はじめまして国見山

2021.05.03(月) 日帰り

活動データ

タイム

04:37

距離

5.4km

のぼり

469m

くだり

469m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 37
休憩時間
1 時間 18
距離
5.4 km
のぼり / くだり
469 / 469 m
1 3
2 15

活動詳細

すべて見る

はじめての国見山⛰ なんとまぁ名前の通りにいろんな所が見えました∩^ω^∩ 見たかった山芍薬が見れて嬉しかったです(*^▽^*) 他にも沢山の初めて見るお花がありました(◍︎ ´꒳` ◍︎)

国見山 ミツバツチグリ(Kさん情報提供)

以下記録(ネット調べ)
ミツバツチグリ(三葉土栗、学名: Potentilla freyniana )はバラ科キジムシロ属の多年草。

ミツバツチグリ
ミツバツチグリ Potentilla freyniana.JPG
2008年5月 福島県会津地方
分類
界	:	植物界 Plantae
門	:	被子植物門 Magnoliophyta
綱	:	双子葉植物綱 Magnoliopsida
目	:	バラ目 Rosales
科	:	バラ科 Rosaceae
亜科	:	バラ亜科 Rosoideae
属	:	キジムシロ属 Potentilla
種	:	ミツバツチグリ
Potentilla freyniana
学名
Potentilla freyniana Bornm.
和名
ミツバツチグリ(三葉土栗)
特徴	

茎の高さは15-30cmになる。葉は3枚の小葉からなり、小葉の形は長楕円形-卵形で縁には鋸歯があり、葉柄の基部には托葉がつく。花期は4-5月で、花茎に黄色で径10-15mmの花を10数個つける。萼片は5枚で披針形、花弁も5枚で倒卵形になる。果実は痩果となり、褐色がかった白色となる。根茎が太く塊状になる。花後、地上に走出枝を出して伸びる。

分布と生育環境	

日本では、北海道、本州、四国、九州に、アジアでは、朝鮮、中国(北部・東北)、ウスリー、アムールに分布し、日当たりのよい丘陵地、草原などにふつうにみられる。
ミツバツチグリ(Kさん情報提供) 以下記録(ネット調べ) ミツバツチグリ(三葉土栗、学名: Potentilla freyniana )はバラ科キジムシロ属の多年草。 ミツバツチグリ ミツバツチグリ Potentilla freyniana.JPG 2008年5月 福島県会津地方 分類 界 : 植物界 Plantae 門 : 被子植物門 Magnoliophyta 綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida 目 : バラ目 Rosales 科 : バラ科 Rosaceae 亜科 : バラ亜科 Rosoideae 属 : キジムシロ属 Potentilla 種 : ミツバツチグリ Potentilla freyniana 学名 Potentilla freyniana Bornm. 和名 ミツバツチグリ(三葉土栗) 特徴 茎の高さは15-30cmになる。葉は3枚の小葉からなり、小葉の形は長楕円形-卵形で縁には鋸歯があり、葉柄の基部には托葉がつく。花期は4-5月で、花茎に黄色で径10-15mmの花を10数個つける。萼片は5枚で披針形、花弁も5枚で倒卵形になる。果実は痩果となり、褐色がかった白色となる。根茎が太く塊状になる。花後、地上に走出枝を出して伸びる。 分布と生育環境 日本では、北海道、本州、四国、九州に、アジアでは、朝鮮、中国(北部・東北)、ウスリー、アムールに分布し、日当たりのよい丘陵地、草原などにふつうにみられる。
国見山 オオカメノキ(Kさん情報提供)

以下記録(ネット調べ)
オオカメノキ(大亀の木、学名: Viburnum furcatum )は、レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木‐小高木。ムシカリとも。

オオカメノキ
オオカメノキ Viburnum furcatum.JPG
福島県会津地方 2008年5月
分類
界	:	植物界 Plantae
階級なし	:	被子植物 angiosperms
階級なし	:	真正双子葉類 eudicots
階級なし	:	キク類 asterids
階級なし	:	キキョウ類 campanulids
目	:	マツムシソウ目 Dipsacales
科	:	レンプクソウ科 Adoxaceae
属	:	ガマズミ属 Viburnum
種	:	オオカメノキ V. furcatum
学名
Viburnum furcatum Blume ex Maxim.
和名
オオカメノキ(大亀の木)

特徴	
樹高は2~4mくらいになる。葉は枝に対生し、形は円形で葉の先端は尖り縁は全縁になる。他の似た種と比べると葉脈がシワ状に目立ち、また、形が亀の甲羅に似ている。

花期は4~6月で、白色の小さな両性花のまわりに大きな5枚の花弁を持つ装飾花が縁どる。また花序の基部に柄が発達せず、葉腋から直接でるのも特徴である。夏に赤い実をつけ、秋には黒色に熟す。

分布と生育環境	
北海道、本州、四国、九州に分布し、ブナ林内や針葉樹林内に自生する。

近縁種	
ガマズミ属の一覧
オオカメノキ(Kさん情報提供) 以下記録(ネット調べ) オオカメノキ(大亀の木、学名: Viburnum furcatum )は、レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木‐小高木。ムシカリとも。 オオカメノキ オオカメノキ Viburnum furcatum.JPG 福島県会津地方 2008年5月 分類 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 eudicots 階級なし : キク類 asterids 階級なし : キキョウ類 campanulids 目 : マツムシソウ目 Dipsacales 科 : レンプクソウ科 Adoxaceae 属 : ガマズミ属 Viburnum 種 : オオカメノキ V. furcatum 学名 Viburnum furcatum Blume ex Maxim. 和名 オオカメノキ(大亀の木) 特徴 樹高は2~4mくらいになる。葉は枝に対生し、形は円形で葉の先端は尖り縁は全縁になる。他の似た種と比べると葉脈がシワ状に目立ち、また、形が亀の甲羅に似ている。 花期は4~6月で、白色の小さな両性花のまわりに大きな5枚の花弁を持つ装飾花が縁どる。また花序の基部に柄が発達せず、葉腋から直接でるのも特徴である。夏に赤い実をつけ、秋には黒色に熟す。 分布と生育環境 北海道、本州、四国、九州に分布し、ブナ林内や針葉樹林内に自生する。 近縁種 ガマズミ属の一覧
国見山 トゲアザミの出葉(Kさん情報提供)

以下記録(ネット調べ)
花名	 トゲアザミ(刺薊)
分類	キク科 アザミ属	生活型	多年草	高さ	20~40cm
分布	四国	植生帯	山地の草地	花期	5~8月
特徴	ノアザミの変種で草丈が低く刺が多い。茎は直立し密に毛がある。
葉はやや密につき、倒卵状長楕円形で羽状中裂する。裂片のトゲは多くて5~7㎜と長い。
頭花は上向きにつき、紅紫色で径3~4㎝。
総苞は鐘形で、総苞片の先はトゲ状になって長く尖る。総苞は粘着する。
徳島県準絶滅危惧(Ni)
トゲが特徴のトゲアザミ。
登山道にはみだすように咲き、ズボンの上からでもトゲが当たり痛い思いをした人は多いと思いはず。
石鎚山や伊予富士・寒風山の登山道わきでよく見られる。
トゲアザミの出葉(Kさん情報提供) 以下記録(ネット調べ) 花名  トゲアザミ(刺薊) 分類 キク科 アザミ属 生活型 多年草 高さ 20~40cm 分布 四国 植生帯 山地の草地 花期 5~8月 特徴 ノアザミの変種で草丈が低く刺が多い。茎は直立し密に毛がある。 葉はやや密につき、倒卵状長楕円形で羽状中裂する。裂片のトゲは多くて5~7㎜と長い。 頭花は上向きにつき、紅紫色で径3~4㎝。 総苞は鐘形で、総苞片の先はトゲ状になって長く尖る。総苞は粘着する。 徳島県準絶滅危惧(Ni) トゲが特徴のトゲアザミ。 登山道にはみだすように咲き、ズボンの上からでもトゲが当たり痛い思いをした人は多いと思いはず。 石鎚山や伊予富士・寒風山の登山道わきでよく見られる。
国見山 ワチガイソウ(Kさん情報提供)

以下記録(ネット調べ)
ワチガイソウ
ナデシコ科の種
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ワチガイソウ(輪違草、学名:Pseudostellaria heterantha)は、ナデシコ科ワチガイソウ属の多年草[3][4][5]。

ワチガイソウ
Pseudostellaria heterantha 1.JPG
栃木県北部 2018年5月中旬
分類(APG IV)
界	:	植物界 Plantae
階級なし	:	被子植物 Angiosperms
階級なし	:	真正双子葉類 Eudicots
階級なし	:	キク上類 Superasterids
目	:	ナデシコ目 Caryophyllales
科	:	ナデシコ科 Caryophyllaceae
属	:	ワチガイソウ属 Pseudostellaria
種	:	ワチガイソウ
P. heterantha
学名
Pseudostellaria heterantha (Maxim.) Pax[1]
シノニム
Krascheninikovia eritrichioides Diels[2]
Krascheninikovia heterantha Maxim.[2]
Krascheninikovia maximowicziana Franch. & Sav.[2]
Krascheninnikowia heterantha Maxim.[2]
Pseudostellaria eritrichoides (Diels) Ohwi[2]
Pseudostellaria maximowicziana (Franch. & Sav.) Pax[2]
Stellaria davidii var. himalaica Franch.[2]
和名
ワチガイソウ(輪違草)[3]
ウィキメディア・コモンズには、ワチガイソウに関連するメディアがあります。
ウィキスピーシーズにワチガイソウに関する情報があります。
特徴	

小型の多年草。根は1-2個あり、紡錘状に肥厚し肉質で、地下に真直に伸びる。茎は直立して高さ8-15cmになり、単純で分枝しないか上部で分枝し、1-2列になる短毛が生え、束生する。葉は同形または異形で、茎に互いに離れて対生し、上部につく葉は卵状披針形または披針形で、先は鋭頭から鋭尖頭、基部は狭まって葉柄となり、基部の縁に疎毛がある。下部につく葉は倒披針形となる[4][5]。

花期は4-6月。花の径は約1cm、上部の葉腋から花柄を出し単生する。花柄は長さ1-5cmになり、下向きに曲がった屈毛が生える。萼片は緑色でふつう5個あり、線状披針形から楕円形になり、長さは3-6mm、先端は鋭頭または鈍頭になり、背面に毛が生えるかまたは無毛。花弁は白色でふつう5個あり、倒卵形から倒卵状くさび形で長さ6mm、先端は鈍頭から鋭頭またはときに不規則に切れ込む。しばしば萼片および花弁は4個のものもみられる。雄蕊は10個あり、葯は暗赤褐色になる。花柱は2-3個ある。果実は蒴果となり、やや球形で径は約5mm、3個に裂ける。種子は褐色で、扁円形から腎円形で扁平、径約2-2.5mmで円錐状突起がある[4][5]。

下部の葉腋に閉鎖花がつくが少ない。閉鎖花の萼片および花弁は4個ある[4][5]。

分布と生育環境	

日本では本州(岩手県以南)、四国、九州に分布し、山地の夏緑林の林内や林縁に生育する。国外では中国大陸に分布する[5]。

名前の由来	

和名ワチガイソウは、「輪違草」の意で、本種の名前が不明であったとき、その盆栽に無名のしるしとして「輪違いの符号」をつけておいたところ、そのまま「ワチガイソウ」となったという[4]。

