残雪期の十勝岳／吹上温泉登山口から

１か月ぶりの登山は行きたいと言っていた雪の十勝岳です。 ４月の頭に飛行機（国内線）を利用したところ、とある保健所から携帯に着信アリ。 新型コロナ陽性者との濃厚接触の指定を受けました。マスクをしようが、一言も話をしていなくても陽性者との距離（座席位置）のみで指定を受けてしまうようです。それから保健所からの指導により２週間の外出自粛。 その間ＰＣＲ検査を受け陰性が確認されましたが、在宅勤務を経験しました。 ・・・やっと山に行ける・・・となってからも天候不良や停滞していた業務処理のため悶々とした週末を過ごし、結局ＧＷに突入してしまいました。 ふぅ・・・長い愚痴ですね。 さて、せっかくのＧＷですがどうも天気がよろしくない。 行けるうちに行くでしょ！ ってことで、何とか雪があるうちに凸さんと十勝岳を楽しんできました。 ・登山口 望岳台まで行けるようになっていましたが、せっかくなので吹上温泉登山口を選択。冬期の雰囲気を味わいます。ただ、調査不足で外のトイレはまだ冬期閉鎖中でした。朝の５時ごろだったので、白銀荘の中で清掃されていた方に声をかけて中のトイレを利用させていただきました。ありがとうございました。手前のコンビニ等で済ませるのが良いかもしれませんね。 スタートはツボ足、状況からスノーシューは車で留守番とし、アイゼン担いで上がりました。 ・～ピーク ま、軌跡を見ていただくと分かる通りうろうろしました。とある方の軌跡を参考にしようとダウンロードしてみましたが、ま～適当な人間なのでそれでも自分が行きたい方へ進んでしましました。まっしろな中、硫黄臭にむせながらどこを歩いてるんだろうね・・・なんて思いながら楽しみました。途中の傾斜がきつくなる前にアイゼンセットしました。たまーに雲が流れて進路が見えたりすると、あっち行けるんじゃない？なんて・・・。地図読みも楽しいですが、現場で判断する楽しみもありますよね。無理をしない程度にですが。 ・ピーク 途中はほとんど風がなかったのですが、最後の尾根に上がってからは風が強かったです。特にピークはなかなかの風でした。凸さんが風にあおられていたのでそれで判断しました。 風向きで火口からの噴煙がもろでしたので、長居することなく下山です。 ・～吹上温泉 下山時はもろに正面から噴煙を受けることになり、何度も咳きこみながら下山しました。何名かの方とスライドしましたが、望岳台からスタートされた方が多かったようです。 下山は極力真っすぐ・・・と思いながらも、雪の上を繋ぐためにちょっと横に移動しました。 若干噴気が上がっているところがあり、寄り道したりと・・・最後まで自分勝手な軌跡です。 下りてからはもちろん白銀荘で入浴し、富良野でアイスを食べて帰りました。 久しぶりの凸さんとの山行でなんとか雪の十勝岳を満喫できました。 ありがとうございました！