活動データ
タイム
04:38
距離
9.5km
のぼり
486m
くだり
486m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今年の始め、下見をしておいた名取市西部の三方塚や外山。明るい枯木立の尾根が続き、夏には木陰になりそう。このような環境はスミレに最適です。 多くの種類が咲き揃うであろうこの時期を待ちわびていました。今回は愛島台の登山口から登り、最初、三方塚まで往復して、その後、外山、五社山と周回する予定です。 天気も快晴無風、スミレの撮影にも最高の条件となりました。予想通り、尾根ではタチツボスミレやナガハシスミレの群生が沿道を飾り、日頃、なかなか逢えないエイザンスミレやアケボノスミレが普通に咲いていました。 これはスミレ好きにとってはパラディソというか、ガンダーラというか幸福の絶頂です。一人しゃがみこんで笑っている変なオッサンを通り過ぎる人はどう見ていたのでしょうか。😅 と、その時、今まで見たことのないスミレが目に飛び込んできました。柔らかく瑞々しい丸葉、淡い藤色の花弁と白い距、花柱先端は細く下に曲がっています。 これは私の知識の範囲では初対面のイブキスミレに他なりません。ただ、花が地面から生える根生ではなく、対生する葉の間から花柄が飛び出しています。 イブキスミレだとすれば、花が終わってから茎を出し、閉鎖花がこのような付き方をするのですが、開放花ではあり得ないはず。 奇形? 変種? 新種! 細部まで撮影し、帰ってから各種図鑑や関連サイトで片っ端から調べました。その結果、いがりまさしさんの「日本のスミレ」には、北海道でこのような咲き方をすると書かれていました。 東北地方のイブキスミレもこのような花の咲き方をするものなのか、それともこのような個体も見られる程度なのか気になるところですが、個体数も少なく、信頼できる傾向を導き出すのは困難を極めそうです。 本日はこのイブキスミレに出逢えたこととこの山には多くの種類が分布することがわかり大満足でした。出逢ったスミレはいつものように最後に一括して掲載します。 そういえば、今回の山めしはカツサンドでしたが、詳細は写真のキャプションで。😅
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。