種小名(種形容語)heterantha は、「種々の花のある」「変化ある花をつけた」の意味[4]。
ワチガイソウ(Kさん情報提供) 以下記録(ネット調べ) ワチガイソウ ナデシコ科の種 ページ ノート 言語 ウォッチリストから削除 履歴 編集 ワチガイソウ(輪違草、学名:Pseudostellaria heterantha)は、ナデシコ科ワチガイソウ属の多年草[3][4][5]。 ワチガイソウ Pseudostellaria heterantha 1.JPG 栃木県北部 2018年5月中旬 分類(APG IV) 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 Eudicots 階級なし : キク上類 Superasterids 目 : ナデシコ目 Caryophyllales 科 : ナデシコ科 Caryophyllaceae 属 : ワチガイソウ属 Pseudostellaria 種 : ワチガイソウ P. heterantha 学名 Pseudostellaria heterantha (Maxim.) Pax[1] シノニム Krascheninikovia eritrichioides Diels[2] Krascheninikovia heterantha Maxim.[2] Krascheninikovia maximowicziana Franch. & Sav.[2] Krascheninnikowia heterantha Maxim.[2] Pseudostellaria eritrichoides (Diels) Ohwi[2] Pseudostellaria maximowicziana (Franch. & Sav.) Pax[2] Stellaria davidii var. himalaica Franch.[2] 和名 ワチガイソウ(輪違草)[3] ウィキメディア・コモンズには、ワチガイソウに関連するメディアがあります。 ウィキスピーシーズにワチガイソウに関する情報があります。 特徴 小型の多年草。根は1-2個あり、紡錘状に肥厚し肉質で、地下に真直に伸びる。茎は直立して高さ8-15cmになり、単純で分枝しないか上部で分枝し、1-2列になる短毛が生え、束生する。葉は同形または異形で、茎に互いに離れて対生し、上部につく葉は卵状披針形または披針形で、先は鋭頭から鋭尖頭、基部は狭まって葉柄となり、基部の縁に疎毛がある。下部につく葉は倒披針形となる[4][5]。 花期は4-6月。花の径は約1cm、上部の葉腋から花柄を出し単生する。花柄は長さ1-5cmになり、下向きに曲がった屈毛が生える。萼片は緑色でふつう5個あり、線状披針形から楕円形になり、長さは3-6mm、先端は鋭頭または鈍頭になり、背面に毛が生えるかまたは無毛。花弁は白色でふつう5個あり、倒卵形から倒卵状くさび形で長さ6mm、先端は鈍頭から鋭頭またはときに不規則に切れ込む。しばしば萼片および花弁は4個のものもみられる。雄蕊は10個あり、葯は暗赤褐色になる。花柱は2-3個ある。果実は蒴果となり、やや球形で径は約5mm、3個に裂ける。種子は褐色で、扁円形から腎円形で扁平、径約2-2.5mmで円錐状突起がある[4][5]。 下部の葉腋に閉鎖花がつくが少ない。閉鎖花の萼片および花弁は4個ある[4][5]。 分布と生育環境 日本では本州(岩手県以南)、四国、九州に分布し、山地の夏緑林の林内や林縁に生育する。国外では中国大陸に分布する[5]。 名前の由来 和名ワチガイソウは、「輪違草」の意で、本種の名前が不明であったとき、その盆栽に無名のしるしとして「輪違いの符号」をつけておいたところ、そのまま「ワチガイソウ」となったという[4]。 種小名(種形容語)heterantha は、「種々の花のある」「変化ある花をつけた」の意味[4]。
国見山 バイケイソウ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)
バイケイソウ(梅蕙草、学名:Veratrum album subsp. oxysepalum(Turcz.) Hultén[1])は、ユリ科シュロソウ属に属する多年草。APG植物分類体系ではユリ目メランチウム科に分類される。

分類
界	:	植物界 Plantae
門	:	被子植物門 Magnoliophyta
綱	:	単子葉植物綱 Liliopsida
目	:	ユリ目 Liliales
科	:	ユリ科 Liliaceae
属	:	シュロソウ属 Veratrum
種	:	Veratrum album
亜種	:	バイケイソウ
subsp. oxysepalum
学名
Veratrum album L.
subsp. oxysepalum (Turcz.) Hultén[1]
和名
バイケイソウ
(梅蕙草)
英名
False Helleborine
特徴
開花時期は、6-8月[2][3]。直径1.5-2 cmほどの緑白色の花を房状に多数つける(茎の上部に大形の円錐花序となる。[2])[3][4]。6枚の花被片は長さ1-1.5 cm程の細卵形でその先尖り、雄しべはその半分程の長さ[4]。開花期の草丈は0.6-1.5 mとなる[4]。葉は長さ15-30 cm、幅10-20 cmの広楕円形-長楕円形で、その先が尖る[2][4]。この和名は、花がウメ、葉がケイランに似ていることに由来する[3]。

分布 

種(Veratrum album)は、ヨーロッパ、北アフリカ、シベリア、東アジア、アリューシャン列島、アラスカ州のスワード半島に分布する。その亜種のバイケイソウ(V. s. subsp. oxysepalum)は北東アジアと日本に分布し、その基準標本はカムチャッカ半島のもの[4]。日本では北海道、本州、四国、九州の山地から亜高山帯にかけての林内や湿った草地に分布する[4]。

利用と注意
根茎にジェルビン、ベラトリン、プロトベラトミンなどのアルカロイドを含む[4]。根茎は白藜蘆根(びゃくりろこん)と呼ばれ血圧降下剤として用いられたが、催吐作用や強い毒性があるので現在では用いられない。また、東雲草(しののめそう)の名で殺虫剤としても使われた。

芽生えの姿が、山菜のオオバギボウシ(ウルイ)やギョウジャニンニクとよく似ているため、毎年のように誤食して中毒する事例がある。血管拡張作用があるため血圧低下を引き起こし、重症例では意識喪失し死亡するケースもある。ただし、バイケイソウはこれら山菜とは味が違う(不快な苦みがあるという)のが特徴。
バイケイソウ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) バイケイソウ(梅蕙草、学名:Veratrum album subsp. oxysepalum(Turcz.) Hultén[1])は、ユリ科シュロソウ属に属する多年草。APG植物分類体系ではユリ目メランチウム科に分類される。 分類 界 : 植物界 Plantae 門 : 被子植物門 Magnoliophyta 綱 : 単子葉植物綱 Liliopsida 目 : ユリ目 Liliales 科 : ユリ科 Liliaceae 属 : シュロソウ属 Veratrum 種 : Veratrum album 亜種 : バイケイソウ subsp. oxysepalum 学名 Veratrum album L. subsp. oxysepalum (Turcz.) Hultén[1] 和名 バイケイソウ (梅蕙草) 英名 False Helleborine 特徴 開花時期は、6-8月[2][3]。直径1.5-2 cmほどの緑白色の花を房状に多数つける(茎の上部に大形の円錐花序となる。[2])[3][4]。6枚の花被片は長さ1-1.5 cm程の細卵形でその先尖り、雄しべはその半分程の長さ[4]。開花期の草丈は0.6-1.5 mとなる[4]。葉は長さ15-30 cm、幅10-20 cmの広楕円形-長楕円形で、その先が尖る[2][4]。この和名は、花がウメ、葉がケイランに似ていることに由来する[3]。 分布  種(Veratrum album)は、ヨーロッパ、北アフリカ、シベリア、東アジア、アリューシャン列島、アラスカ州のスワード半島に分布する。その亜種のバイケイソウ(V. s. subsp. oxysepalum)は北東アジアと日本に分布し、その基準標本はカムチャッカ半島のもの[4]。日本では北海道、本州、四国、九州の山地から亜高山帯にかけての林内や湿った草地に分布する[4]。 利用と注意 根茎にジェルビン、ベラトリン、プロトベラトミンなどのアルカロイドを含む[4]。根茎は白藜蘆根(びゃくりろこん)と呼ばれ血圧降下剤として用いられたが、催吐作用や強い毒性があるので現在では用いられない。また、東雲草(しののめそう)の名で殺虫剤としても使われた。 芽生えの姿が、山菜のオオバギボウシ(ウルイ)やギョウジャニンニクとよく似ているため、毎年のように誤食して中毒する事例がある。血管拡張作用があるため血圧低下を引き起こし、重症例では意識喪失し死亡するケースもある。ただし、バイケイソウはこれら山菜とは味が違う(不快な苦みがあるという)のが特徴。
国見山 ジロボウエンゴサク(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索、学名:Corydalis decumbens)はケシ科キケマン属の多年草[2][3]。

ジロボウエンゴサク

分類(APG IV)
界	:	植物界 Plantae
階級なし	:	被子植物 angiosperms
階級なし	:	真正双子葉類 eudicots
目	:	キンポウゲ目 Ranunculales
科	:	ケシ科 Papaveraceae
属	:	キケマン属 Corydalis
種	:	ジロボウエンゴサク C. decumbens
学名
Corydalis decumbens (Thunb.) Pers.[1]
和名
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)[2]
ウィキメディア・コモンズには、ジロボウエンゴサクに関連するメディアがあります。
ウィキスピーシーズにジロボウエンゴサクに関する情報があります。
別名、ヤブエンゴサク[1]。ただし、牧野富太郎 (1940) は、「世人往々之レヲびっちり又はやぶえんごさくト云フは非ナリ」としている[4]。

特徴
植物体全体に無毛。地下にある塊茎は径1cmほどで、やや上下につぶれた球形をしている。塊茎の頂芽は肥厚して、毎年新しい塊茎となって古い塊茎の上に重なる。塊茎からは根出葉と茎を数本だす。塊茎の側芽は肥厚して小塊茎になる。茎は高さが10-20cmになり、弱々しくやや傾いて伸び、短い葉柄のある茎葉をふつう2個、まれに3個つける。根出葉は2-3回3出複葉となり、長い葉柄があり、小葉はふつう2-3深裂して裂片は長さ1-2cm、幅3-7mmになる[2][3][5]。

花期は4-5月。総状花序にやや小数の花をつける。小花柄の基部の苞は菱形の卵形で、先はとがり分裂しない。花冠は一方が唇状に開き、その反対側が距となり、長さは12-22mmになる。花冠は紅紫色から青紫色になり、まれに白色になる。 果実は線形の蒴果で、長さ12-22mmになる。果実に数個の種子が入り、種子は径1.2mmで、表面に微小な棍棒状突起がある[2][3][5]。

春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。

分布と生育環境	

日本では、本州の関東地方以西、四国、九州に分布し、低地から山地の草原、川岸、樹縁などに生育する。世界では、台湾、中国大陸(東北部)に分布する[3]。

名前の由来	

和名のジロボウエンゴサクは「次郎坊延胡索」の意で、このユニークな名前は、三重県伊勢地方において、子供たちが早春の植物のうちスミレを「太郎坊」とよび、本種を「次郎坊」とよんで、子供たちが互いに、互いの植物の花の距をからませた引っ張り合いをして勝負(ゲーム)をすることから、本種を「次郎坊延胡索」と呼んだ。「エンゴサク」はキケマン属のうち、この類の漢名「延胡索」のこと[5]。

