活動データ
タイム
08:16
距離
15.4km
のぼり
1452m
くだり
1450m
活動詳細
すべて見る雪が嫌だと日常生活で言ってはいたものの、いざ青森県を離れると雪が恋しくなる。 そんな天の邪鬼な自分は至仏山・皇海山・武尊山のどの山へ行こうか悩んでおりました。 綺麗なお姉さんと綺麗な尾根道、どっちを選ぶかと聞かれると後者を選んでしまう、そんな私は上州武尊山をチョイス。 今回は寝坊せずに自宅を3時に出発、渋滞もないだろうと下道で千葉県から奥利根へ車で向かいます。 麓の沼田市と川場村は桜がちょうど見頃で、陽春の下美しい景色の道を進み、川場ゲストハウス前の駐車場へ到着しました。 現地情報が全くわからないままでしたので、ハードシェル・スノーシュー・12本刃アイゼン・ピッケルその他諸々38リッターバックにフル装備を詰め込みいざ山行開始。 すぐ近くにリフトもあるので、ここから上がるのは私だけの様子、まずはキャンプ場の先にある高手山まで詰めます。 標高差約250m程の緩やかな登りを進むとあっという間に高手山山頂へ、先を見る限り残雪は少なく、前回の日光白根山での踏み抜き地獄が嫌で持ってきたスノーシューを山頂へ残置し、右手に川場スキー場、左には谷川連峰を眺みながら高手新道を進みます。 この尾根道は程よいアップダウンで、きっと夏季に散策程度のハイキングには丁度いい道で初心者の方やデート登山にはお勧めです。 しばらく行くと鞍部へ着きここからしっかりと雪がついており(標高1,600mくらい)アイゼンを装着してノートレースの樹林帯を詰めていき西峰へ到着、リフト終点のスキー客といよいよ合流です。 リフト利用で登られる登山者の流れに入り、名前からして唆られる剣ヶ峰山へ、ここからは一応ピッケルへ変更します。 山頂からの眺望は見事で、これから行く武尊山山頂もしっかりと捉え、向かい合う川場尾根のカッコ良すぎる岩峰群と妖麗な川場剣ヶ峰に惹かれながら、痩せ尾根を進み、山頂直下の急登を越えるといよいよピークへ、群馬・栃木・新潟の各名山を肉眼で捉え、枯古色からうぐいす色へと変化する様を見て、これから始まる生命感溢れる季節の山での感動に期待を膨らませて下山の徒につきました。 この日は山頂でも気温は3℃、雪歩きに慣れていれば10本刃の軽アイゼン等の装備でよかったと思います。 ですが、雪山装備の使い方を会得していないで山行されている方も見受けられました、リフトで気軽に登られるとはいえ、もし万が一があった場合の為にも念には念をでお願いできればなと思った次第です。 ●今回はCompasにて登山計画書の申請しました。 ●下山後は薄根川沿いにある温泉“小住“にて入浴。ぬる目ですが露天の湯は良い湯 ●そういえば日本武尊の銅像を拝むの忘れてました…
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