南北焼岳

今回の目的は南峰。 雪がまだあるうちに登ろう。 昨日の鉢盛山から一端松本に降り、カロリー補給。 早朝に車を走らせ、釜トン先のゲートを開け、中の湯にSTOP。 中の湯からは初めてだ。 まず南峰。 連がる尾根上に上がり目指す。 雪壁の急登を超えると、火口越しの穂高岳。 思わず叫んでしまった。 独りなので気兼ねなく大絶叫。 快晴下で周囲の山々が美しいのに、富士山がかすんでいるのは春のせいだろうか。 独り占めを満喫した後、南峰をいったん下り、雪谷をトラバース、北峰へ。 雪の状態は心配なし。 ピッケルを持ってきていてよかった。 もし、の時が頼りになる。 心配なのは落石。冬にゆるんだ石がころころと。 噴気目指して突き上げ、北峰へ。 北峰も独り占め。 もう南峰の感動は湧きあげてこないが。 人に会ったのは下山をはじめ、下堀沢出会い付近だ。 そこからは20人くらいは会っただろうか。 あとは快調に下るだけだ。