立山（雄山）残雪期　2021.04.26

立山　〜雄山　残雪期〜 2021年最後の雪山。 西穂高岳、燕岳〜大天井岳、立山の３択。 西穂高岳は嫁にガチギレされ（笑） 大天井岳はきっちょむさんのブログでたじろぎ(汗) 来年目指す　剱岳　の下見を兼ねて立山に決定です！ 一週間前から天気予報とにらめっこ。 二日前、過去最高レベルの晴天予報を確認した後、先ずはビーコンをレンタル。 立山は雪崩の巣窟。 ４．５．１１月はビーコンと、登山届が義務付けられています。 義務です。 立山　なだれ情報　とググれば、毎日コンディションを確認できます。 ビーコンは　やまどうぐレンタル屋　さんで送料込みの４２００円で借りられます。 超親切です。 自分の命が４２００円より高いか安いかです。 初級者のかたはご参考まで。 宿は評判のみくりが池温泉　と、思ってましたが 素泊まりできる 温泉、部屋もやや広そう 少し遠いが全く問題ない 以上の理由で　雷鳥荘さんに決定。 当日は6時20分出発。 10時00分扇沢到着。 駐車場は駅から至近の第１〜第３は有料。 橋のわきから入る市営駐車場は無料で利用できます。 混雑を予想しwebきっぷ１１時で購入済、早く着きすぎた為　早めのお昼に。 名物　黒部ダムカレーを頂きました(◍•ᴗ•◍) ゴハンはアレですが、ほうれん草グリーンカレーと揚げたてのカツはなかなか美味でした。 トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継ぎ、黒部ダム〜黒部平と進んでいきます。 13時00分室堂到着！ 初日は完全に観光（笑） 雪の大谷、雪の回廊を散策しました。 登山届を出すついでに、大汝山、浄土山までのコンディションを教えて頂きました。 こういう現地での情報、大切です。 雷鳥荘さんにチェックインを済ませザックをデポ。 部屋は二段ベッド×4の8人部屋に2人　٩(๑´3｀๑)۶ 平日最高です。 室堂散策がてらターミナルまで戻ります。 で、お疲れ様🍺 ２秒でビールを飲み干し、ペットボトルに入れた栄養ドリンク片手に歩きます。 みくりが池温泉とミクリガ池の間に人溜まりが？？ なんと！雷鳥さんが居ました(◍•ᴗ•◍) 晴天の日は居ないかなー と思ってたので興奮です（笑） 日が暮れてくると見事な雲海(◍•ᴗ•◍) 左には奥大日岳、右には雄山、大汝山、富士ノ折立。その裏には憧れの剱岳。 酒が進みます（笑） 雷鳥荘さんに戻り、折角なので外で晩酌。 寒いので１５分で談話室に。 薪ストーブの火を見ながらの岳&水割り。最高です(*´ω｀*) 楽しくなってしまったので４人で呑まれてたグループにまぜて貰いました。 飲みの席では全く躊躇しません。 みんな友達です（笑） 山荘の工事されてる方々だったようで、とても楽しそうにしてる写真が残ってました。(が、記憶は残っておりません（笑）) 気がついたらふとんの中(^_^;) 時計は２２時。完全に飲み過ぎです。 が、三脚を持参してる訳で、夜の撮影会を意地でも始めます。 月明かりがとても明るい夜で、星空は撮れませんでしたが、月に照らされる立山の美しい写真がバッチリ残ってました(^^)v そして雷鳥荘さんのメイン！ 地獄谷から汲み上げた天然温泉！！！ こんな時間なんで貸し切り！！ 硫黄が香る本格的な温泉！ 最高でした(◍•ᴗ•◍) しかし、酒のダメージはデカく、翌朝目が覚めたら5時30分（笑） 御来光が。。。と思ったら立山の裏から登るからゆっくりなんですね。 朝食は付けてもらったので一番早い6時30分から。 バイキング形式でめっちゃ豪華！！ 伊○園より豪華なのでは！？ バッチリ栄養補給してごちそうさま。 二日酔いの悪コンディションですが、アイゼンを装着していよいよ雄山山頂目指しアタック開始です。 この時間帯は雪は締まっていて踏み抜きなし。 アイゼン一択でいいと思います(昼前はだいぶ緩んでましたが、ワカン等はいらなそう) しかし二日酔いには一ノ越迄ですらなかなかシンドイ( ；∀；) ですが比例して酒が抜けていきます（笑） 一ノ越からはこの日の核心部。 ピッケルとヘルメットを装着します。 これ、絶対に必須です。 取り付きが結構な斜度。 雪と氷と岩稜帯のミックス。 ピッケル使って登る場所も。 そして風強い&寒い！ 下山時にすれ違ったパーティ。 4本軽アイゼンにストック、帽子じゃ駄目だって、マジで。 でも一ノ越までと違い、適度な緊張感があり、楽しみながら登れました。 午前10時　初の雪山3000メートル峰　立山　雄山　登頂成功です(^^)v 山頂からは360度の大パノラマ！！ 奥大日岳、富山湾、白山、穂高岳、槍ヶ岳、大天井岳、富士山！(存在感ハンパねー)、次に登りたい針ノ木岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、ちょうど一年前に登った唐松岳、ラスボス剱岳。 本当に北アルプスのオールスターです。 山頂ではゆったりホットコーヒーとベイクドチーズケーキをいただきました。 下山は、より慎重に。 思ったほどの緊張感はなく降りられました。 名残惜しくも室堂ターミナルへ。 出発前から狙いを定めていた立山そばさんにて、名物の白えび天そばをいただきました。 甘めの熱々の汁が体の芯に染み入りました(◍•ᴗ•◍) お土産を購入し、最後に黒部ダムでソフトクリーム。 最初から最後まですべてが素晴らしすぎる二日間でした。 木曽駒ヶ岳に始まり立山で締めくくりです。