種小名(種形容語)decumbens は、「伏して先が上がった」の意味[6]。
ジロボウエンゴサク(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索、学名:Corydalis decumbens)はケシ科キケマン属の多年草[2][3]。 ジロボウエンゴサク 分類(APG IV) 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 eudicots 目 : キンポウゲ目 Ranunculales 科 : ケシ科 Papaveraceae 属 : キケマン属 Corydalis 種 : ジロボウエンゴサク C. decumbens 学名 Corydalis decumbens (Thunb.) Pers.[1] 和名 ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)[2] ウィキメディア・コモンズには、ジロボウエンゴサクに関連するメディアがあります。 ウィキスピーシーズにジロボウエンゴサクに関する情報があります。 別名、ヤブエンゴサク[1]。ただし、牧野富太郎 (1940) は、「世人往々之レヲびっちり又はやぶえんごさくト云フは非ナリ」としている[4]。 特徴 植物体全体に無毛。地下にある塊茎は径1cmほどで、やや上下につぶれた球形をしている。塊茎の頂芽は肥厚して、毎年新しい塊茎となって古い塊茎の上に重なる。塊茎からは根出葉と茎を数本だす。塊茎の側芽は肥厚して小塊茎になる。茎は高さが10-20cmになり、弱々しくやや傾いて伸び、短い葉柄のある茎葉をふつう2個、まれに3個つける。根出葉は2-3回3出複葉となり、長い葉柄があり、小葉はふつう2-3深裂して裂片は長さ1-2cm、幅3-7mmになる[2][3][5]。 花期は4-5月。総状花序にやや小数の花をつける。小花柄の基部の苞は菱形の卵形で、先はとがり分裂しない。花冠は一方が唇状に開き、その反対側が距となり、長さは12-22mmになる。花冠は紅紫色から青紫色になり、まれに白色になる。 果実は線形の蒴果で、長さ12-22mmになる。果実に数個の種子が入り、種子は径1.2mmで、表面に微小な棍棒状突起がある[2][3][5]。 春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。 分布と生育環境 日本では、本州の関東地方以西、四国、九州に分布し、低地から山地の草原、川岸、樹縁などに生育する。世界では、台湾、中国大陸(東北部)に分布する[3]。 名前の由来 和名のジロボウエンゴサクは「次郎坊延胡索」の意で、このユニークな名前は、三重県伊勢地方において、子供たちが早春の植物のうちスミレを「太郎坊」とよび、本種を「次郎坊」とよんで、子供たちが互いに、互いの植物の花の距をからませた引っ張り合いをして勝負(ゲーム)をすることから、本種を「次郎坊延胡索」と呼んだ。「エンゴサク」はキケマン属のうち、この類の漢名「延胡索」のこと[5]。 種小名(種形容語)decumbens は、「伏して先が上がった」の意味[6]。
国見山 ミツバテンナンショウ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)
テンナンショウ属 Arisaema
ミツバテンナンショウ
Arisaema ternatipartitum  Makino
ブナ帯林下の岩礫の多い斜面地に生える。高さ15〜30cm。花期は4〜5月。偽茎と葉柄はほぼ同長。葉は2個で、無柄の3小葉、細鋸歯がある。仏炎苞は淡褐色から赤褐色、筒部口辺は耳状に広く開出する。花序付属体は細い円柱状。花序は葉より先に展開。開花後、走出枝を出し、子球をつける。
分布:本州(静岡・山口県)、四国、九州
ミツバテンナンショウ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) テンナンショウ属 Arisaema ミツバテンナンショウ Arisaema ternatipartitum Makino ブナ帯林下の岩礫の多い斜面地に生える。高さ15〜30cm。花期は4〜5月。偽茎と葉柄はほぼ同長。葉は2個で、無柄の3小葉、細鋸歯がある。仏炎苞は淡褐色から赤褐色、筒部口辺は耳状に広く開出する。花序付属体は細い円柱状。花序は葉より先に展開。開花後、走出枝を出し、子球をつける。 分布:本州(静岡・山口県)、四国、九州
国見山 ホソバノアマナ?(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)
ホソバノアマナ(細葉の甘菜、学名:Lloydia triflora)は、ユリ科チシマアマナ属の多年草[2][3]。別名、ホソバアマナ[1]。

分類(APG IV)
界	:	植物界 Plantae
階級なし	:	被子植物 Angiosperms
階級なし	:	単子葉類 Monocots
目	:	ユリ目 Liliales
科	:	ユリ科 Liliaceae
属	:	チシマアマナ属 Lloydia
種	:	ホソバノアマナ
L. triflora
学名
Lloydia triflora (Ledeb.) Baker[1]
和名
ホソバノアマナ(細葉の甘菜)[2]。

特徴
地下にある鱗茎は球形または楕円形で長さ1cmになり、膜質の外皮があり、基部に細かいひげ根が生える。根出葉は1-2個あり、線形で長さ10-20cm、幅1.5-3mmになり、3稜がある。花茎は高さ10-25cmになり、上部に小型で披針形の茎葉が2-3個、まばらに互生する[2][3][4][5]。

花期は4月下旬-6月。花茎の先に枝を分けてふつう1-5個の花をつける。花は径1-1.5cmの漏斗状で平開しない。花被片は6個で、長楕円形で長さ10-15mmになり、白色で淡緑色の脈があり、内側の基部に腺体が無い。雄蕊は6個あり、花被片よりごく短い。子房は上位で、3室あり、多数の胚珠がある。果実は蒴果となる[2][3][4]。

分布と生育環境	
日本国内では、北海道、本州、四国、九州に分布し[2][3]、山地の日当たりのよい草原[4]や落葉広葉樹林の林縁などに生育する。適度に湿り気があり、腐葉土が堆積している場所に見られる[5]。国外では、朝鮮半島、中国大陸(北東部)、ウスリー、サハリン、千島列島(パラムシル島以北)、カムチャツカ半島に分布する[3]。

名前の由来	
種小名(種形容語)triflora は、「三花の」の意味[6]。
ホソバノアマナ?(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) ホソバノアマナ(細葉の甘菜、学名:Lloydia triflora)は、ユリ科チシマアマナ属の多年草[2][3]。別名、ホソバアマナ[1]。 分類(APG IV) 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 単子葉類 Monocots 目 : ユリ目 Liliales 科 : ユリ科 Liliaceae 属 : チシマアマナ属 Lloydia 種 : ホソバノアマナ L. triflora 学名 Lloydia triflora (Ledeb.) Baker[1] 和名 ホソバノアマナ(細葉の甘菜)[2]。 特徴 地下にある鱗茎は球形または楕円形で長さ1cmになり、膜質の外皮があり、基部に細かいひげ根が生える。根出葉は1-2個あり、線形で長さ10-20cm、幅1.5-3mmになり、3稜がある。花茎は高さ10-25cmになり、上部に小型で披針形の茎葉が2-3個、まばらに互生する[2][3][4][5]。 花期は4月下旬-6月。花茎の先に枝を分けてふつう1-5個の花をつける。花は径1-1.5cmの漏斗状で平開しない。花被片は6個で、長楕円形で長さ10-15mmになり、白色で淡緑色の脈があり、内側の基部に腺体が無い。雄蕊は6個あり、花被片よりごく短い。子房は上位で、3室あり、多数の胚珠がある。果実は蒴果となる[2][3][4]。 分布と生育環境 日本国内では、北海道、本州、四国、九州に分布し[2][3]、山地の日当たりのよい草原[4]や落葉広葉樹林の林縁などに生育する。適度に湿り気があり、腐葉土が堆積している場所に見られる[5]。国外では、朝鮮半島、中国大陸(北東部)、ウスリー、サハリン、千島列島(パラムシル島以北)、カムチャツカ半島に分布する[3]。 名前の由来 種小名(種形容語)triflora は、「三花の」の意味[6]。
国見山 たまごみたいな🥚かわいい 山芍薬

ヤマシャクヤク(山芍薬、学名:Paeonia japonica)は、ボタン科ボタン属に分類される多年草の1種。


準絶滅危惧(環境省レッドリスト)
Status jenv NT.svg
分類(APG III)
界	:	植物界 Plantae
階級なし	:	被子植物 angiosperms
階級なし	:	真正双子葉類 eudicots
階級なし	:	コア真正双子葉類 core eudicots
目	:	ユキノシタ目 Saxifragales
科	:	ボタン科 Paeoniaceae
属	:	ボタン属 Paeonia
種	:	ヤマシャクヤク P. japonica
学名
Paeonia japonica (Makino) Miyade et Takeda[2]
和名
ヤマシャクヤク
概要	
茎の高さは、30-40 cm[3]。 葉は3-4枚で互生し、小葉は楕円形-倒卵形。
茎の先端に直径4-5 cmの花を1個つけ、上を向いて開く。緑色の葉形の萼片があり、ふつうは3枚。バナナに似た形状の3本の雌しべの周りには先端が黄色の雄しべが多数付く[4]。花弁は白色で5-7枚、開花時期は4-6月[3]。花が開いているのは3-4日程度[4]。秋に実が熟すと結実しない赤色と結実した黒色の種子ができる[5]。
和名の由来は、山地帯に生え全体がシャクヤクに似ていることによる[6]。山野草として栽培され、苗が販売されている[2]。

分布
石灰岩質の山地に生育するヤマシャクヤクの群落
朝鮮半島[2]と日本の北海道・本州・四国・九州の落葉広葉樹林下などの山地帯に生える。石灰岩の地を好む傾向がある[1]。
たまごみたいな🥚かわいい 山芍薬 ヤマシャクヤク(山芍薬、学名:Paeonia japonica)は、ボタン科ボタン属に分類される多年草の1種。 準絶滅危惧(環境省レッドリスト) Status jenv NT.svg 分類(APG III) 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 eudicots 階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots 目 : ユキノシタ目 Saxifragales 科 : ボタン科 Paeoniaceae 属 : ボタン属 Paeonia 種 : ヤマシャクヤク P. japonica 学名 Paeonia japonica (Makino) Miyade et Takeda[2] 和名 ヤマシャクヤク 概要 茎の高さは、30-40 cm[3]。 葉は3-4枚で互生し、小葉は楕円形-倒卵形。 茎の先端に直径4-5 cmの花を1個つけ、上を向いて開く。緑色の葉形の萼片があり、ふつうは3枚。バナナに似た形状の3本の雌しべの周りには先端が黄色の雄しべが多数付く[4]。花弁は白色で5-7枚、開花時期は4-6月[3]。花が開いているのは3-4日程度[4]。秋に実が熟すと結実しない赤色と結実した黒色の種子ができる[5]。 和名の由来は、山地帯に生え全体がシャクヤクに似ていることによる[6]。山野草として栽培され、苗が販売されている[2]。 分布 石灰岩質の山地に生育するヤマシャクヤクの群落 朝鮮半島[2]と日本の北海道・本州・四国・九州の落葉広葉樹林下などの山地帯に生える。石灰岩の地を好む傾向がある[1]。
国見山 山芍薬
山芍薬
国見山 ニリンソウ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)

ニリンソウ(二輪草、学名:Anemone flaccida)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。春山を代表する花のひとつ。

分類
界	:	植物界 Plantae
門	:	被子植物門 Magnoliophyta
綱	:	双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱	:	モクレン亜綱 Magnoliidae
目	:	キンポウゲ目 Ranunculales
科	:	キンポウゲ科 Ranunculaceae
属	:	イチリンソウ属 Anemone
種	:	ニリンソウ A. flaccida
学名
Anemone flaccida F. Schmidt.
和名
ニリンソウ
英名
wind flower

特徴	
深く裂けた根生葉を持つ。茎に3枚が輪生する葉には、サンリンソウのような柄はない。3-6月に、白い萼片を持つ直径約2 cmの花をつける。多くは1本の茎から特徴的に2輪ずつ花茎が伸び、和名の由来となっている[1]。まれに1輪や3輪のものもある[1]。根茎で増えるため、群落を作ることが多い。別名が、「フクベラ・ガショウソウ」[2]。

分布と生育環境	
東アジア(樺太、朝鮮、中国(北部・東北地方)、ウスリー地方、日本)に分布する[2]。日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、主に湿潤な山地の林床や周辺部に生育する。基準標本はサハリンのもの[2]。

利用	
根茎は「地烏(ジウ)」と呼ばれ、漢方薬として用いられる。また、若葉は山菜として食用とされ、アイヌ達は冬季の重要な備蓄食料として、5月から6月に採集し利用していた[3]。一方で、有毒植物であるトリカブトの若葉に似ていることから注意が必要である。例えば2009年、2012年には間違えてトリカブトを口にし、死に至った事例が日本で報告されている[4]。トリカブトとの誤認を防ぐ為には、ニリンソウの採集は蕾を確認してからが望ましいとの見解がある[3]。
ニリンソウ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) ニリンソウ(二輪草、学名:Anemone flaccida)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。春山を代表する花のひとつ。 分類 界 : 植物界 Plantae 門 : 被子植物門 Magnoliophyta 綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida 亜綱 : モクレン亜綱 Magnoliidae 目 : キンポウゲ目 Ranunculales 科 : キンポウゲ科 Ranunculaceae 属 : イチリンソウ属 Anemone 種 : ニリンソウ A. flaccida 学名 Anemone flaccida F. Schmidt. 和名 ニリンソウ 英名 wind flower 特徴 深く裂けた根生葉を持つ。茎に3枚が輪生する葉には、サンリンソウのような柄はない。3-6月に、白い萼片を持つ直径約2 cmの花をつける。多くは1本の茎から特徴的に2輪ずつ花茎が伸び、和名の由来となっている[1]。まれに1輪や3輪のものもある[1]。根茎で増えるため、群落を作ることが多い。別名が、「フクベラ・ガショウソウ」[2]。 分布と生育環境 東アジア(樺太、朝鮮、中国(北部・東北地方)、ウスリー地方、日本)に分布する[2]。日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、主に湿潤な山地の林床や周辺部に生育する。基準標本はサハリンのもの[2]。 利用 根茎は「地烏(ジウ)」と呼ばれ、漢方薬として用いられる。また、若葉は山菜として食用とされ、アイヌ達は冬季の重要な備蓄食料として、5月から6月に採集し利用していた[3]。一方で、有毒植物であるトリカブトの若葉に似ていることから注意が必要である。例えば2009年、2012年には間違えてトリカブトを口にし、死に至った事例が日本で報告されている[4]。トリカブトとの誤認を防ぐ為には、ニリンソウの採集は蕾を確認してからが望ましいとの見解がある[3]。
国見山 ルイヨウボタン(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)

