活動データ
タイム
11:36
距離
35.2km
のぼり
2693m
くだり
2327m
活動詳細
すべて見る俺の日常から始めたい🌸 歳をとるとともに朝が早くなり、家族皆が就寝中にも関わらず、家中を徘徊するものですから、ますます迷惑ジジイ化して、肩身の狭い生活を強いられています。 特に山にハマってからの休日なんて、3時頃には目が覚めちゃいます。 起きるとまず、自宅近辺を散歩しながら次の山行を物色、服装は簡易な上下とランニングシューズにペットボトル1本、少しの小銭とスマホをもっての行動で、非常にリラックスして、無限ブラブラが可能っていつも感じています。 そんな、今朝、ひらめきなのか、まあ直感のような、天からの声が聞こえた・・・・ このお散歩ルーティンを六甲縦走路に当てはめたら、ぜんぜん苦も無く宝塚まで行けそうな気がした。 究極の縦走攻略法発見って..........えへへ・・・ で、即実行、始発に飛び乗り須磨浦公園に到着した。 服装は上記のとおり、行動食は、冷蔵庫の隅に隠すように陳列されていた嫁さん所有の、へそくり大福もち3個とバナナ2本を、2円のレジ袋に入れて出発です。 六甲縦走路の良いところは、どこでもエスケープ可能でメシも食えるし、自販機もあるのですこぶる安心、超リラックス走行で、何かあれば即リタイアを念頭に試してみることにしました。 整理すると、持ち物が極限的にスリム化したことで、超軽量、気分も観光地の散歩のようでリラックス。その反面アクシデント(気候・怪我)に対応できないので登山路ではそろり、そろりと安全歩行を心がけ、舗装路はランニングシューズの恩恵でひたすら走ることにしました。 ここで頭の片隅に、嫁からのお小言が、呪文のようにささやいて聞こえます。 『気取って歩くな、コケる』 とか 『年には勝てん、ほどほどに緩く子供でも歩ける簡単なコースにしとけ』とか『汚い恰好するな、女子から、変質者と思われるぞ』とか、しかし、これがまさにドンピシャな1日となりました。 今日の俺の姿はどう見ても地元のおっさん。 すれ違う方の挨拶も、なんとなくいつもと違って、地元に精通した山プロに対する羨望のような、そんなまなざしを感じていました。 バナナをポケット、大福もちを入れた2円レジ袋を首に巻き、ボトル片手のラフなおっさんが、すれ違う方々に対し『おぅ~、頑張っとるね~』とか、『無理するなよ、怪我するヨ~』と上から目線の独り言妄想、気分はもう最高でした。 馬の背マイケル君にもご挨拶、この時が本日一番調子こいてた時でしたネ。 ところが、菊水山頂手前で水不足に、また同タイミングで足が攣りました。 周りには山女子さんも多くいらっしゃるので、痛い素振を見せることが出来ません。 山頂から少し鍋さん方向へ下った道端、目立たない場所で、治るまでストレッチを行い、マッサージを行いました。 ここで鈴蘭台へリタイアすればよかったのですが、痛みが治まると鍋蓋へ、そして大龍寺の自販機を目指すことにしました。 距離を延ばすほど、足の不調は大きく、摩耶山では足が思うように上がらない状態になりました。 この時、身をもってランニングシューズの弊害に気が付きました。 靴底が滑るので、予測できない微妙な体重変化が、足の筋肉を痛めつけていると理解し、摩耶山頂からは、リタイアを念頭に、エスケープルートを模索、いろいろ迷いましたが、どこも大勢な人人人。 自分のカッコ悪い姿(首に2円レジ袋巻いたヨレヨレなおっさんの姿)を山女子さんたちに、見せたくありません。 そのため、選択肢として、人があまり居ない、縦走路ルートで終点宝塚も考え、最高峰を目指したのですが、どう考えても不可能なぐらい痛めつけられています。 また、日没後の装備もありません。 そこでYAMAPでローカルな下山ルートを検索、六甲ガーデンテラスから紅葉谷経由で有馬温泉のコースが人少なくベストと判断しました。 しかし、急坂道はもう地獄、足をかばって尻の筋肉が痙攣、続きざまに胸、手のひらと体全体パニック状態です。 とどめを刺されたのは、有馬川砂防ダム上流側の開けた河原で、不安定な石に足をかけたので‼️ 💦ぐらぐらっと💦→体全体で踏ん張る💦→フクロハギ攣った、イ〜テ~ 💦→太腿内側攣った💦→コケる💦→パンツまでびしょぬれ💦 ちょっと脱いで絞ってパタパタしたがすぐには乾かない~🥶 パタパタ、パタパタ、パタパタ 空からこの姿を想像します。 河原で遭難したオッサンが『おぉぉ〜い、ここやで〜』って旗🚩振ってるように見えるかもで、消防士👩🚒出動ってなると、初のワイドショーデビューです。でパタパタ、ヤンペ ‼️ しかしこのルート、静寂、誰もいない、通らないとなると、心持ち大胆になって、リハビリがてらにラジオ体操したりして、服を乾かしました。 一瞬、一抹の不安が脳を貫きました‼️ 誰一人として逢わない路だったのですが、もし、今、この瞬間に山女子さんが、近辺とおられたら、こんな姿(首にレジ袋巻いている、パンツ一丁でヨレながらラジオ体操している姿)見られたらまさしく変質者。それを、写真でヤマップにアップされたら。 『アカン、すぐアカウント抹消』ではなく、見つからないようにちょっと奥の林のうす暗い木の陰へ避難。 でも、もし、林の中のこの姿も発見されたら・・・・ 特に屈強な男性連れの方だったら『子泣きジジイの背高いヤツおった』って追いかけられるか、仮に身を隠しても妖怪新聞👹💩💀👻に『有馬の山に新種の妖怪発見、情報求める、発見者には命名権。』となって❗️ その後、捕獲隊が組織され、大騒動、いつのまにか俺の姿は口こみで、『身長5m、首には白いエリまき、裸で木にぶら下がり、いつも、ぼぉ〜としている妖怪。好物はバナナをオカズに大福餅を喰らう、特技は女子が近くに寄ると蒸発』ってなるんだな〜❗️ そして命名『妖怪でくのぼぉ〜』って.......くくく、だ、ら、ネーー さて真剣に、これからどうするか、風が強くなり、雨も降ってきそうで、山がいろいろな音で泣きだしています。このまま日が落ちれば、懐中電灯もありません。 決断の時です。全身ヨレヨレ、衣服は生乾き、しかし目指す有馬には金の湯、銀の湯、他にもいろいろあります。 温泉つかって筋肉治療、湯上り後のビールとメシを想像し、気力を奮い起こして1時間30分全集中で下山完了。 しかし今日(4月25日)から当分、金の湯締まるの張り紙。あたりの飲食店も、すべて緊急事態宣言の影響で締まっていました。 『ショックで胃と脳も痙攣しました』 次回からは嫁の小言のうち、半分くらいは気に留めようと、考えることができた、意義ある1日と理解し、首の2円レジ袋の最後に残った大福もちを食べながら、神戸電鉄で帰ることになりました。 これでようやくレジ袋、今日のお役目ご苦労さんと感謝です❗️ 今日の厄災は 『嫁のへそくり大福を喰ったので、バチがあたった。』と確信しています。 ⏬ ⏬ ⏬ 『バチあてたん俺〜〜〜㊗️💩㊗️』 馬の背 マイケル談 詳しくは日記キャプションをご覧下さいませ。 おちまい・・・
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