活動データ
タイム
07:50
距離
17.0km
のぼり
1582m
くだり
1582m
活動詳細
すべて見る初冬に斜里岳の冬期登攀に失敗してから早くも5ヵ月、気が付いたら道東の長い冬も終わりかけている。 己の魂が満足するにはただ一つ。冬季ルートで斜里岳すべてのピークを踏むこと、ただこれのみである。 斜里町と標津町の境にある根北峠に車を停め、いつものように道無き森を歩く。 いつしか尾根に上がり、正面には東斜里岳が聳えていた。佇まいはさながら高妻山のようである。 つま先と腕力で登るタイプのえげつない直登を達すると、既にそこは斜里岳を形作る王冠の一角であることに気が付く。まるで舌が天に突き出したかのような本峰、カムエクのような気品ある西峰、岩稜を携えた南斜里岳を一望する。 展望の東斜里岳 達成感の斜里岳本峰 山容の斜里岳西峰 困難の南斜里岳 といった感じだったか。 これで当分は、心のどこかで斜里岳に負い目を感じることも無くなりそうだ。
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