丹波　日ヶ奥渓谷　神池寺　タキガナル

前回(https://yamap.com/activities/10560456)に訪れた時にはまだ咲いていなかった「クリンソウ」と、写真を撮るのに時間が掛りすぎて辿れなかった、”タキガナル”と展望台を辿る為の再訪です。 前日の降雨で日ヶ奥渓谷は水量が多く、白龍の雌滝も雄滝も迫力があります。小峠まで林道を歩き、神池寺へのハイキング道が上部に不動尊を祀る桜滝が架かる沢を渡る個所から、沢沿いに神池寺本堂へ。 僅かな踏み跡を辿りゴルジュの奥に架かる桜滝を高巻。前日の雨で急な斜面はぬかるみ、木の根元や岩を掴みながら攀じ登る。斜面には花の終わった”イワウチワ”の群生地が広がっていました。上流の二又で左の沢へ。 源流部の沢は緑に溢れ、野鳥の囀りを聞きながら辿り、予定の地点より少し奥で妙高山山頂から神池寺本堂への登山道に出た。 石段を降り自動車道まで降ると本日の目的「クリンソウ」が咲き出していました。 思い思いに写真に収め、小峠まで戻る。 旧町界尾根に取付き標高差50mの斜面を登り少し開けた地点から振り返れば、前回に登った旧町界尾根のピークと妙高山山頂が望めました。 斜度の落ちた尾根を登るとCa.460mピーク、展望は無く樹林帯の中。 判り易い尾根を辿りタキガナルに到着。丁度お昼時、三角点でお昼を済ませ、地形を確認しながら尾根を忠実に辿ると、キャンプ場から展望台へのハイキング道に合流。 展望台からは、黒井城跡から五台山方面の中央分水嶺の山々。 展望を楽しみハイキング道を降りキャンプ場へ戻る。 妙高山の東山麓に在る「クリンソウの自生地」を観るため車で移動。 妙高山へ登る自動車道を進むと幟を立てた群生地。駐車場も有ります。 沢に沿って数か所の群生地が谷奥へ続いていましたが、日当たりの悪い上流の自生地はこれからの状態、入口近くの日当たりの良い自生地には咲いていました。 駐車場の西側にも、菊の仲間の「サワオグルマ」の群生地が斜面一杯に黄色い花を咲かせていました。 コース状況 桜不動尊を祀る桜滝から上流へは沢登りになります。十分注意して遡行してください。