ルイヨウボタン(類葉牡丹、Caulophyllum robustum)は、メギ科ルイヨウボタン属の多年草。葉の形がボタンの葉に似ているのでこの名がつく。

ルイヨウボタン
Caulophyllum robustum 7.JPG
 福島県会津地方
分類(APG III)
界	:	植物界 Plantae
階級なし	:	被子植物 Angiosperm
階級なし	:	真正双子葉類 Eudicots
目	:	キンポウゲ目 Ranunculales
科	:	メギ科 Berberidaceae
属	:	ルイヨウボタン属 Caulophyllum
種	:	ルイヨウボタン C. robustum
学名
Caulophyllum robustum
Maxim. (1859)
シノニム
Caulophyllum thalictroides (L.) Michx. subsp. robustum (Maxim.) Kitam. (1962)

和名
ルイヨウボタン


特徴
高さは40 - 70cm。茎や葉に毛はない。葉は2 - 3回3出複葉。花期は4 - 6月で、花の径は8 - 10mmで、10個内外が集散状につく。萼片は6枚で黄緑色、花弁よりはるかに大きく、花弁と見間違うほどである。花弁は6枚で、小さく、雄蕊6本と重なり合うように付いている。秋に黒紫色の液果状の種子をつける。

分布と生育環境	
樺太、ウスリー、中国、朝鮮半島、日本に分布する。

日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、深山の落葉広葉樹林の林床に生育する。
ルイヨウボタン(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) ルイヨウボタン(類葉牡丹、Caulophyllum robustum)は、メギ科ルイヨウボタン属の多年草。葉の形がボタンの葉に似ているのでこの名がつく。 ルイヨウボタン Caulophyllum robustum 7.JPG  福島県会津地方 分類(APG III) 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperm 階級なし : 真正双子葉類 Eudicots 目 : キンポウゲ目 Ranunculales 科 : メギ科 Berberidaceae 属 : ルイヨウボタン属 Caulophyllum 種 : ルイヨウボタン C. robustum 学名 Caulophyllum robustum Maxim. (1859) シノニム Caulophyllum thalictroides (L.) Michx. subsp. robustum (Maxim.) Kitam. (1962) 和名 ルイヨウボタン 特徴 高さは40 - 70cm。茎や葉に毛はない。葉は2 - 3回3出複葉。花期は4 - 6月で、花の径は8 - 10mmで、10個内外が集散状につく。萼片は6枚で黄緑色、花弁よりはるかに大きく、花弁と見間違うほどである。花弁は6枚で、小さく、雄蕊6本と重なり合うように付いている。秋に黒紫色の液果状の種子をつける。 分布と生育環境 樺太、ウスリー、中国、朝鮮半島、日本に分布する。 日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、深山の落葉広葉樹林の林床に生育する。
国見山 猛毒のハシリドコロ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)

ハシリドコロ(走野老、莨菪、Scopolia japonica)は、ナス科ハシリドコロ属の草本。別名、キチガイイモ、キチガイナスビ、オニヒルグサヤ。

ハシリドコロ
 Scopolia japonica-03.jpg
ハシリドコロ
分類
界	:	植物界 Plantae
門	:	被子植物門 Magnoliophyta
綱	:	双子葉植物綱 Magnoliopsida
目	:	ナス目 Solanales
科	:	ナス科 Solanaceae
属	:	ハシリドコロ属 Scopolia
種	:	ハシリドコロ S. japonica
学名
Scopolia japonica Maxim.
和名
ハシリドコロ
特徴
日本の本州から四国・九州にかけて分布する多年草。山間の日陰などの湿った木陰に群生する。早春に葉に包まれた新芽を出し、全長は40 - 50 cm程度に成長する。花期は4月から5月。釣鐘状の暗紫紅色の花を咲かせる。夏先には休眠状態に入るため枯れる。夏から冬までは見ることができない典型的な春植物である。

和名は、食べると錯乱して走り回ること、また、根茎がトコロ(野老)に似ていることから付けられた。

毒性と利用	
アルカロイド類のトロパンアルカロイドを主な毒成分とする有毒植物で、全草に毒があり根茎と根が特に毒性が強い。中毒症状は、嘔吐、下痢、血便、瞳孔散大、めまい、幻覚、異常興奮などを起こし、最悪の場合には死に至る。これは、同じナス科のベラドンナなどと同様の症状である。 また、ハシリドコロに触った手で目をこすると瞳孔が開き、眩しく感じられる[1]。

ハシリドコロのトロパンアルカロイドの成分は、l-ヒヨスチアミンやそのラセミ体であるアトロピン(dl-ヒヨスチアミン)、他にノルヒヨスチアミン、l-スコポラミンなどが含まれる。これらの物質は副交感神経を麻痺させるため、先述のような症状がおこるのである。

利用
ロートコン
日本では、江戸時代にフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが薬効に気付いたのが契機となり、以降ベラドンナの代用品として用いられている。

専門家が所定の用法・用量で使用すれば有用であり、成分の強い根茎と根はロートコン(莨菪根、Scopoliae Rhizoma)という薬品として日本薬局方にも収められている。ロートコンに含まれるアトロピンは硫酸アトロピンの原料になり、ロートコンの成分を水またはエタノールに浸出させたものはロートエキスと呼ばれる。

なおロート製薬の胃腸薬「パンシロン」シリーズにもロートエキスを含む製品があり、これが同社の社名の由来になっているという俗説がある。しかし、実際は目薬の処方を手がけた当時の眼科医界の権威・井上豊太郎のドイツ留学時代の師であるミュンヘン大学教授アウグスト・フォン・ロートムントの名前にちなむものであり、ロートコンがロート製薬の社名の由来というわけではない。

間違えやすい山菜
早春に土から顔を出す新芽はハンゴンソウ、フキノトウ、オオバギボウシと間違える事があり[2]、葉は青々として食べられそうに見えるため誤食されやすい。
猛毒のハシリドコロ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) ハシリドコロ(走野老、莨菪、Scopolia japonica)は、ナス科ハシリドコロ属の草本。別名、キチガイイモ、キチガイナスビ、オニヒルグサヤ。 ハシリドコロ  Scopolia japonica-03.jpg ハシリドコロ 分類 界 : 植物界 Plantae 門 : 被子植物門 Magnoliophyta 綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida 目 : ナス目 Solanales 科 : ナス科 Solanaceae 属 : ハシリドコロ属 Scopolia 種 : ハシリドコロ S. japonica 学名 Scopolia japonica Maxim. 和名 ハシリドコロ 特徴 日本の本州から四国・九州にかけて分布する多年草。山間の日陰などの湿った木陰に群生する。早春に葉に包まれた新芽を出し、全長は40 - 50 cm程度に成長する。花期は4月から5月。釣鐘状の暗紫紅色の花を咲かせる。夏先には休眠状態に入るため枯れる。夏から冬までは見ることができない典型的な春植物である。 和名は、食べると錯乱して走り回ること、また、根茎がトコロ(野老)に似ていることから付けられた。 毒性と利用 アルカロイド類のトロパンアルカロイドを主な毒成分とする有毒植物で、全草に毒があり根茎と根が特に毒性が強い。中毒症状は、嘔吐、下痢、血便、瞳孔散大、めまい、幻覚、異常興奮などを起こし、最悪の場合には死に至る。これは、同じナス科のベラドンナなどと同様の症状である。 また、ハシリドコロに触った手で目をこすると瞳孔が開き、眩しく感じられる[1]。 ハシリドコロのトロパンアルカロイドの成分は、l-ヒヨスチアミンやそのラセミ体であるアトロピン(dl-ヒヨスチアミン)、他にノルヒヨスチアミン、l-スコポラミンなどが含まれる。これらの物質は副交感神経を麻痺させるため、先述のような症状がおこるのである。 利用 ロートコン 日本では、江戸時代にフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが薬効に気付いたのが契機となり、以降ベラドンナの代用品として用いられている。 専門家が所定の用法・用量で使用すれば有用であり、成分の強い根茎と根はロートコン(莨菪根、Scopoliae Rhizoma)という薬品として日本薬局方にも収められている。ロートコンに含まれるアトロピンは硫酸アトロピンの原料になり、ロートコンの成分を水またはエタノールに浸出させたものはロートエキスと呼ばれる。 なおロート製薬の胃腸薬「パンシロン」シリーズにもロートエキスを含む製品があり、これが同社の社名の由来になっているという俗説がある。しかし、実際は目薬の処方を手がけた当時の眼科医界の権威・井上豊太郎のドイツ留学時代の師であるミュンヘン大学教授アウグスト・フォン・ロートムントの名前にちなむものであり、ロートコンがロート製薬の社名の由来というわけではない。 間違えやすい山菜 早春に土から顔を出す新芽はハンゴンソウ、フキノトウ、オオバギボウシと間違える事があり[2]、葉は青々として食べられそうに見えるため誤食されやすい。
国見山 ジロボウエンゴサク(Kさん情報提供)
ジロボウエンゴサク(Kさん情報提供)
国見山 ニリンソウ(Kさん情報提供)
ニリンソウ(Kさん情報提供)
国見山 猛毒のトリカブト
四国のトリカブトは少し違うのでシコクブシ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)
シコクブシ (四国附子)
Aconitum grossedentatum var. sikokianum キンポウゲ科トリカブト属

花期	9~10月
花径	長さ3~4cm
花色	青紫色
草丈	1m余り
茎葉	互生、切れ込みが深くほとんど3~5全裂する。
裂片は披針形~線状披針形の欠刻片に欠刻する。
根生葉	
生活史	多年草
生育場所	やや高い山地の林内
分布	本州(関東地方西部~近畿地方)、四国
別名	
その他	カワチブシ(河内附子)の変種である。
徳島でみかけるトリカブトは、そのほとんどが本種かタンナトリカブトです。見分け方は、タンナトリカブトの花柄には毛がありますが、本種には毛がありません。

名前の由来は四国に生えるブシ(附子)のことだそうです。地中に烏の頭に似た根茎(烏頭(うず)という)があり、その横につくった子球を附子と呼びます。トリカブトの仲間はふつう猛毒を持ちますが、根を減毒してリウマチ等に利用するそうです。

花は集まって咲き、総状もしくは散房状を成します。時に色の薄い花も咲きます。果実は袋果です。
猛毒のトリカブト 四国のトリカブトは少し違うのでシコクブシ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) シコクブシ (四国附子) Aconitum grossedentatum var. sikokianum キンポウゲ科トリカブト属 花期 9~10月 花径 長さ3~4cm 花色 青紫色 草丈 1m余り 茎葉 互生、切れ込みが深くほとんど3~5全裂する。 裂片は披針形~線状披針形の欠刻片に欠刻する。 根生葉 生活史 多年草 生育場所 やや高い山地の林内 分布 本州(関東地方西部~近畿地方)、四国 別名 その他 カワチブシ(河内附子)の変種である。 徳島でみかけるトリカブトは、そのほとんどが本種かタンナトリカブトです。見分け方は、タンナトリカブトの花柄には毛がありますが、本種には毛がありません。 名前の由来は四国に生えるブシ(附子)のことだそうです。地中に烏の頭に似た根茎(烏頭(うず)という)があり、その横につくった子球を附子と呼びます。トリカブトの仲間はふつう猛毒を持ちますが、根を減毒してリウマチ等に利用するそうです。 花は集まって咲き、総状もしくは散房状を成します。時に色の薄い花も咲きます。果実は袋果です。
国見山 ヤマルリソウ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)

ヤマルリソウ(山瑠璃草[2]、学名:Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim.[1])は、ムラサキ科ルリソウ属に分類される多年草の1種[3]。和名は山に生育し瑠璃色の花をつけることに由来し[4]、別名が「ヤガラ」、「ヤマウグイス(山鶯)」[5]。属名のOmphalodesは、中央が凹となる分果であることに由来し、「へその形をした」という意味[2]。

