蓬莱山・幌滝山(中山)・東中山・岩山

2021.04.21(水) 日帰り

ここ最近はソロ活動を久しく行っていない。歌ではない。山である。 今回もジジイ二人のビューティーペアだ。 前回、ヒクタ峰の頂でジジイ二人の視線が絡んだ瞬間に、言葉はなくとも次は「岩山」と決まった。 以心伝心の四字熟語以外に、この瞬間を言い表す言葉は見つからない。 間違っても相思相愛の四字ではない。 先週の土日は生憎の雨で家に引き籠った。今週の土日も天候は怪しい。それではと、互いに勤務のない水曜日にGoだ。 中山峠スキー場の駐車場に車を停めて出発(9:00)。ゲレンデ右側のリフト支柱沿いを登る。 澄んだ空気の中に輪郭もクッキリと、無意根山、中岳、喜茂別岳などの山々が見渡せる。 雪も適度に締まって、ツボで快調に蓬莱山を通過した(9:24)。 右手に羊蹄山、ニセコアンヌプリ、尻別岳、貫気別岳などを遠望しながらただっ広い尾根を進むと、やがて反射板に到着する。その反射板から少し東に寄ると、木の幹に架けられた山頂標識「幌滝山(中山)」を確認した(10:26)。 山頂は風が強く、風の和らいだ標高980mまで下がって小休止。東中山へは平坦な雪原をただひたすらに進む。風雪で変容したダケカンバの姿態が面白い。 P968を過ぎて緩やかに登り返し、南へ方向を変えて斜面を登り切ると東中山に到着(11:32)。 東中山の頂は、札幌岳、狭薄山、漁、小漁、樽前、白老三山、ホロホロ、徳舜瞥山等々360度の絵巻物だ。 風が強い。早々に下って岩山に向かう。相変わらずただただ平坦な雪原だ。 やがて前方にP952が見えてくるが、ここは右に巻き、東に進んでコルに出る。 コルから東南に斜面を進むと、頂上付近に潅木帯が見えた。雪解けが進み、頂上までは5mほど藪漕ぎを強いられた。 頂上には低木に囲まれた大きな岩が居座っている。 山頂標識はなく、枝に小さなピンテが一つ。その奥の木の枝にはストッキング色の古い布が結ばれていた。 岩山は初めての山だ。しかし歩いた感はあっても登った感がない。長く歩いた割には今一つ達成感が湧いて来ない。 蓬莱山から東中山を往復した2020.5.3付の活動日記にはこう書いている。 「蓬莱山は中国古代の三神山の一つで、仙人が住み不老不死の薬を作っているというのだが 、毎年蓬莱山を訪れている私には何の御利益もないようだ。若返りもしないし、老化も止まらない」 その日、蓬莱山に戻り着く頃にはバテバテでヒラヒラだったのである。 それに比べるとどうだ 、1年歳を重ねたにも関わらず、今回はさほどの疲労感を感じない。 私も遂に蓬莱の御利益にあずかり、不老不死の仙人と成り得たのであろうか。

三等三角点「寶来山」△980.3

三等三角点「寶来山」△980.3

三等三角点「寶来山」△980.3

幌滝山へ。

幌滝山へ。

幌滝山へ。

歓迎アーチ。

歓迎アーチ。

歓迎アーチ。

標高950mから東中山を望む。

標高950mから東中山を望む。

標高950mから東中山を望む。

標高970m。
白樺林を抜けて幌滝山へ。

標高970m。 白樺林を抜けて幌滝山へ。

標高970m。 白樺林を抜けて幌滝山へ。

一等三角点「中山」△996.6m

一等三角点「中山」△996.6m

一等三角点「中山」△996.6m

左に札幌岳、右に狭薄山。

左に札幌岳、右に狭薄山。

左に札幌岳、右に狭薄山。

羊蹄山を遠望する。

羊蹄山を遠望する。

羊蹄山を遠望する。

東中山頂上へ。

東中山頂上へ。

東中山頂上へ。

三等三角点「東中山」△1,037.2m

三等三角点「東中山」△1,037.2m

三等三角点「東中山」△1,037.2m

樽前山遠望。

樽前山遠望。

樽前山遠望。

岩山頂上へ。

岩山頂上へ。

岩山頂上へ。

岩山頂上の岩。

岩山頂上の岩。

岩山頂上の岩。

三等三角点「岩山」△942.1m

三等三角点「岩山」△942.1m

三等三角点「岩山」△942.1m

三等三角点「寶来山」△980.3

幌滝山へ。

歓迎アーチ。

標高950mから東中山を望む。

標高970m。 白樺林を抜けて幌滝山へ。

一等三角点「中山」△996.6m

左に札幌岳、右に狭薄山。

羊蹄山を遠望する。

東中山頂上へ。

三等三角点「東中山」△1,037.2m

樽前山遠望。

岩山頂上へ。

岩山頂上の岩。

三等三角点「岩山」△942.1m