爆風とガラ空きのビーチ

2021.05.03(月) 日帰り

山梨遠征シリーズ二日目、深酒のせいか寝坊で大幅に出遅れ。甲府を7時に出発する。もともと雨乞山を予定していたが、初登山であることや、スタートが遅くなったことから、その近隣の日向山に変更。アクセス2回目ということもあり、それこそお気楽なハイキング気分。 さすが人気の山、渓谷の駐車場は満杯に近く、なんとかギリギリ駐車。尾白川渓谷からスタートしていくが、どういうわけか調子が上がらず。昨日の甲武信ヶ岳に比べれば、ウオーミングアップも同然。だがペースを上げようにも脈拍が上がるばかりで、高度は上がってこない。日向山、実はキツいのか? 吹雪いていた甲武信ヶ岳と比べれば、気温差は20度以上。さらに昨夜はマッコリ酒をしこたま呑み、たぶん二日酔い。それもあって食欲奮わずシャリバテ気味。とまあ、これだけ揃えばキツいわけだ。 ともあれ大汗かきながら、なんとか山頂。雁ヶ原に向かっていくと、ビーチ手前の樹林帯で多くの人々がランチ中。もったいない!折角の眺望を。 稜線に出てこの理由は判明、凄まじい爆風なのだ。寒い上にサングラス無しでは、目も開けられぬほど。 これを良いことに祠の岩場まで赴き、その岩で風を避けながら、富士山、鳳凰三山そして甲斐駒ヶ岳を独り占めで、貸切ランチタイム。 そのうち甲斐駒ヶ岳から流れてきた雲が、雪まで運んできた。そろそろ潮時と帰路に就く。