ヤマルリソウ
階級なし	:	被子植物 Angiosperms
階級なし	:	真正双子葉類 Eudicots
階級なし	:	コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし	:	キク類 Asterids
階級なし	:	真正キク類I Euasterids I
科	:	ムラサキ科 Boraginaceae
亜科	:	ムラサキ亜科 Boraginoideae
属	:	ルリソウ属 Omphalodes
種	:	ヤマルリソウ O. japonica
学名
Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim.[1]
和名
ヤマルリソウ
変種など
O. japonica (Thunb.) Maxim. var. echinosperma Kitam. トゲヤマルリソウ
O. japonica (Thunb.) Maxim. f. albiflora S.Okamoto ex H.Hara シロバナヤマルリソウ

分布・生育環境	
日本の固有種で[5]、福島県以西の本州、四国、九州に分布する[3]。

湿り気のある山地や道端[6][3]、半日陰となる木陰に生育する[2][4]。山野草として苗が市販されている。

特徴
根生葉は倒披針形(長さ7-20 cm、幅2-5 cm)でロゼット状に広がる[3][6]。茎葉は根生葉よりも小さく、基部が茎を抱き、上部のものほど小さく[6]、まばらに互生する[4]。茎の高さは7-20 cmで数本が斜めに立ち枝分かれせず[2]、開出した白い毛が多く[6]、先端に直径1-1.5 cmの淡青紫色の総状花序をつける[3]。花期は4-5月で[3]、5枚ある花弁の色が薄桃色から薄青色へと変化する[2][4][5]。花序は分岐せず、8-17 mmの小花柄があり、花が終わると下に垂れる[6]。萼は長さ5-8 mmに大きく伸びる[6]。分果は縁が平たんで長さ約3 mmでがぎ状の棘がなく[2]、がぎ状の棘が出るものは変種のトゲヤマルリソウ(棘山瑠璃草、学名:Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim. var. echinosperma Kitam.)[6]。白い花のものは、シロバナヤマルリソウ(白花山瑠璃草、学名:Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim. f. albiflora S.Okamoto ex H.Hara)。
ヤマルリソウ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) ヤマルリソウ(山瑠璃草[2]、学名:Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim.[1])は、ムラサキ科ルリソウ属に分類される多年草の1種[3]。和名は山に生育し瑠璃色の花をつけることに由来し[4]、別名が「ヤガラ」、「ヤマウグイス(山鶯)」[5]。属名のOmphalodesは、中央が凹となる分果であることに由来し、「へその形をした」という意味[2]。 ヤマルリソウ 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 Eudicots 階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots 階級なし : キク類 Asterids 階級なし : 真正キク類I Euasterids I 科 : ムラサキ科 Boraginaceae 亜科 : ムラサキ亜科 Boraginoideae 属 : ルリソウ属 Omphalodes 種 : ヤマルリソウ O. japonica 学名 Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim.[1] 和名 ヤマルリソウ 変種など O. japonica (Thunb.) Maxim. var. echinosperma Kitam. トゲヤマルリソウ O. japonica (Thunb.) Maxim. f. albiflora S.Okamoto ex H.Hara シロバナヤマルリソウ 分布・生育環境 日本の固有種で[5]、福島県以西の本州、四国、九州に分布する[3]。 湿り気のある山地や道端[6][3]、半日陰となる木陰に生育する[2][4]。山野草として苗が市販されている。 特徴 根生葉は倒披針形(長さ7-20 cm、幅2-5 cm)でロゼット状に広がる[3][6]。茎葉は根生葉よりも小さく、基部が茎を抱き、上部のものほど小さく[6]、まばらに互生する[4]。茎の高さは7-20 cmで数本が斜めに立ち枝分かれせず[2]、開出した白い毛が多く[6]、先端に直径1-1.5 cmの淡青紫色の総状花序をつける[3]。花期は4-5月で[3]、5枚ある花弁の色が薄桃色から薄青色へと変化する[2][4][5]。花序は分岐せず、8-17 mmの小花柄があり、花が終わると下に垂れる[6]。萼は長さ5-8 mmに大きく伸びる[6]。分果は縁が平たんで長さ約3 mmでがぎ状の棘がなく[2]、がぎ状の棘が出るものは変種のトゲヤマルリソウ(棘山瑠璃草、学名:Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim. var. echinosperma Kitam.)[6]。白い花のものは、シロバナヤマルリソウ(白花山瑠璃草、学名:Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim. f. albiflora S.Okamoto ex H.Hara)。
国見山 フウロケマン(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)
Corydalis pallida
キケマン属
ENG=ケシ科 Papaveraceae 
APG=ケシ科 Papaveraceae	

フウロケマンは,西日本の山野でもっとも普通に見られる黄色のケマンソウの仲間。近畿以東に分布するミヤマキケマンの基準変種。フウロケマンの方が,やや繊細で花つきが少なくい。また,ミヤマキケマンの方がさく果が著しく数珠状にくびれるというが,その違いは微妙で中間型も多い。

【漢字名】風露黄華鬘 
【花期】4~7月 【分布】本州(中部,近畿,中国)・四国・九州 【草丈】足首以下~すね
【環境】人里・田畑,山地・低山,森林・林縁,河原・渓流,原野・草原
フウロケマン(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) Corydalis pallida キケマン属 ENG=ケシ科 Papaveraceae APG=ケシ科 Papaveraceae フウロケマンは,西日本の山野でもっとも普通に見られる黄色のケマンソウの仲間。近畿以東に分布するミヤマキケマンの基準変種。フウロケマンの方が,やや繊細で花つきが少なくい。また,ミヤマキケマンの方がさく果が著しく数珠状にくびれるというが,その違いは微妙で中間型も多い。 【漢字名】風露黄華鬘 【花期】4~7月 【分布】本州(中部,近畿,中国)・四国・九州 【草丈】足首以下~すね 【環境】人里・田畑,山地・低山,森林・林縁,河原・渓流,原野・草原
国見山 フウロケマン(Kさん情報提供)
フウロケマン(Kさん情報提供)
国見山 フウロケマン(Kさん情報提供)
フウロケマン(Kさん情報提供)
国見山 ヤマタネツケバナ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)

ヤマタネツケバナ(オオバタネツケバナ)

科名	アブラナ科 
学名	Cardamine scutata

日本全土の山地の渓谷沿いや湿った林縁などに生える多年草。タネツケバナに似ているが、本種は茎が緑色で、葉が茎の上部まで多くつき全体的に大型。茎は高さ20~40cmで毛が少ない。
葉は無毛で頂小葉が1番大きい羽状複生葉(複葉に見えるが単葉)。
葉には波型の浅い鋸歯があり、側小片は1~4対あり、全縁で中央脈のみが目立つ。各小片は翼でつながる。花時には根生葉はない。 
花期は3~6月。茎の先に総状花序をつけ、直径0.4~0.6cmほどの白色の4弁花を多数つける。
果実は無毛で長さ1.5~2.5cm の円柱形。
名前の由来:苗代を作る直前、種籾を水に浸す時期に花が咲くのでこの名になったというのが一般的。「大葉」は頂小葉が大きいことから。 
※ タネツケバナより美味。愛媛県では「テイレギ」と称し、刺身の
つまとして殿様に献上されていたことがあり、当時からの自生地「高井の里」のものは松山市指定の天然記念物として保護されている。
ヤマタネツケバナ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) ヤマタネツケバナ(オオバタネツケバナ) 科名 アブラナ科 学名 Cardamine scutata 日本全土の山地の渓谷沿いや湿った林縁などに生える多年草。タネツケバナに似ているが、本種は茎が緑色で、葉が茎の上部まで多くつき全体的に大型。茎は高さ20~40cmで毛が少ない。 葉は無毛で頂小葉が1番大きい羽状複生葉(複葉に見えるが単葉)。 葉には波型の浅い鋸歯があり、側小片は1~4対あり、全縁で中央脈のみが目立つ。各小片は翼でつながる。花時には根生葉はない。 花期は3~6月。茎の先に総状花序をつけ、直径0.4~0.6cmほどの白色の4弁花を多数つける。 果実は無毛で長さ1.5~2.5cm の円柱形。 名前の由来:苗代を作る直前、種籾を水に浸す時期に花が咲くのでこの名になったというのが一般的。「大葉」は頂小葉が大きいことから。 ※ タネツケバナより美味。愛媛県では「テイレギ」と称し、刺身の つまとして殿様に献上されていたことがあり、当時からの自生地「高井の里」のものは松山市指定の天然記念物として保護されている。
国見山 キランソウ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)
キランソウ(金瘡小草、学名: Ajuga decumbens)は、シソ科キランソウ属の多年草。道端などに生える雑草。別名、ジゴクノカマノフタともよばれる。


界	:	植物界 Plantae
階級なし	:	被子植物 Angiosperms
階級なし	:	真正双子葉類 Eudicots
階級なし	:	コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし	:	キク類 Asterids
階級なし	:	真正キク類I Euasterids I
目	:	シソ目 Lamiales
科	:	シソ科 Lamiaceae
亜科	:	キランソウ亜科 Ajugoideae
属	:	キランソウ属 Ajuga
種	:	キランソウ A. decumbens
学名
Ajuga decumbens
Thunb.[1]
和名
キランソウ(金瘡小草)、ジゴクノカマノフタ
品種
シロバナキランソウ A. d. f. albiflora
ウズキランソウ A. d. f. condensata
モモイロキランソウ A. d. f. purpurea
名称
和名キランソウの由来は諸説あり、はっきりしない。一説には、ランに似た紫色の花を意味する「紫蘭草(しらんそう)」が転訛したものとする説[2]。また、「キ」は紫の古語、「ラン」は藍色を意味するところから、花色から紫藍色に由来するという説[3]。茎を地面に伸ばして群生する様から、織物の金襴にみたてて「金襴草」と名付けたとする説[3]などがある。

別名で、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)という呼び名もあるが、これは根生葉が地面に張り付くように放射状に広がる様が、地獄の釜の蓋(ふた)に見立てられたもので[4][3]、さまざまな病気に対して薬草としての効能から医者がいらず、「これで地獄に落ちないで済む」[5]という意味や、「病気を治して地獄の釜にふたをする」[6]という意味が由来だといわれている。また、医者が必要ないというところから、イシャゴロシ(医者殺し)の異名もある[3]。

地方により、イシャイラズ(医者いらず)[7]、イシャナカシ(医者泣かし:愛媛県)、オドゲソウ(鹿児島県)、チチグサ(愛媛県、鹿児島県)、チリメンソウ(三重県)などの方言名でも呼ばれている[5]。

漢名(中国名)では、金瘡小草という[3][8]。金瘡とは刀傷のことで、キランソウの葉を潰して傷に塗ると、切り傷や腫れ物に効用があることから名付けられたものである[3]。

仲春を表す季語にもなっている[5]。花言葉は、「あなたを待っています」「追憶の日々」「健康をあなたに」である[3]。

分布・生育環境	
原産は日本在来とされ[5]、日本の本州・四国・九州や、朝鮮半島、中国に分布する[8]。

草地や土手[7]、丘陵地など[5]、特に背丈の低いところに生え、山里、道ばた、公園、などでよく見られる[9][2]。日当たりが良く、排水が良い土地を好む性質で[7]、石垣の間やその下の地面に這うように広がっている[10]。

形態・生態	
一年中見られる多年生の草本で[10]、全体に縮れた粗い毛が多い[7][2]。草丈は、2 - 20センチメートル (cm) で[5][2]、茎は直立せず四方に分枝して、草全体がロゼット状に地表に這って円盤状の形になる[7]。ランナー(匍匐茎)のような花茎を出し地表を這うが、節から根を出さない[2]。シソ科では珍しく、茎の断面が丸い[8]。

葉は対生し、基部のものでは長さ4 - 6 cm 、幅1 - 2 cmで、披針形から倒披針形で、先端側が幅広く、基部は次第に狭くなる[7]。また葉の縁には波状の粗い鋸歯がある[8]。表面は深緑でつやがあり、裏面は通常紫色を帯びる[7][10]。株元の葉は放射状に地面についている[7]。

