活動データ
タイム
12:15
距離
27.6km
のぼり
2268m
くだり
2273m
活動詳細
すべて見る先週、靴忘れで、行けなかった戸倉三山と和田峠の周回。午後からは、天気が崩れる予報だけど、夕方までは持つかな。5:20に駐車場に到着。げ、緊急事態宣言で封鎖。近くのお寺の第2駐車場に停めるが、ここ私有地だよな。やっぱ、まずいよな。近くの駐車場を物色。何とか見つけて、6:00出発と予定より1時間遅れ。 この戸倉三山。眺望ない緑地獄とか、アップダウン厳しいドMコースだとか言われてる。和田峠まで行って周回するなんて、超ドMコース。こんなコース、歩くのって物好きしかいなんだろうな。 戸倉城山へお寺から登る。最後はかなりの急登。頂上からは、朝のあきる野の景色。すがすがしいね。ココは先月も来てる。アップダウンがあるので、そんなにピッチは上がらない。早くも臼杵山で、一服タイム。市道山でも、おにぎりタイムしちゃうし。少し進行遅いかな。お会いしたのはトレランさんの数組。木洩れ日のトレイル、新緑が眩しい。道は整備されているので、気持ちのよいとても静かな山歩き。醍醐山でも一服タイム。行程はまだ半分行ってないけど、5時間弱。今日は、やっぱり日没ギリだな。 和田峠を周回って言ったけど、実際は高岩山から、地図にないルートでショートカット。ヤマレコでは、薄く足跡があったので、行けると判断。山頂からの急降は、ハンパなく危険。少し戻って、トラバース気味に降りる。足場が柔らかく、滑落のリスクあるので、慎重に。林道に降りるところは、3mの崖。何とか降りれそうなところを見つけ、下りる。 ここからの尾根道は、YAMAPにはないバリルートを行く。道標などはもちろんないが、白ペンキ、ピンテはある。しかし、人があまり歩いていないせいか、藪コキが多い。ちくちくトゲが痛いし、木の枝が顔にバチバチ当たるし。心をかなり削られる。でも山頂には、ちゃんと手作りの山標。荒む心との均衡を何とか保ってくれる。途中、見晴らしのいいポイントもあるが、風がビュービュー。雲が出てきて、天候は下り坂。鉄塔の所まで来て、地図を見ると、あれ、ショートカットの分岐通り過ぎてる。ココも地図にはないルート。そんなに行き過ぎてはいなかったけど、かなり過酷な下りと予想。分岐もわからなそうだったから、一旦下山して、登りなおすか~。でも、下山の道、かなり急降の上に、落ち葉がたくさん。慎重に降りる。何度か滑ったけど、持ちこたえる。通常のトレイルなら、トラロープの連発みたいなところ。でも、ここはバリルート、そんなものはない。ハンパない崖を下ると、民家の敷地。登山口になんの目印もないし、好き好んで歩くヤツは少ないだろうな。そりゃ~、トレイルが藪コキになるわな。このルート、精神的にタフなルートだったわ。 下界に降りると、自販機発見。ペプシがあったので、キューっと。うめ-。さーて、刈寄山に向けて登っていくよ。しばらくは、林道を登る。近道できなかったので、かなり遠い。刈寄山は、山頂にベンチやあずまやがあり、しばし最後の休憩。今熊山の稜線経由で、戸倉に戻る計画だったが、時間切れ。林道方向に降りることにする。朝の出遅れと、遠回りが痛い。4座登り損ねた。林道への下りには、悪路との表示。後半は、確かに悪路。トレイルはわかりにくいし、白ペンキに誘導された場所は、粘土質の滑る崖。足場は取れないし、ホールドできる岩も木も乏しい。何とか降りれそうなところを見つけ、格闘しながら降りる。絶対、正規ルートじゃないよ、これ。過酷すぎるわぁ~。でも白ペンキは、周りではここしかなかったよな~。ここ、正規だったら、バリバリの過酷バリルートだわ。醍醐山からここまで、15km誰にも会わなかった。静かな山行だったが、噂通りのドMルートだった。バリルートとかのスパイスも効いてて、YAMAP星付きのドMコースに仕上がってた。お腹いっぱい。もう、ここはしばらくは来ないかな~。でもなぁ、休憩多いし、遠回りするし、残しちゃった山あるしな~。 林道に出たら、雨がポツポツと。カッパ着て、ザックカバーをかける。雷が鳴って、土砂降りの予感。でも駐車場までは、何とか小ぶりのままで収まった。クルマで帰る途中、バケツをひっくり返したような大雨。雷がピカゴロゴロ。登山中でなくて、よかったー。あの崖で、この雨が降ったらと思うと、ぞっとした。あ~、めっちゃ疲れたわ~。
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