活動データ
タイム
07:51
距離
15.1km
のぼり
976m
くだり
979m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る■山の雪も溶け始め、春の花も終盤に差しかかり、山歩きも里山から奥山に移る時期となりました。しばらく標高差のあるルートを歩いていなかったので、4月11日(日曜日)に、歩行距離15km、累積標高差は1000m程度の山を歩くことにしました。 ■安達太良山には、これまで3回登っていて、奥岳、塩沢、沼尻の各コースを歩いています。ただ、残雪時の4月に歩いたことがないので、今日は一番ポピュラーな奥岳からのコースを歩くことにしました。直近のレポを読むと、登山道に雪は残っているものの、アイゼンを使わなくても登れるということでしたが、もちろんアイゼンを持参してあだたら高原スキー場に向かいました。 ■今日のコースは (往路) あだたら高原スキー場→奥岳の湯→(新道・馬車道)→勢至平→くろがね小屋→峰の辻→安達太良山→矢筈森→鉄山(休憩・昼食) (復路) 鉄山→矢筈森→峰の辻→(篭山付近通過)→勢至平→奥岳の湯→あだたら高原スキー場 となります。 ■朝は冷え込みが強く、新道には霜柱が立っているところもありました。新道は夏道でしたが、勢至平前から雪が出てきて、その後は残雪の上を歩くことになります。アイゼンを持参したものの、結局は使わなかったのですが、冷え込みの強い朝、凍った残雪地帯の急斜面を歩く場合は、必要になる可能性があるでしょう。 ■山頂付近の稜線に出ると、晴れているのに風は冷たく、手が凍えそうになってきました。山頂付近には十数人の登山者がいましたが、山頂で風景を楽しむとすぐに下山していきます。ただ、風は冷たいものの、空は青く、磐梯山、飯豊連峰、吾妻連峰などの白い峰々が輝いて、まさに絶景を楽しむことができました。 ■安達太良山山頂からは、馬の背と呼ばれる稜線を歩いて鉄山に向かいます。こちらまで足を伸ばす人は少なく、沼の平の荒凉たる風景を眺めながら、ゆったりと歩を進めていきました。見える山々の連なりは、安達太良山山頂とはまた角度が異なり、その変化を楽しみます。 ■鉄山山頂には2人の登山者が休んでいました。この山頂部はとても広く、お一人様を楽しむことができます。本当ならば磐梯山に向き合って食事をしたいのですが、こちらから来る風が冷たいため、風を避けて反対側で休みました。くろがね小屋が眼下に見え、その先には二本松の市街地も見えています。長閑で明るい時間が過ぎていきました。
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