花期は春から初夏(3 - 5月)、茎の先端近くの葉の付け根に濃紫色の小花を数個つける[7][2]。花は、径5 - 10ミリメートル (mm) の唇形花で[11][10]、上下二つに分かれた上唇は下唇よりもごく小さい[8]。下唇は平らに大きく発達して3裂して大きく広がり[10]、特に中央の裂片が長くつきだし、先端は切れたようにまっすぐで、中央が切れ込んだようになって浅く2裂する。上唇の花弁は2つに裂けている[10]。日当たりのよい場所では、冬期に開花することがある[12]。萼は深く5裂して毛がある[10]。

果実は分果で、長さ1.5 mmほどの球形で[10]、一つの花の宿存萼の中で4個に分かれていて、脱落しやすい[7][9]。分果は緑褐色をした倒卵形で丸みがあり、表面ははっきり目立つ凸凹した網目模様がつき、腹面には大きめの楕円形をした着点(へそ)がつく[9]。種子で増えるほか、株が分かれて繁殖する[7]。

利用
開花期の全草を乾燥したものは、筋骨草(きんこつそう)とよばれる生薬である。漢方では使われない[7]。高血圧、鎮咳、去淡、解熱、健胃、下痢止め、切り傷などに効果があるとされるが、民間薬的なものである[5][7]。4月頃に全草を採取して、水洗い後に天日乾燥して調製される[10]。 薬効は収斂作用があり、花期に全草を採取して茎葉についている土砂を洗い落とし、天日乾燥させたものを使うか、生でも使用される[7]。高血圧、解熱、下痢止めには、乾燥品1日量5 - 7グラムを水300 ㏄で半量になるまでとろ火で煎じるか、1日量15グラムを500 ccの水で煎した汁を、1日3回分服する用法が知られている[7][10]。苦味が強い[10]。ウルシかぶれには、煎液を塗る[10]。

また、火傷、切り傷、毒虫の刺傷、あせもなどに、生葉汁を直接つける用法が知られている[7]。腫れ物、打撲には、火であぶって柔らかくなった葉や茎を、紙に広げて張り付ける[10]。
キランソウ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) キランソウ(金瘡小草、学名: Ajuga decumbens)は、シソ科キランソウ属の多年草。道端などに生える雑草。別名、ジゴクノカマノフタともよばれる。 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 Eudicots 階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots 階級なし : キク類 Asterids 階級なし : 真正キク類I Euasterids I 目 : シソ目 Lamiales 科 : シソ科 Lamiaceae 亜科 : キランソウ亜科 Ajugoideae 属 : キランソウ属 Ajuga 種 : キランソウ A. decumbens 学名 Ajuga decumbens Thunb.[1] 和名 キランソウ(金瘡小草)、ジゴクノカマノフタ 品種 シロバナキランソウ A. d. f. albiflora ウズキランソウ A. d. f. condensata モモイロキランソウ A. d. f. purpurea 名称 和名キランソウの由来は諸説あり、はっきりしない。一説には、ランに似た紫色の花を意味する「紫蘭草(しらんそう)」が転訛したものとする説[2]。また、「キ」は紫の古語、「ラン」は藍色を意味するところから、花色から紫藍色に由来するという説[3]。茎を地面に伸ばして群生する様から、織物の金襴にみたてて「金襴草」と名付けたとする説[3]などがある。 別名で、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)という呼び名もあるが、これは根生葉が地面に張り付くように放射状に広がる様が、地獄の釜の蓋(ふた)に見立てられたもので[4][3]、さまざまな病気に対して薬草としての効能から医者がいらず、「これで地獄に落ちないで済む」[5]という意味や、「病気を治して地獄の釜にふたをする」[6]という意味が由来だといわれている。また、医者が必要ないというところから、イシャゴロシ(医者殺し)の異名もある[3]。 地方により、イシャイラズ(医者いらず)[7]、イシャナカシ(医者泣かし:愛媛県)、オドゲソウ(鹿児島県)、チチグサ(愛媛県、鹿児島県)、チリメンソウ(三重県)などの方言名でも呼ばれている[5]。 漢名(中国名)では、金瘡小草という[3][8]。金瘡とは刀傷のことで、キランソウの葉を潰して傷に塗ると、切り傷や腫れ物に効用があることから名付けられたものである[3]。 仲春を表す季語にもなっている[5]。花言葉は、「あなたを待っています」「追憶の日々」「健康をあなたに」である[3]。 分布・生育環境 原産は日本在来とされ[5]、日本の本州・四国・九州や、朝鮮半島、中国に分布する[8]。 草地や土手[7]、丘陵地など[5]、特に背丈の低いところに生え、山里、道ばた、公園、などでよく見られる[9][2]。日当たりが良く、排水が良い土地を好む性質で[7]、石垣の間やその下の地面に這うように広がっている[10]。 形態・生態 一年中見られる多年生の草本で[10]、全体に縮れた粗い毛が多い[7][2]。草丈は、2 - 20センチメートル (cm) で[5][2]、茎は直立せず四方に分枝して、草全体がロゼット状に地表に這って円盤状の形になる[7]。ランナー(匍匐茎)のような花茎を出し地表を這うが、節から根を出さない[2]。シソ科では珍しく、茎の断面が丸い[8]。 葉は対生し、基部のものでは長さ4 - 6 cm 、幅1 - 2 cmで、披針形から倒披針形で、先端側が幅広く、基部は次第に狭くなる[7]。また葉の縁には波状の粗い鋸歯がある[8]。表面は深緑でつやがあり、裏面は通常紫色を帯びる[7][10]。株元の葉は放射状に地面についている[7]。 花期は春から初夏(3 - 5月)、茎の先端近くの葉の付け根に濃紫色の小花を数個つける[7][2]。花は、径5 - 10ミリメートル (mm) の唇形花で[11][10]、上下二つに分かれた上唇は下唇よりもごく小さい[8]。下唇は平らに大きく発達して3裂して大きく広がり[10]、特に中央の裂片が長くつきだし、先端は切れたようにまっすぐで、中央が切れ込んだようになって浅く2裂する。上唇の花弁は2つに裂けている[10]。日当たりのよい場所では、冬期に開花することがある[12]。萼は深く5裂して毛がある[10]。 果実は分果で、長さ1.5 mmほどの球形で[10]、一つの花の宿存萼の中で4個に分かれていて、脱落しやすい[7][9]。分果は緑褐色をした倒卵形で丸みがあり、表面ははっきり目立つ凸凹した網目模様がつき、腹面には大きめの楕円形をした着点(へそ)がつく[9]。種子で増えるほか、株が分かれて繁殖する[7]。 利用 開花期の全草を乾燥したものは、筋骨草(きんこつそう)とよばれる生薬である。漢方では使われない[7]。高血圧、鎮咳、去淡、解熱、健胃、下痢止め、切り傷などに効果があるとされるが、民間薬的なものである[5][7]。4月頃に全草を採取して、水洗い後に天日乾燥して調製される[10]。 薬効は収斂作用があり、花期に全草を採取して茎葉についている土砂を洗い落とし、天日乾燥させたものを使うか、生でも使用される[7]。高血圧、解熱、下痢止めには、乾燥品1日量5 - 7グラムを水300 ㏄で半量になるまでとろ火で煎じるか、1日量15グラムを500 ccの水で煎した汁を、1日3回分服する用法が知られている[7][10]。苦味が強い[10]。ウルシかぶれには、煎液を塗る[10]。 また、火傷、切り傷、毒虫の刺傷、あせもなどに、生葉汁を直接つける用法が知られている[7]。腫れ物、打撲には、火であぶって柔らかくなった葉や茎を、紙に広げて張り付ける[10]。
国見山 ムラサキサギゴケ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔、Mazus miquelii)は、ハエドクソウ科の多年草。別名、サギゴケ(鷺苔)。ただし、本種の白花に限ってサギゴケということもある。和名は、花が紫色で、形がサギ(鷺)に似ていることから。

分類(APG III)
界	:	植物界 Plantae
階級なし	:	被子植物 angiosperms
階級なし	:	真正双子葉類 eudicots
階級なし	:	キク類 asterids
階級なし	:	シソ類 lamiids
目	:	シソ目 Lamiales
科	:	ハエドクソウ科 Phrymaceae
亜科	:	サギゴケ亜科 Mazoideae
属	:	サギゴケ属 Mazus
種	:	ムラサキサギゴケ M. miquelii
学名
Mazus miquelii
Makino
和名
紫鷺苔、鷺苔
英名
Miquel's mazus
特徴
日本の本州、四国、九州の湿ったあぜ道などの日当たりの良い場所に生える多年草。匍匐茎で広がっていく[1]。

花期は春-初夏。花は紫(たまに白)で、中央の黄褐色の部分に毛が生えている。花の上唇は深裂するが、裂け目の角度が浅くわかりにくいことがある。

4本の雄蕊と1本の雌蕊を持ち、柱頭は2つに分れ触れると閉じる(柱頭運動)。これは送粉者に付着した花粉を積極的に取り込み受粉を促す役割をしていると考えられている。この動きを律動にたとえジョロウバナの別称があるが、漢字で女郎花と書くとこれはオミナエシをさす[2]。
ムラサキサギゴケ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) ムラサキサギゴケ(紫鷺苔、Mazus miquelii)は、ハエドクソウ科の多年草。別名、サギゴケ(鷺苔)。ただし、本種の白花に限ってサギゴケということもある。和名は、花が紫色で、形がサギ(鷺)に似ていることから。 分類(APG III) 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 eudicots 階級なし : キク類 asterids 階級なし : シソ類 lamiids 目 : シソ目 Lamiales 科 : ハエドクソウ科 Phrymaceae 亜科 : サギゴケ亜科 Mazoideae 属 : サギゴケ属 Mazus 種 : ムラサキサギゴケ M. miquelii 学名 Mazus miquelii Makino 和名 紫鷺苔、鷺苔 英名 Miquel's mazus 特徴 日本の本州、四国、九州の湿ったあぜ道などの日当たりの良い場所に生える多年草。匍匐茎で広がっていく[1]。 花期は春-初夏。花は紫(たまに白)で、中央の黄褐色の部分に毛が生えている。花の上唇は深裂するが、裂け目の角度が浅くわかりにくいことがある。 4本の雄蕊と1本の雌蕊を持ち、柱頭は2つに分れ触れると閉じる(柱頭運動)。これは送粉者に付着した花粉を積極的に取り込み受粉を促す役割をしていると考えられている。この動きを律動にたとえジョロウバナの別称があるが、漢字で女郎花と書くとこれはオミナエシをさす[2]。
国見山 クサイチゴ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)
クサイチゴ(草苺、学名: Rubus hirsutus)は、バラ科キイチゴ属の落葉小低木である。別名、ワセイチゴ(早稲苺)。

クサイチゴ
分類(APG III)
界	:	植物界 Plantae
階級なし	:	被子植物 Angiosperms
階級なし	:	真正双子葉類 Eudicots
階級なし	:	コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし	:	バラ類 Rosids
階級なし	:	真正バラ類I Eurosids I
目	:	バラ目 Rosales
科	:	バラ科 Rosaceae
亜科	:	バラ亜科 Rosoideae
連	:	Rubeae
属	:	キイチゴ属 Rubus
亜属	:	R. subg. Idaeobatus
種	:	クサイチゴ R. hirsutus
学名
Rubus hirsutus Thunb.[1]
シノニム
Rubus ohmatiensis Nakai
Rubus hirsutus Thunb. f. ohmatiensis (Nakai) Ohwi[1]
和名
クサイチゴ(草苺)、ワセイチゴ(早稲苺)、ナベイチゴ(鍋苺)
品種[1]
ヤエザキクサイチゴ R. h. f. harae
マルバクサイチゴ R. h. f. simplicifolius
キミノクサイチゴ R. h. f. xanthocarpus
形態・生態	
クサイチゴは背丈が20-60cmと低く、草本のように見えるため、このように呼ばれるが、実際は木本である。生命力は強く、刈っても、根から生えてくる。

全体に短い軟毛が密生し、茎には小さい刺がある。

葉は奇数羽状複葉で、花枝には3小葉、徒長枝には5小葉がつく。頂小葉は卵形または長楕円状卵形、側小葉は卵形、先はとがり、縁には細かい重鋸歯がある。

花期は3-4月。花は白色で、5弁花。花弁は卵円形で、長さは15-20mm。花の中央に雌蕊が多数あり、その周囲にやはり多数の雄蘂を持つ。

果実は大型で赤熟し、食用となり、酸味は少なく、とても甘い味がする。

 

