは言えないまでも、要所要所に雲の海が見えたため、これも嬉しかったですね。特に、高千穂峰・新燃岳が次第に明るく照らされていく様は、神々しく感じました。昨日の風景もよかったですけど、カレンダーの写真はもう決まりと思えるくらい。ただ、大浪池を撮っている間に、気付いたら太陽が出てきました。いけないいけない。空の色も美しかったです。 のんびりしているといつまでも居そうなので、適当に切り上げて獅子戸岳へ。ちょうど、3月から新燃岳の規制緩和で近付けるようになったところです。ここへの途中から見る高千穂・新燃も素晴らしい。途中、稜線に雲が入ってきたりして、これは神の所業かと喜んだのですが、残念、新燃が雲に浮かび上がることはありませんでした。でも、火口を見晴らせるところまで近付けて感動。ただし、この箇所はなかなか辛い道のりでしたね。特に帰りは韓国岳の登りが堪えます。 本来は大浪池を回って帰るつもりでしたが、夜中に計画変更した通り、ピストンに変更。暗くて全くわからなかった眼下の風景を、改めて堪能することができました。こっちも正解。ただ、登りよりも長く感じたなあ。下山後、山の駅の売店で唐揚げを食べました。500円で高いかなと思ったら、山盛り入っていて堪能。午後の予定に向けていい蛋白補給になりました。自動車に乗って、一路南へ。 道の状況(これこそ超メジャールートですが): 【登山口-硫黄山分岐】普通の登山道です。暗いと不安でしたが、両サイドにロープが張ってあるので安心です。左のロープ沿いに歩きました。 【硫黄山分岐-山頂】ガレ場の登りが続きます。分岐らしい分岐がないので迷う心配はなさそうです。 【山頂-獅子戸岳】(韓国岳から見て)最初の1/3は急な下り(ガレ場)、次の1/3は下り基調の平坦路。いい加減に登りに変わって、と感じました。最後の1/3はガレ登り。危険箇所はありません。当たり前ですが、山頂から新燃岳へは行ってはいけません。 レイヤリング:基本的に初夏の格好でした。上がドライナミックメッシュ+Tシャツ+速乾性山シャツ(長袖)、下がCW-Xに薄手のコンバーティブルパンツ(長いまま)。ただし、スタートと山頂ではフリースとナノエアを着ました。 水分:下山までに400mL消費。結構飲みました。 忘れ物:キャップとパンを自動車に忘れてきました。
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