活動データ
タイム
06:09
距離
15.0km
のぼり
1504m
くだり
1063m
活動詳細
すべて見る雪の石鎚山を眺めるために伊予富士へ。 雪に彩られた石鎚山・瓶ヶ森を望みながら、彼方まで続く笹の尾根道を進んでゆく。 優美な稜線を従えた石鎚山にもっと近づきたくて、西黒森まで進んでしまった。 薄い雪で陰影が際立つ石鎚山・瓶ヶ森と、消えかかる儚い霧氷は、春雪ならではの美しさ。 【春雪】 一部に、季節外れの雪が溶け残っていた。 「腐れ雪」は、ゆるんでべっしゃりと重く、ずりずり滑る。 チェーンスパイク(チェーンアイゼン)を着けても雪ダンゴとなり、全くツメが効かないどころか、かえって滑りやすくなるため、無装備で耐えるしかない。 特に自念子ノ頭から西黒森までの間に残雪が多く、急坂やらボコボコ道やらと相まって滑りやすいことこの上ない。 【ルート詳細】 「四国三大急登」たる伊予富士。 寒風山登山口から桑瀬峠までの間と、山頂直前に石ボコボコ系の急登あり。 中盤は笹の稜線が美しい尾根道なので、ここを歩くだけで登る価値あり。 伊予富士→東黒森→自念子ノ頭→西黒森の縦走区間はどこも同じパターン。 まずは緩やかで視界の開けた楽しい尾根道。次いで茂みに入り、道が少しゴツゴツしてくる(寒い時期は茂みに雪が残りがち)。そしてどの山も、山頂直前には容赦ない急登あり。 とりわけ西黒森は、標高差も大きく、山頂直前はロープを使って這い登る直登あり。 この4座をあわせたら、四国ナンバーワン急登になるんじゃないかな。 また、自念子ノ頭→西黒森の間(神鳴池よりも自念子ノ頭側)に、腰上までの笹でルート不明瞭な箇所あり。道も全体的に歩きにくさが増していた。 なお、伊予富士・東黒森・自念子ノ頭の3座の山頂は360度展望があり、絶妙な角度で石鎚山を望める。 西黒森の山頂は枝が多く、石鎚山もあまり見えない。
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