福山

タンポポ二つ。違いが判りますか？左が日本タンポポ、右が西洋タンポポ。総苞片が反り返っているかどうかがポイント。反り返っている方が外来種です。 　西洋タンポポは種が小さく量も多いので子孫を沢山残せます。さらに自家受精なので自分のクローンを沢山作ることができます。 　一方日本タンポポは他家受精でしか繁殖しない、タネは重くて少ない。日本のタンポポは西洋タンポポだらけになってしまう。でも僕はタンポポを見つけると何時も花の下を覗き込むのですが意外と日本タンポポは多い。 　実は他家受精するということは多様性を産む大事なプロセスです。クローンだと何かあったとき、対応できないと全滅するんです。環境の変化への対応力。群としては多様性が生き残る大事な要件です。個としてもいろんな人がいるから影響を受け対応して変化への適応力を養います。 　山は花で溢れています。今でしか見られない花も沢山ですよー