20210410 四国デビュー①〜屋島で半日ハイク

2021.04.10(土) 日帰り

活動データ

タイム

06:01

距離

21.5km

のぼり

682m

くだり

682m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 1
休憩時間
7
距離
21.5 km
のぼり / くだり
682 / 682 m
49
1 9
9
42
1 1
7
44

活動詳細

すべて見る

 高松の住人になって10日余り。新居の最後の手続きも午前中に終わり、午後から時間を利用して屋島に行ってまいりました。  皆さんよくご承知の通り、屋島は源平合戦の一つ、「屋島の戦い」で有名な古戦場跡。江戸時代のはじめまではその名の通り「島」だったそうですが、その後埋め立てられ陸続きとなったそうです。瀬戸内海に突きだしたインパクトのある山容とともに、高松のシンボルと聞けば、四国デビューとして外せないところですね!  実際に歩いたルートは  ◆遍路道→<城門跡見学路>→城門跡→冠ケ嶽→屋島→談古嶺→北嶺→遊鶴亭→屋島寺→<西尾根ルート>→遍路道 となります。当初は屋島神社ルートから冠ケ嶽へアプローチをしようとしましたが、神社の周囲で伐採作業をやっていた方から、「以前は登れたが、今は獣道のようになっているからやめた方がいい」とアドバイスを受け、急遽、遍路道からのアプローチに変更。大半はほぼ遊歩道のようなルートになりますが、最後の西尾根ルートは「山と高原地図」にはなくバリエーションルート。踏跡を伝って一気に急斜面を下っていく形になりますが、積もった落葉で踏跡が分かりにくい箇所もあり、あまりお勧めできないように思いました。  アクセス等の詳しい情報は、ヤマレコにアップしています。よろしければ↓  https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3065997.html [参考情報] ◆屋島の登山道  http://www1.odn.ne.jp/suiton/tozan.html

