蛇谷ケ峰・冨坂尾根-2021-04-24

2021.04.24(土) 日帰り

活動データ

タイム

05:06

距離

8.0km

のぼり

600m

くだり

780m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 6
休憩時間
41
距離
8.0 km
のぼり / くだり
600 / 780 m
57
6
57
1 50

活動詳細

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芽吹きの時期に蛇谷ケ峰を畑から登り、冨坂尾根を下降してイワカガミを堪能しようと出かけた。幸い好天に恵まれ、イワカガミを愛でることが出来たばかりではなく、オオカメノキの白い花やコシアブラの新芽もゲットできた。 蛇谷からの景観は生憎と春霞か黄砂?なのか遠方は何一つ見えない有様だ。竹生島が微かに見える程度で、それだけが残念であった。 今回はコロナ禍を避けるために車山行として、畑の村井林道・ボボフダ峠口から登った。何時もより1ピッチ省略である。林道から急に暗い沢沿いの登山道にしては乏しい踏み跡であるが、杉の落ち枝で覆われているのだ。水量の少ない沢を右に左にと渡渉と左岸段々台地脇をクネクネと登る。トラバース状の登りとなると急に空が見え始め稜線が見えた。するとそこがボボフダ峠だ。シガイチの標識もあって、あとは稜線万歩だ。 疎林の落葉樹林帯は新芽が競って現れ出す所で、その中にコシアブラの葉も見えだした。オオカメノキ(ムシカリ)の白い花が新芽の出初めの薄茶の世界では際立って目立つのだ。足元にはイワカガミが小さいがピンクの可愛い花をギュウギュウに身を寄せ合って咲いている。 最後の急登を喘いでいると木々に覆われていた景色が外に出たかのように明るくなって蒼い空が広がっている蛇谷ケ峰の山頂に12時直前に到着だ。今日は土曜日と言うこともあって、10名以上のハイカーが休憩して昼食中だ。琵琶湖は見えるが安曇川平野の先端が最早霞んでいる。伊吹、金糞、鈴鹿の山なども何も霞んで見えないのが残念至極である。 北西側の朽木の町並みを見下ろしながら昼食とした。百里ケ岳や駒ケ岳、白倉3山、釣瓶、武奈ケ岳などは良く見える。朽木の天空風呂などの建物が見えているので、昨年や一昨年の雪の中の登山を思い出してその時のチョンボの件などで話題が盛り上がった。 今日のハイカーはほとんどが天空側からのようで、我々のように南から来て、北へ進む人は誰もいない。そんな静かなコースを朽木スキー場の分岐から冨坂尾根をGPSに頼りながら、踏み跡が薄く時々現れる杣道を探しながらの急傾斜の斜面を下る。するとお目当てのイワカガミの群生地が現れると赤い小さな花弁を着けて咲いていた。皆がカメラを向けて時間が経過する。 このコースは多くのハイカーが通過するところではないので、下る方向を丁寧に探しながらでないととんでもない方向に下ってしまう恐れがあるので要注意である。そうは言っても新緑の始まりの尾根は萌黄色のまだ小さな葉は実に見事なグラデーションで我々の目を癒してくれる。どの木も少しずつ色が異なるかのように微妙な枝ぶりとの組み合わせが綺麗である。 尾根から蛇谷へ急に90°右に折れて細い谷を下ると広い河原に出る。そこは堰堤で出来た広い砂洲である。あとは林道を進むだけなのであるが、ここも山の中と同様に荒れ放題だ。コンクリの林道も怪獣が壊したかのようにズタズタである。さらに下ると大きく開けて、川幅も大きくなって集落の近いことが予想出る場所に出た。川はかなり下を流れ、樹林の中から外に出て集落の墓のある斜面を下ると、害獣除けゲートをあけて冨坂の集落に入る。 こんな山奥にも拘らず、田圃の準備のトラクターが頑張っている。水を張った田やこれからのものもあるが、この連休中には皆田植えを済ますことであろう。そしたらも一度田圃を見に来るのも楽しみである。 帰りに、ヤマシャクが咲いてるらしいというので、山越えをして集落のすぐ近くであるというのにひっそりと何気なく10輪までの真っ白ポイ清楚でたおやかな丸みを帯びた花弁がそこにあった。感激である。 ”鐘華ハイク”、”八”、”貴”、”結”、”竹”、”柳” L

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