分布と生育環境	

中国、朝鮮半島、日本に分布する。

日本では、本州、四国、九州と広く分布し、林地で普通に目にすることができる。
クサイチゴ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) クサイチゴ(草苺、学名: Rubus hirsutus)は、バラ科キイチゴ属の落葉小低木である。別名、ワセイチゴ(早稲苺)。 クサイチゴ 分類(APG III) 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 Eudicots 階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots 階級なし : バラ類 Rosids 階級なし : 真正バラ類I Eurosids I 目 : バラ目 Rosales 科 : バラ科 Rosaceae 亜科 : バラ亜科 Rosoideae 連 : Rubeae 属 : キイチゴ属 Rubus 亜属 : R. subg. Idaeobatus 種 : クサイチゴ R. hirsutus 学名 Rubus hirsutus Thunb.[1] シノニム Rubus ohmatiensis Nakai Rubus hirsutus Thunb. f. ohmatiensis (Nakai) Ohwi[1] 和名 クサイチゴ(草苺)、ワセイチゴ(早稲苺)、ナベイチゴ(鍋苺) 品種[1] ヤエザキクサイチゴ R. h. f. harae マルバクサイチゴ R. h. f. simplicifolius キミノクサイチゴ R. h. f. xanthocarpus 形態・生態 クサイチゴは背丈が20-60cmと低く、草本のように見えるため、このように呼ばれるが、実際は木本である。生命力は強く、刈っても、根から生えてくる。 全体に短い軟毛が密生し、茎には小さい刺がある。 葉は奇数羽状複葉で、花枝には3小葉、徒長枝には5小葉がつく。頂小葉は卵形または長楕円状卵形、側小葉は卵形、先はとがり、縁には細かい重鋸歯がある。 花期は3-4月。花は白色で、5弁花。花弁は卵円形で、長さは15-20mm。花の中央に雌蕊が多数あり、その周囲にやはり多数の雄蘂を持つ。 果実は大型で赤熟し、食用となり、酸味は少なく、とても甘い味がする。 分布と生育環境 中国、朝鮮半島、日本に分布する。 日本では、本州、四国、九州と広く分布し、林地で普通に目にすることができる。
国見山 クサイチゴ
クサイチゴ
国見山 クサイチゴ
クサイチゴ
国見山 クサイチゴ
クサイチゴ
国見山 クサイチゴ
クサイチゴ
国見山 多分、オオジシバリ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)
オオジシバリ Ixeris debilis (キク科 ニガナ属)
オオジシバリは日本全国に生育する多年生の草本。水田の畦などに群生する。地表付近に茎をはわせ、節から根を出して広がっていく。葉は地面から立ち上がって、密に地表面を覆っており、頻繁に草刈りが行われる環境に適応した生育形である。春にタンポポとよく似た花をさかせ、遠目には区別が付きにくいこともある。和名は「地面を縛る」との意味。オオジシバリは畦などのやや湿った場所に生育し、同属のイワニガナはやや乾燥した場所に生育する。
多分、オオジシバリ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) オオジシバリ Ixeris debilis (キク科 ニガナ属) オオジシバリは日本全国に生育する多年生の草本。水田の畦などに群生する。地表付近に茎をはわせ、節から根を出して広がっていく。葉は地面から立ち上がって、密に地表面を覆っており、頻繁に草刈りが行われる環境に適応した生育形である。春にタンポポとよく似た花をさかせ、遠目には区別が付きにくいこともある。和名は「地面を縛る」との意味。オオジシバリは畦などのやや湿った場所に生育し、同属のイワニガナはやや乾燥した場所に生育する。
国見山 ヒメレンゲ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)
ヒメレンゲ Sedum subtile (ベンケイソウ科 マンネングサ属)
ヒメレンゲはコマンネンソウともいい、関東以西の本州~九州に分布する多年草。沢沿いの岩上などに群落を形成して生育する。下の画像は道路沿いのコンクリート壁に群落を形成していたものである。群落が発達していた場所は降雨時には水が流れ落ちる場所であった。晴天時には乾燥するものの、降雨時には道路に降った水が流れ落ち、土壌や栄養分が供給される立地である。自然状態であっても、同様な要素を備えた場所に生育するに違いない。
 花は4月の終わり頃から5月にかけてであり、群生して開花し、渓谷を彩る。花弁は5枚。花茎の下部から走出枝を形成し、地面に広がる。
ヒメレンゲ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) ヒメレンゲ Sedum subtile (ベンケイソウ科 マンネングサ属) ヒメレンゲはコマンネンソウともいい、関東以西の本州~九州に分布する多年草。沢沿いの岩上などに群落を形成して生育する。下の画像は道路沿いのコンクリート壁に群落を形成していたものである。群落が発達していた場所は降雨時には水が流れ落ちる場所であった。晴天時には乾燥するものの、降雨時には道路に降った水が流れ落ち、土壌や栄養分が供給される立地である。自然状態であっても、同様な要素を備えた場所に生育するに違いない。  花は4月の終わり頃から5月にかけてであり、群生して開花し、渓谷を彩る。花弁は5枚。花茎の下部から走出枝を形成し、地面に広がる。
国見山 チャルメルソウ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)

チャルメルソウ(哨吶草、学名:Mitella furusei var. subramosa)は、ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草。ミカワチャルメルソウを分類上の基本種とする変種[3][4][5]。自家和合性で、雄性不稔の株が一定割合必ず存在する雌性両全性異株[6]。

分類(APG IV)
界	:	植物界 Plantae
階級なし	:	被子植物 Angiosperms
階級なし	:	真正双子葉類 Eudicots
階級なし	:	バラ上類 Superrosids
目	:	ユキノシタ目 Saxifragales
科	:	ユキノシタ科 Saxifragaceae
属	:	チャルメルソウ属 Mitella
種	:	ミカワチャルメルソウ
M. furusei
変種	:	チャルメルソウ
M. f var. subramosa
学名
Mitella furusei Ohwi var. subramosa Wakab.[1]
シノニム
Mitella stylosa auct. non H.Boissieu[2]
和名
チャルメルソウ(哨吶草)[3]

特徴
地中の根茎は短く、根出葉は束生し、葉柄は長さ2-8cmになり粗い長毛と腺毛が生える。葉身は長さ2.5-8cm、幅3-5cmになる広卵形または卵形で、基部は深い心形、先はふつう鈍形で、縁には不ぞろいの鋸歯がある。葉の両面にも粗い長毛と腺毛が生え、裏面は常に紅紫色をおびる[3][4][6]。

花期は4-5月。花茎は側生し、高さ30-50cmになり、下部には開出する長毛が密生し、上部には短い腺毛が生える。先に総状花序をつけ、多数の花がやや間隔をあけてつく。花柄は長さ1-4mmになり、短腺毛が生える。萼筒は浅い倒円錐形で、萼裂片の外側とともに紅紫色の短腺毛が生える。萼裂片は5個あり、卵状三角形で、長さ約1.5mmになり先は鋭頭、花時に直立する。花弁は5個で花時に半曲し、紅紫色をおび、長さ約2mmになり、ふつう3-5裂、まれに6-7裂し、花弁外面に腺点がある。雄蕊は5個あり、花弁と対生し、花糸は葯より短い。裂開直前の葯は淡黄色になる。子房は下位で花盤があり、花柱は2個あって紅紫色をおび、柱頭は浅く2-4裂する。果実は広鐘形の蒴果で、花柱間の縫合線で開口する。種子は長楕円形で長さ約1.3mmになり、黒熟せず、種皮は暗紅色で縦にごく小さな隆状がある[3][4][6]。

花の匂いと特定の送粉昆虫	
本変種の花にはライラックアルデヒドを主成分とするチーズまたはゴムのような独特な匂いがある。この匂いにつられてキノコバエ科のミカドシギキノコバエ1種のみが訪花し、花粉を運ぶ。本属コチャルメルソウの花粉を運ぶキノコバエ科のコエダキノコバエはこの匂いを嫌い訪花しない。キノコバエ科両種の口の長さの違いやチャルメルソウ属の種による花と葯の位置などの違いより、種ごとに送粉者が異なり、チャルメルソウ属の別種が同所的にみられる場所においても、ほとんど自然交雑は起こらないという[6][7]。

分布と生育環境	
日本固有種[5]。本州(福井県・滋賀県・三重県以西)、四国(愛媛県)、九州(佐賀県・長崎県)に分布し、山地の沢沿いや渓流沿いなどの斜面や陰湿地に生育する[4]。

名前の由来	
和名チャルメルソウは「哨吶草」の意で、果実が熟して上向きに開いたようすが、中国のラッパに似た楽器であるチャルメラに似ていることによる[3][4]。

種小名(種形容語)furusei は、基本種のミカワチャルメルソウ M. furusei var. furusei のタイプ標本を愛知県南設楽郡作手村(現新城市)で採集した植物研究家の古瀬 義(ふるせ みよし)(1911 - 1996)への献名[8]。変種名 subramosa は、「やや分枝した」の意味[9]。
チャルメルソウ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) チャルメルソウ(哨吶草、学名:Mitella furusei var. subramosa)は、ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草。ミカワチャルメルソウを分類上の基本種とする変種[3][4][5]。自家和合性で、雄性不稔の株が一定割合必ず存在する雌性両全性異株[6]。 分類(APG IV) 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 Eudicots 階級なし : バラ上類 Superrosids 目 : ユキノシタ目 Saxifragales 科 : ユキノシタ科 Saxifragaceae 属 : チャルメルソウ属 Mitella 種 : ミカワチャルメルソウ M. furusei 変種 : チャルメルソウ M. f var. subramosa 学名 Mitella furusei Ohwi var. subramosa Wakab.[1] シノニム Mitella stylosa auct. non H.Boissieu[2] 和名 チャルメルソウ(哨吶草)[3] 特徴 地中の根茎は短く、根出葉は束生し、葉柄は長さ2-8cmになり粗い長毛と腺毛が生える。葉身は長さ2.5-8cm、幅3-5cmになる広卵形または卵形で、基部は深い心形、先はふつう鈍形で、縁には不ぞろいの鋸歯がある。葉の両面にも粗い長毛と腺毛が生え、裏面は常に紅紫色をおびる[3][4][6]。 花期は4-5月。花茎は側生し、高さ30-50cmになり、下部には開出する長毛が密生し、上部には短い腺毛が生える。先に総状花序をつけ、多数の花がやや間隔をあけてつく。花柄は長さ1-4mmになり、短腺毛が生える。萼筒は浅い倒円錐形で、萼裂片の外側とともに紅紫色の短腺毛が生える。萼裂片は5個あり、卵状三角形で、長さ約1.5mmになり先は鋭頭、花時に直立する。花弁は5個で花時に半曲し、紅紫色をおび、長さ約2mmになり、ふつう3-5裂、まれに6-7裂し、花弁外面に腺点がある。雄蕊は5個あり、花弁と対生し、花糸は葯より短い。裂開直前の葯は淡黄色になる。子房は下位で花盤があり、花柱は2個あって紅紫色をおび、柱頭は浅く2-4裂する。果実は広鐘形の蒴果で、花柱間の縫合線で開口する。種子は長楕円形で長さ約1.3mmになり、黒熟せず、種皮は暗紅色で縦にごく小さな隆状がある[3][4][6]。 花の匂いと特定の送粉昆虫 本変種の花にはライラックアルデヒドを主成分とするチーズまたはゴムのような独特な匂いがある。この匂いにつられてキノコバエ科のミカドシギキノコバエ1種のみが訪花し、花粉を運ぶ。本属コチャルメルソウの花粉を運ぶキノコバエ科のコエダキノコバエはこの匂いを嫌い訪花しない。キノコバエ科両種の口の長さの違いやチャルメルソウ属の種による花と葯の位置などの違いより、種ごとに送粉者が異なり、チャルメルソウ属の別種が同所的にみられる場所においても、ほとんど自然交雑は起こらないという[6][7]。 分布と生育環境 日本固有種[5]。本州(福井県・滋賀県・三重県以西)、四国(愛媛県)、九州(佐賀県・長崎県)に分布し、山地の沢沿いや渓流沿いなどの斜面や陰湿地に生育する[4]。 名前の由来 和名チャルメルソウは「哨吶草」の意で、果実が熟して上向きに開いたようすが、中国のラッパに似た楽器であるチャルメラに似ていることによる[3][4]。 種小名(種形容語)furusei は、基本種のミカワチャルメルソウ M. furusei var. furusei のタイプ標本を愛知県南設楽郡作手村(現新城市)で採集した植物研究家の古瀬 義(ふるせ みよし)(1911 - 1996)への献名[8]。変種名 subramosa は、「やや分枝した」の意味[9]。
国見山 ヤマアイ《徳島県の藍の元祖》(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)
ヤマアイ Mercurialis leiocarpa は、トウダイグサ科の草本のひとつ。古より染料として用いられた。ただし、普通は青にはならない。