五剣山 屋島です。山頂がフラットになった特徴的な姿はとてもインパクトがあります。最初は削ったのかと思いましたが、自然の造形物だと聞くと、とても不思議な感じです。ちなみにこの形は「メサ」とよばれるそうで、約1400万年前に噴出した山上の讃岐岩質安山岩がその後の浸食により取り残されることでできたそうです。
屋島です。山頂がフラットになった特徴的な姿はとてもインパクトがあります。最初は削ったのかと思いましたが、自然の造形物だと聞くと、とても不思議な感じです。ちなみにこの形は「メサ」とよばれるそうで、約1400万年前に噴出した山上の讃岐岩質安山岩がその後の浸食により取り残されることでできたそうです。
五剣山 まず向かったのは屋島の南端にある屋島神社。屋島は南端から見ると、鋭いピークが立った孤立峰のような山容(冠ケ嶽)です。
まず向かったのは屋島の南端にある屋島神社。屋島は南端から見ると、鋭いピークが立った孤立峰のような山容(冠ケ嶽)です。
五剣山 ツツジ越しに冠ケ嶽♪
ツツジ越しに冠ケ嶽♪
五剣山 拝殿でお初のご挨拶。ちなみに御祭神は東照大神(徳川家康公)だそうで、讃岐東照宮とも呼ばれているそうです。
拝殿でお初のご挨拶。ちなみに御祭神は東照大神(徳川家康公)だそうで、讃岐東照宮とも呼ばれているそうです。
五剣山 屋島神社から冠ケ嶽をめざそうとしたのですが、近くで伐採作業をやっていた方から、「以前は登れたが、今は獣道のようになっているからやめた方がいい」とアドバイスを受け、急遽、遍路道からのアプローチに変更。
屋島神社から冠ケ嶽をめざそうとしたのですが、近くで伐採作業をやっていた方から、「以前は登れたが、今は獣道のようになっているからやめた方がいい」とアドバイスを受け、急遽、遍路道からのアプローチに変更。
五剣山 といったハプニング(?)があり、遍路道にやってきました。
といったハプニング(?)があり、遍路道にやってきました。
五剣山 遍路道から「城門跡見学路」に入ります。ここは中大兄皇子(後の天智天皇)が唐と新羅の侵攻に備え、築かせた古代山城のひとつ屋嶋城(やしまのき)の城門遺構に直登する山道でになります。
遍路道から「城門跡見学路」に入ります。ここは中大兄皇子(後の天智天皇)が唐と新羅の侵攻に備え、築かせた古代山城のひとつ屋嶋城(やしまのき)の城門遺構に直登する山道でになります。
五剣山 復元された屋嶋城の城門遺構が見えてきました。日本書紀には屋嶋城が667年に築城されたことが記されているそうですが、その実体はよく分からず長らく謎に包まれていたそうです。城門遺構の発見は2002年になるそうで、つい最近(?)の話なんですね。
復元された屋嶋城の城門遺構が見えてきました。日本書紀には屋嶋城が667年に築城されたことが記されているそうですが、その実体はよく分からず長らく謎に包まれていたそうです。城門遺構の発見は2002年になるそうで、つい最近(?)の話なんですね。
五剣山 遺構の全景。一般公開は2016年3月19日からだそうです。
遺構の全景。一般公開は2016年3月19日からだそうです。
五剣山 尾根(?)にのりました。南端の冠ケ嶽に向けて👣。このフラットさ、とても山頂とは思えません(笑)!
尾根(?)にのりました。南端の冠ケ嶽に向けて👣。このフラットさ、とても山頂とは思えません(笑)!
五剣山 もうシャガが咲いています。
もうシャガが咲いています。
五剣山 冠ケ嶽(^^)v。
冠ケ嶽(^^)v。
五剣山 東讃(香川県の東部)が一望できます。東側に見えているのは五剣山。5つの大きな峰があることから五剣山の名が付けられたそうで、地元では八栗山(やくりさん)とも呼ばれるそうです。
東讃(香川県の東部)が一望できます。東側に見えているのは五剣山。5つの大きな峰があることから五剣山の名が付けられたそうで、地元では八栗山(やくりさん)とも呼ばれるそうです。
五剣山 こちらは南東方向、中央に見える丘陵は立石山。奥に見える稜線は讃岐山脈でしょうか、そのうち縦走してみたい♪
こちらは南東方向、中央に見える丘陵は立石山。奥に見える稜線は讃岐山脈でしょうか、そのうち縦走してみたい♪
五剣山 来た道を引き返して屋島北嶺へ👣
来た道を引き返して屋島北嶺へ👣
五剣山 山名板はありませんでしたが、三角点がありました。それでは、記念すべき四国デビューとなる「ピシッ」(笑)!
@屋島山頂
山名板はありませんでしたが、三角点がありました。それでは、記念すべき四国デビューとなる「ピシッ」(笑)! @屋島山頂
