バリゴヤってどんな小屋?(強力の頭-バリゴヤの頭-稲村ヶ岳)

2021.04.11(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 15
休憩時間
1 時間 24
距離
15.3 km
のぼり / くだり
1564 / 1565 m
1 52
16
1 51
9
8
2 24
18

活動詳細

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ハードコースとして名高いバリゴヤの頭、一度行きたいと思いつつ、稲村の頂上から往復6時間というのにびびって、日照時間が長い時でないと行けないと計画を先延ばししていました。今回、ぺこぽんたさんから、モジキ谷起点で周回しましょうと誘って頂いたので、時間的な不安は持ちながらも、参加させて頂きました。 それはともかく、月齢が深いため、星がきれいではないかと予想し、いくつか候補を挙げた後、結局集合場所の天川村役場で星を見ることにしました。23時に起きるはずが2時前まで目覚めなかったとかはさておき、役場到着が3時過ぎ。はい。当たりでした。役場付近のライトは目立ちましたが、空を見るぶんには特に問題なく、山に隠れる範囲もさほどでもなくて、きれいな天の川を見ることができました。ちなみに、天川村を流れている川も天ノ川(てんのかわ)ですね。 その後、6時に集合して、自動車2台に分乗してモジキ谷出合に移動。ここからスタートしました。このコースでは、単純な急登と、岩や木の根が目立つ急登が入り交じって登場します。そのため、ポールを出すチャンスがないまま急登をこなすことになり、なかなか消耗しました。核心部は強力の頭を過ぎてから、バリゴヤの頭を経由して稲村ヶ岳に到る部分。とにかく深く降りてからまた登り返す箇所は精神力を削られ、両手両足を使ってなおかつ滑りやすい足元に体力を奪われ、特にバリゴヤと稲村の間でなぜか密度が減るテープに集中力を消耗(まあ、まっすぐ進めばいいので、ルートを外す心配はあまりありませんが、崖に出てしまってどっちに巻くのがいいのか迷うところとか)し、持つ箇所すらないススキやササの急登にとどめをさされ、という感じでした。 なんとか稲村まで到達し、下山はクロモジ尾から降りたのですが、ここも道は単純だから迷う心配はあまりなかったとは言え、終始きつめの下り坂で、なかなか大変でした(特に最後の箇所で尾根を外れてから)。仕上げはスタートポイントまでの6kmの舗装路。ほんとかどうかわかりませんが、アクティブエナジーが4000kcal越え。 もし、「バリゴヤに行ければそれでいい」という人なら、モジキ谷からのピストンが最も楽だろうと思いました。私は、バリゴヤと稲村の間を通りたかったので、今回のコースを後悔はしていませんが、あまり何度も行きたくはないかなあ。体力さえあれば初心者でも行けますが、メンバーの中にルートファインドできる人は必須です。

 集合は6時でしたが、新月(近く)に吉野に行くのなら、星を見たくなるのは当然? しかし、3時間の寝坊で、到着は3時過ぎ。
集合は6時でしたが、新月(近く)に吉野に行くのなら、星を見たくなるのは当然? しかし、3時間の寝坊で、到着は3時過ぎ。
 どこで星を見るかは迷ったのですが、思い切って集合場所の天川村役場に賭けてみたところ、大正解。確かにライトは気になりますが、空は充分暗く、肉眼でも天の川が見えます。
どこで星を見るかは迷ったのですが、思い切って集合場所の天川村役場に賭けてみたところ、大正解。確かにライトは気になりますが、空は充分暗く、肉眼でも天の川が見えます。
 例によって、バキバキの補正をかけてあります。
例によって、バキバキの補正をかけてあります。
 右上に縦の線が走っているのですが、流れ星? なんだか、こういった線が写っている写真が複数枚ありました。
右上に縦の線が走っているのですが、流れ星? なんだか、こういった線が写っている写真が複数枚ありました。
 さて、ここからメインメニュー。モジキ谷出合まで2台の車で移動し、ここから登ります。
さて、ここからメインメニュー。モジキ谷出合まで2台の車で移動し、ここから登ります。
 画面の手前には左方向に進んでみたくなる道があるのですが、どうやらここをまっすぐ登っていくのが正解らしい。
画面の手前には左方向に進んでみたくなる道があるのですが、どうやらここをまっすぐ登っていくのが正解らしい。
 本日は6名のパーティです。
本日は6名のパーティです。
 あまり定まったルートがないので、ある程度アバウトに登ってます。
あまり定まったルートがないので、ある程度アバウトに登ってます。
 朝日がきれい。
朝日がきれい。
 手がかりがあまりない斜面。ここをなんとか登っていく。
手がかりがあまりない斜面。ここをなんとか登っていく。
 上から見たところ。めいめいルートを見つけて登っているところが、見事にばらばらですね。
上から見たところ。めいめいルートを見つけて登っているところが、見事にばらばらですね。
 稲村と大日が見えました。かっこいいです。
稲村と大日が見えました。かっこいいです。
 やっと強力の頭に到着。しかし、きついのはここから先。
やっと強力の頭に到着。しかし、きついのはここから先。
 結構景色は良いです。金剛葛城方面。
結構景色は良いです。金剛葛城方面。
 バリゴヤ、稲村、大日。
バリゴヤ、稲村、大日。
 コルまで降りました。登り返しが多いのですが、気持ちが折れそうです。
コルまで降りました。登り返しが多いのですが、気持ちが折れそうです。
 急な下り、きつい。
急な下り、きつい。
 手がかりの少ない岩を降りたり。
手がかりの少ない岩を降りたり。
 立ち枯れの木。
立ち枯れの木。
 ようやくバリゴヤの頭到着。
ようやくバリゴヤの頭到着。
 手がかり足がかりの少ないササの下り斜面。
手がかり足がかりの少ないササの下り斜面。
 コル。降りたくないーっ。
コル。降りたくないーっ。
 左側にロープが。
左側にロープが。
 バリゴヤを振り返り。向こうに見えるのは弥山か。
バリゴヤを振り返り。向こうに見えるのは弥山か。
 こういうところを登るのがしんどい。
こういうところを登るのがしんどい。
 この狭いところをくぐれと?
この狭いところをくぐれと?
 稲村展望台の下に三角点。
稲村展望台の下に三角点。
 山上ヶ岳。ここに着いたら曇。さっきまでよく晴れていたのに。
山上ヶ岳。ここに着いたら曇。さっきまでよく晴れていたのに。
 ついでなので宝剣も再訪。
ついでなので宝剣も再訪。
 大日はかっこいい山です。
大日はかっこいい山です。
 ここからクロモジ尾へ。
ここからクロモジ尾へ。
 この辺は、防獣ネット沿いに降りればいいのですが。
この辺は、防獣ネット沿いに降りればいいのですが。
 最後の斜面、急なつづれ織りで辛かった。
最後の斜面、急なつづれ織りで辛かった。
 ごっちゃんさんは、途中で鹿の角を拾いました。
ごっちゃんさんは、途中で鹿の角を拾いました。
 林道に降りてから、駐車車両まで6kmの歩き。途中、熊渡まで来ると、双門ルートは道路工事のため通れないらしい。
林道に降りてから、駐車車両まで6kmの歩き。途中、熊渡まで来ると、双門ルートは道路工事のため通れないらしい。
 水がきれいで魚がよく見える。
水がきれいで魚がよく見える。
 モジキ谷出合まで戻ってきました。
モジキ谷出合まで戻ってきました。

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