ヤマアイ
Mercurialis leiiocarpa yamaai01.jpg
分類(APG III)
界	:	植物界 Plantae
階級なし	:	被子植物 angiosperms
階級なし	:	真正双子葉類 eudicots
階級なし	:	バラ類 rosids
階級なし	:	真正バラ類I eurosids I
目	:	キントラノオ目 Malpighiales
科	:	トウダイグサ科 Euphorbiaceae
属	:	ヤマアイ属 Mercurialis
種	:	ヤマアイ M. leiocarpa
学名
Mercurialis leiocarpa Sieb. et Zucc.
和名
ヤマアイ

特徴
小型の多年生草本[1]。地下茎が横に這い、繰り返し分枝し、群落を形成する。地下茎は生時には白いが、乾燥させると紫色を発色する。地上の茎は立ち上がって高さ30-40cmほど。茎の断面は四角で角は稜になる[2]。葉は対生で、披針形の托葉がある。葉身は長楕円状披針形から卵状楕円形で長さ10cm程度。先端は尖り、基部はやや幅広く、縁には鋸歯が並ぶ。葉の面にはまばらに毛が生えている[3]。長い葉柄がある。

花期は4-7月、茎の先端の方の葉腋から花序を出す。雌雄異株。雄花序、雌花序ともやや総状に見える穂状花序となる。花は間を置いて付き、特に雌花序では花数が少ない。雄花では、花被は膜質で敷き石状に配列し、蕾では閉じて萼全体で球形をなし、開花すると3裂する。雄蕊は10-30本あり、仮雄蕊はない。花糸は互いに融合せず、花床の中央から束になって出る。葯は2室、基部まで互いに離れ、はじめ下向きに垂れるが後に上を向き、外側上面で縦に裂ける。 雌花では花被は3、花盤は2裂して、それぞれ先端が披針形の突起として突き出す。その間に子房があり、子房2室はこの突起2本に挟まれて左右に突き出る形になる。柱頭は2個、子房の各室には胚珠1つのみを含む。蒴果は亜鈴型で径約5mm、表面に突起があり、熟すと2つの小球に分かれる。種子は球形。

和名はいわゆるアイが畑にできるのに対し、山に自生することから[4]。

分布と生育環境	
本州から琉球列島にかけて分布し、国外では朝鮮、中国、台湾、インドシナに知られる。山林の下草として群生している[5]。

分類	
本種の所属するヤマアイ属 Mercurialis はヨーロッパからアジアに7種が知られるが、日本には本種のみが知られる。

利用	
本種は日本では最も古くから用いられた染料であるとされている。中国からアイ(タデ科)やリュウキュウアイ(キツネノマゴ科)が伝わる以前から、本種は摺り染め用の染料として用いられた。万葉集や源氏物語にもその名があがっており、皇室が神事に用いる小忌衣(おみごろも)の染料も本種が使われた。生の葉を布に摺り付けることで染色を行い、それによって出る色は青ではなくて緑である。ヤマアイにはインジゴが含まれておらず、青は出ない[6]。

文献では山藍摺りは青色と記されている。上記の小忌衣は「紅(あけ)の長紐」をつけた「青摺衣(あおずりぎぬ)」であり、それを染めるのに本種が使われたという[7]。ただし、日本語の「あお」が現在その名で呼ばれる色を示すようになったのは室町以降ではないかとも言われ、それ以前には緑色をも含めてこの名で呼んでいたと考えられる[8]。ただし、それはやはり青色だったのではないかとの判断から、本種を使い、何らかの手法を加え、青にすることができたのではないかとの検討も行われている。

研究により、地下茎(乾燥させると青くなる)を乾燥させて細かくして水で抽出し、銅を媒染に用いることにより青色を定着させることに成功している[9]。

他方、そのような文献に言及がある山藍が、実際に本種を指したのかどうかについて疑問を呈する声もある。それによると、山藍が日本最古の染料、あるいは日本独自の染料とする通説はあるが、その裏付けとなる文献がごく少ないこと、またその植物が本種であるとの文献も江戸時代以降にしか存在しないことなどを挙げており、あるいは単に『山で取れるアイのような植物』の意味であった可能性にも触れている[10]。

混乱について	
藍と呼ばれるが、実際には青い色素を含まない。しかしながら本種の地下茎は乾燥させると紫になるため、青の染料になるとの誤解がある[11]。またアイやリュウキュウアイと混同されることもある。さらに、明治の初めの頃、鹿児島地方で栽培品のリュウキュウアイをヤマアイと呼んだこともあり、混乱を助長したらしい。実際には藍のように浸染の方法で染めても青くはならず、緑色になる[12]。
ヤマアイ《徳島県の藍の元祖》(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) ヤマアイ Mercurialis leiocarpa は、トウダイグサ科の草本のひとつ。古より染料として用いられた。ただし、普通は青にはならない。 ヤマアイ Mercurialis leiiocarpa yamaai01.jpg 分類(APG III) 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 eudicots 階級なし : バラ類 rosids 階級なし : 真正バラ類I eurosids I 目 : キントラノオ目 Malpighiales 科 : トウダイグサ科 Euphorbiaceae 属 : ヤマアイ属 Mercurialis 種 : ヤマアイ M. leiocarpa 学名 Mercurialis leiocarpa Sieb. et Zucc. 和名 ヤマアイ 特徴 小型の多年生草本[1]。地下茎が横に這い、繰り返し分枝し、群落を形成する。地下茎は生時には白いが、乾燥させると紫色を発色する。地上の茎は立ち上がって高さ30-40cmほど。茎の断面は四角で角は稜になる[2]。葉は対生で、披針形の托葉がある。葉身は長楕円状披針形から卵状楕円形で長さ10cm程度。先端は尖り、基部はやや幅広く、縁には鋸歯が並ぶ。葉の面にはまばらに毛が生えている[3]。長い葉柄がある。 花期は4-7月、茎の先端の方の葉腋から花序を出す。雌雄異株。雄花序、雌花序ともやや総状に見える穂状花序となる。花は間を置いて付き、特に雌花序では花数が少ない。雄花では、花被は膜質で敷き石状に配列し、蕾では閉じて萼全体で球形をなし、開花すると3裂する。雄蕊は10-30本あり、仮雄蕊はない。花糸は互いに融合せず、花床の中央から束になって出る。葯は2室、基部まで互いに離れ、はじめ下向きに垂れるが後に上を向き、外側上面で縦に裂ける。 雌花では花被は3、花盤は2裂して、それぞれ先端が披針形の突起として突き出す。その間に子房があり、子房2室はこの突起2本に挟まれて左右に突き出る形になる。柱頭は2個、子房の各室には胚珠1つのみを含む。蒴果は亜鈴型で径約5mm、表面に突起があり、熟すと2つの小球に分かれる。種子は球形。 和名はいわゆるアイが畑にできるのに対し、山に自生することから[4]。 分布と生育環境 本州から琉球列島にかけて分布し、国外では朝鮮、中国、台湾、インドシナに知られる。山林の下草として群生している[5]。 分類 本種の所属するヤマアイ属 Mercurialis はヨーロッパからアジアに7種が知られるが、日本には本種のみが知られる。 利用 本種は日本では最も古くから用いられた染料であるとされている。中国からアイ(タデ科)やリュウキュウアイ(キツネノマゴ科)が伝わる以前から、本種は摺り染め用の染料として用いられた。万葉集や源氏物語にもその名があがっており、皇室が神事に用いる小忌衣(おみごろも)の染料も本種が使われた。生の葉を布に摺り付けることで染色を行い、それによって出る色は青ではなくて緑である。ヤマアイにはインジゴが含まれておらず、青は出ない[6]。 文献では山藍摺りは青色と記されている。上記の小忌衣は「紅(あけ)の長紐」をつけた「青摺衣(あおずりぎぬ)」であり、それを染めるのに本種が使われたという[7]。ただし、日本語の「あお」が現在その名で呼ばれる色を示すようになったのは室町以降ではないかとも言われ、それ以前には緑色をも含めてこの名で呼んでいたと考えられる[8]。ただし、それはやはり青色だったのではないかとの判断から、本種を使い、何らかの手法を加え、青にすることができたのではないかとの検討も行われている。 研究により、地下茎(乾燥させると青くなる)を乾燥させて細かくして水で抽出し、銅を媒染に用いることにより青色を定着させることに成功している[9]。 他方、そのような文献に言及がある山藍が、実際に本種を指したのかどうかについて疑問を呈する声もある。それによると、山藍が日本最古の染料、あるいは日本独自の染料とする通説はあるが、その裏付けとなる文献がごく少ないこと、またその植物が本種であるとの文献も江戸時代以降にしか存在しないことなどを挙げており、あるいは単に『山で取れるアイのような植物』の意味であった可能性にも触れている[10]。 混乱について 藍と呼ばれるが、実際には青い色素を含まない。しかしながら本種の地下茎は乾燥させると紫になるため、青の染料になるとの誤解がある[11]。またアイやリュウキュウアイと混同されることもある。さらに、明治の初めの頃、鹿児島地方で栽培品のリュウキュウアイをヤマアイと呼んだこともあり、混乱を助長したらしい。実際には藍のように浸染の方法で染めても青くはならず、緑色になる[12]。
国見山 ヤマアイ
ヤマアイ
国見山 ヤマアイ
ヤマアイ
国見山 フキノトウ(Kさん情報提供)
フキノトウ(Kさん情報提供)
国見山 コンロンソウ(Kさん情報提供)

(以下、ネット情報を抜粋)

コンロンソウ(崑崙草)

多年草
北海道〜九州の山地の湿った場所や川辺の水湿地に生える。根茎は細長く水平に伸び、分枝して大きな群落をつくる。茎は直立して毛があり、上部は枝を分け、高さ25〜70cm。葉は4〜7個あって長い柄があり、羽状複葉、小葉は5個か7個、長楕円状披針形、長さ4〜10cm、幅1〜3cm、先は鋭尖形、基部はくさび形、縁は不規則な鋸歯があり、両面に毛がある。総状花序は果時に伸びる。萼片は淡緑色、長楕円形で長さ2.5〜3.5mm、背面に毛がある。花弁は白色、倒卵形〜長倒卵形、長さ5〜10mm、雄しべは6個。長角果は線形、長さ1.6〜3cm、幅1〜1.5mm、まばらに毛があるが無毛、果柄は開出または斜上する。種子は褐色で楕円形、長さ約2mm、幅約1mm。花期は4〜7月。(日本の野生植物)
学名は、Cardamine leucantha
アブラナ科タネツケバナ属
コンロンソウ(Kさん情報提供) (以下、ネット情報を抜粋) コンロンソウ(崑崙草) 多年草 北海道〜九州の山地の湿った場所や川辺の水湿地に生える。根茎は細長く水平に伸び、分枝して大きな群落をつくる。茎は直立して毛があり、上部は枝を分け、高さ25〜70cm。葉は4〜7個あって長い柄があり、羽状複葉、小葉は5個か7個、長楕円状披針形、長さ4〜10cm、幅1〜3cm、先は鋭尖形、基部はくさび形、縁は不規則な鋸歯があり、両面に毛がある。総状花序は果時に伸びる。萼片は淡緑色、長楕円形で長さ2.5〜3.5mm、背面に毛がある。花弁は白色、倒卵形〜長倒卵形、長さ5〜10mm、雄しべは6個。長角果は線形、長さ1.6〜3cm、幅1〜1.5mm、まばらに毛があるが無毛、果柄は開出または斜上する。種子は褐色で楕円形、長さ約2mm、幅約1mm。花期は4〜7月。(日本の野生植物) 学名は、Cardamine leucantha アブラナ科タネツケバナ属

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