五剣山 談古嶺(だんこれい)。不思議なこの地名は、明治30年、村雲日栄尼(伏見宮邦家親王の第8皇女)が屋島登山の折、源平合戦の史跡を耳にして源氏の武士や平家公達たちを偲び、命名したものだそうです。
談古嶺(だんこれい)。不思議なこの地名は、明治30年、村雲日栄尼(伏見宮邦家親王の第8皇女)が屋島登山の折、源平合戦の史跡を耳にして源氏の武士や平家公達たちを偲び、命名したものだそうです。
五剣山 談古嶺からのビュー。檀ノ浦、船隠しなどの源平合戦屋島の戦いの古戦場跡が眼下に見えるそうですが、新参者にはよくわかりません💦。
談古嶺からのビュー。檀ノ浦、船隠しなどの源平合戦屋島の戦いの古戦場跡が眼下に見えるそうですが、新参者にはよくわかりません💦。
五剣山 さきほどの五剣山。
さきほどの五剣山。
五剣山 北嶺へ👣、ミツバツツジ
北嶺へ👣、ミツバツツジ
五剣山 プチ岩場歩き♪
プチ岩場歩き♪
五剣山 舗道とシンクロしながら
舗道とシンクロしながら
五剣山 再び山道へ👣
再び山道へ👣
五剣山 アオダモが見頃を迎えています。
アオダモが見頃を迎えています。
五剣山 屋島北嶺の遊鶴亭展望台が見えてきました。
屋島北嶺の遊鶴亭展望台が見えてきました。
五剣山 瀬戸内海が一望できます。左は高松港
瀬戸内海が一望できます。左は高松港
五剣山 正面に見えているのは女木島
正面に見えているのは女木島
五剣山 中央は豊島でしょうか。
中央は豊島でしょうか。
五剣山 馬酔木も満開♪
馬酔木も満開♪
五剣山 獅子の霊巌展望台。展望台の下に獅子のような形をした岩があることから名付けられたそうですが、どこにあるのか分かりませんでした。
獅子の霊巌展望台。展望台の下に獅子のような形をした岩があることから名付けられたそうですが、どこにあるのか分かりませんでした。
五剣山 談古嶺、遊鶴亭とならび屋島三大展望台の一つに数えられるだけあって、獅子の霊巌からの眺めも見事です。眼下に広がるのは高松港。
談古嶺、遊鶴亭とならび屋島三大展望台の一つに数えられるだけあって、獅子の霊巌からの眺めも見事です。眼下に広がるのは高松港。
五剣山 右手には女木島
右手には女木島
五剣山 最後に立ち寄ったのは屋島寺。天平勝宝6年(754年)の創建と伝わる古刹で、四国八十八箇所84番。折角なのでお初のご挨拶。お遍路をするかどうか迷っていたので準備をしてこなかったのですが、ここにきてやる気スイッチオン!次回からは納経帳を準備せねば。
最後に立ち寄ったのは屋島寺。天平勝宝6年(754年)の創建と伝わる古刹で、四国八十八箇所84番。折角なのでお初のご挨拶。お遍路をするかどうか迷っていたので準備をしてこなかったのですが、ここにきてやる気スイッチオン!次回からは納経帳を準備せねば。
五剣山 本堂の横で一際存在感を放つ狸様がいらっしゃいました。「太三郎狸」というそうで、日本三名狸(謎)の一つ。あの「平成狸合戦ぽんぽこ」にでてくる「太三朗禿狸」はこの太三郎狸をモデルに作られたキャラクターとか。
本堂の横で一際存在感を放つ狸様がいらっしゃいました。「太三郎狸」というそうで、日本三名狸(謎)の一つ。あの「平成狸合戦ぽんぽこ」にでてくる「太三朗禿狸」はこの太三郎狸をモデルに作られたキャラクターとか。
五剣山 帰りは西尾根から。
帰りは西尾根から。
五剣山 急斜面を一気に下っていきます。
急斜面を一気に下っていきます。
五剣山 積もった落葉で踏跡が分かりにくい箇所もあり、ルーファイが必要なところもありました。@振り返っての一枚
積もった落葉で踏跡が分かりにくい箇所もあり、ルーファイが必要なところもありました。@振り返っての一枚
五剣山 このルートで唯一見かけた道標。
このルートで唯一見かけた道標。
五剣山 屋島小学校近くの地蔵寺裏に飛び出しました。無事に下山できてほっと一息です。天候にも恵まれ、高松のシンボル屋島を完登でき、上々の四国デビューを果たすことができました(^^)v。これから四国のレコが続くことになりますが、引き続きお付き合いください。
屋島小学校近くの地蔵寺裏に飛び出しました。無事に下山できてほっと一息です。天候にも恵まれ、高松のシンボル屋島を完登でき、上々の四国デビューを果たすことができました(^^)v。これから四国のレコが続くことになりますが、引き続きお付き合いください。

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