陣馬山から高尾山 奥高尾縦走-2021-04-11

2021.04.11(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 11
休憩時間
58
距離
15.8 km
のぼり / くだり
1123 / 981 m
11
8
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42
20
15
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3
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活動詳細

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この時期はなかなかいい山が見つけにくい。 まとまった距離の縦走として奥高尾を思い立った。 危険箇所もなく、標高も低く茶店だらけのわりに行程が長くて機会がなかった。 高尾山をバカにする気はない。 都内育ちの知人複数から「登山ねえ。小学校の遠足で高尾山に行かされたくらいかな」という話を聞くと、鼻白むからではない。 単に人が多すぎてコロナ禍以前から敬して遠ざけているだけである。 近年高尾山へ行ったのは、年末に休暇をとった平日、平服で遅い時間にフラフラするくらいである。 閑話休題、今の時期にはなかなか適しているのではないかと思った。 来月以降では暑いし、もっと高い山へ行きたくなる。 さりとて11月などに行くと日が短くて縦走はこころもとない。 もう新緑も出てきている。 もう少し早く登山口に着ければ晩秋や冬でも問題ないのだが。なお、高尾ごときで前泊は論外である。 高尾駅からバスで陣馬高原下へ行く。タイミングが悪くて30分待つ。 晴れとはいっても大気は霞んでいる。 富士山や南アの方は雲が出ている。 そこから縦走路をゆく。道が広い。まるで銀座通りである。 植林も多いが、雑木林もところどころにあって奥多摩あたりより明るい。新緑がまぶしい。 走りやすいのかトレランの人によく抜かれる。 巻道をとらずあえて小ピークを踏む。 景信山で柄にもなくなめこ汁など頼んでみた。 鬼滅のキャラクターの出身地とは聞いていたが、茶店も便乗している。 絵を飾るだけでなく、グッズまで売っていた。 小仏城山を過ぎると道はいよいよ立派になる。 公園と変わらない。 ついに高尾山へ着くともはや相も変わらぬ観光地であった。 ここでもう16時である。 6号路を下ろうと思っていたが、もう時間切れなので、山道は避けてケーブルカーで下りることにした。 ふだんの休日であれば行列が何重にもなって、結局1号路の足に悪いアスファルト道の急坂を下りるハメになる。 そんなら6号路の方がマシなのにと思いながら、何度目かの薬王院を抜ける。 駅にたどり着けば意外なことに、さほどの列はなく10分毎の1回待っただけで乗れた。 今回も風呂に入れず、京王線の人となる。 入浴料1,200円もかけるなら2時間はいなければ損だが、それでは帰宅が遅くなる。 普段の山より新宿までの時間が短いこと。 この時間まで登れるのはこの時期の利点だと気がついた。 花粉さえなければいいのだが。 昔だったら運動靴で登っていたようなコースであった。 登山とは明確に別ものの古きよきハイキングができるコースであった。 都内に住んでいればまた行ってもいいのだが。

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