鈴鹿セブンマウンテン5周目6座目、新緑の竜ヶ岳に登る。

2021.04.22(木) 日帰り

活動データ

タイム

06:04

距離

9.4km

のぼり

977m

くだり

976m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 4
休憩時間
1 時間 27
距離
9.4 km
のぼり / くだり
977 / 976 m
3
1 50
20
19
1 59

活動詳細

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...2021.4.22... 鈴鹿セブンマウンテン5周目6座目、 新緑の竜ヶ岳に登る。 渓谷の朝は少しばかり 冷んやりする。 川縁ではキャンパーが 焚火をしている。 登山道へ続く林道を かなり足早に歩き出す。 それは、まるで、公園に 辿り着いた途端に走り出す、 小さな子供たちのようだ。 身体の芯から、嬉しさが 込み上がってくる。 前回の雨登山があったからこそ、 晴れた日の登山がご褒美になった。 金山尾根からの登りは、 魚止滝が見たいから選ぶ。 途中、カタクリの花が 一輪だけ咲いていた。 思わず、ありがとうと 声がでる。 ずっと君に会いたかった。 急登を登り切ると、 一気に展望が広がった。 晴れた日のご褒美、 田圃の水面が鏡の乱反射のように、 キラキラと輝いている。 雪を被った白山や乗鞍岳、 御嶽山もスッキリと見える。 そして、目の前には 若草色の頂がどっしりと 構えている。 竜ヶ岳だ。 県境稜線分岐を越え、 最後の坂を登りきると、 ようやく頂上に辿り着いた。 平日登山のご褒美は、 ここにもあった。 貸切りだ。 山頂からは360度、 周りを遮るものはない。 伊勢湾も琵琶湖も、 いつきても本当に 素晴らしい展望だ。 汲みたての水を沸かし、 コーヒーを淹れ、 ひと息つく。 暫くして、 すこし離れて ハイカーが座る。 声を掛けると、 気さくに応えてくれた。 しばらくの間、ヤマ談義。 と、太陽を見上げると 周りに虹の輪が見えた。 ハロだ。 お天気下り坂のサインらしい。 互いに良いことあるかもよと、 当てにはならない幸運に期待する。 今回、初めて歩く中道登山道で 下山にかかる。 竜ヶ岳の登山コース中で、 登りも下りもハードなのが、 どうやら中道登山道なようだ。 途中で登りのハイカーと出会う。 お互い気をつけてと声を掛ける。 このコースのお楽しみは、 30段の鉄梯子だ。 谷筋まで下り、 少し歩くと現れた。 一段づつ、降りていく。 山を歩く前なら、 高さに眩み、 震えていたのが、 今じゃワクワクドキドキ。 まるでアスレチックのよう。 沢沿いの登山道を 暫く歩くと、 滝があらわれた。 五階滝だ。 数えてみたら六段ある、 だけど名前は五階滝。 また暫く歩くと、 金山尾根登山口に 辿り着いた。 そして、最初に水を汲んだ 名水竜の雫でお土産に水を汲む。 すると、さっき山頂で別れた ハイカーと再び出会う。 それから、駐車場まで またヤマ談義。 良き出会いをありがとう。 楽しい一日になりました。

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