名栗の低山歩き 周助山・嶺・楢抜山・論地山

2021.04.11(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 52
休憩時間
50
距離
10.9 km
のぼり / くだり
1045 / 1005 m
27
13
11
30
13
7
8
10
7
22
16
42
13

活動詳細

すべて見る

西武秩父線の秩父に向かって左の尾根は、漫画の影響もあって最近では飯能アルプスとしてよく歩かれるようになったが、その尾根と名栗川の間の低山は、いまだに竹寺以南はあまり歩かれていない。杉の植林の展望のない山は爽快感は得られないかもしれないが、ほとんど人に会わないしっとりした山歩きができる。 飯能から名郷行きのバスは満員だったが、原市場で降りたのはもちろん僕一人。身支度して最初のピーク周助山に向かう。手作りの標識を見落とさないよう、人家の裏手から墓地への道をたどり、途中で左にそれて浅い沢を登る。杉の植林の中をまっすぐ急登から最後右手の尾根に上がり、もうひと登りで383mの山頂だ。登戸(ノボット)へは杉並木のような緩やかな尾根が続く。登戸のピークで左に曲がり、さらに続く緩やかな尾根をたどる。404標高点では南への支尾根に入り込まないよう注意。やがて大きな伐採地に飛び出す。伐採地に下りてきている林道をたどり、再度山道に入ってひと登りすると仁田山峠越えの車道のカーブミラーの横に出る。ここは林道をそのまま登っても大差ない。 P501へ続く道の入り口は、車道を少し右に行ったところだ。道標はない。先ほどの林道をそのまま上がってきた場合は、車道を左に行くことになる。しばしの急登で天神峠の尾根との分岐点(高谷)に登りつき、ここからはまた緩やかな尾根が続く。展望はないが、薮椿の花が見ごろだ。やがて鉄塔(#47)のある嶺(仁田山)のピークに着いた。予定のルートはここで左に折れて仁田山峠に下るのだが、せっかく来たので一足伸ばして竹寺から小殿に下る峠道まで足を延ばし、尾根上の赤線をつなげることにする。ここからしばらくは高圧線の下を歩くが、560m(滝の入山)の先は防火帯で切り開かれて、一面に馬酔木の花が咲いていた。といってもとても地味な花で、行きは気づかなかったほどだ。予定通り小殿下り口まで行って、嶺まで戻ってほぼ1時間だった。 仁田山峠へは、竹寺方面にちょっと下ったところから巻き気味に下るのが正解。急だがよく踏まれた道だ。最後は小さな祠からすぐに車道に出た。楢抜山へは少し左に行って擁壁の切れ目から取り付く(ここも道標なし)。何度か緩急を繰り返し、最後は急登で530mピークに登る。途中で左に巻くルートもあった。530mから急降下、急登しばしで楢抜山頂だ。ランチをとって大休止。この先、道は薄くなる。一下りして天狗積の岩峰を右から巻き、名栗尾根という手書きの道標を見て、505mピークのすぐ先に久林への分岐がある。木に巻いたテープの小さな道標があるので見落とさないよう。久林方面(円福寺尾根)に下るとさらに道は薄くなり、急な滑りやすい下りが続く。最後ひと頑張りで論地山。ここも展望はない。踏み跡を外さないよう下ると小さな社の裏側に出て、そこから左にあまり使われていない参道を下るとカヤトの原に下りつく。原の左端を下っていくと左に下る道があり、人家の裏手を抜けて街道に出たところが下久林のバス停だった。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。