活動データ
タイム
07:43
距離
12.3km
のぼり
1248m
くだり
1251m
活動詳細
すべて見る長年、懸案事項となっていた「小桧曽山山頂の位置問題」に終止符を打つ⁉️ というつもりで登った訳ではないが、小桧曽山はどこなのだろう❓ 小桧曽山は次の三つの小さなピークまたはコブを持つ。 1️⃣中央に約1554m(最高点=1m前後の誤差あり、基準点なし、山頂標識あり= (*1) 1541mと標記)のピーク 2️⃣西に1524.89m(二等三角点 [笹] )の (*2) コブ 3️⃣東に1541m(標高点)のコブ 1️⃣の最高点「1554mピーク」は北西(京柱峠方面)に下る高知・徳島県境主稜線と南西(笹越方面)に下る香美市・大豊町界尾根との分岐に位置する。 2️⃣の三角点は最高点の南西450mの市町界尾根に位置する。 3️⃣の標高点1541mは最高点の東方800m の県境主稜線に位置する。 某社の分県登山ガイド「高知県の山」などでは、1525mの三角点が「小桧曽山」で、1554mは「ニセ小桧曽」となどという屈辱的な名前で呼ばれているが、一番高い地点を山頂とするのが一般的な考え方ではないのか⁉️ 例えば、 ☑️水晶岳では三角点のある北峰(三等三角点[水晶山]2977.86m)より少し高い南峰(標高点2986m)が山頂。 ☑️塩見岳では三角点のある西峰(二等三角点[塩見山]3047.28m)より少し高い東峰(標高点3052m)が山頂。 ☑️石鎚山の場合、山頂(標高点1982mの天狗岳)から北西約800mのピークに(三等三角点 [石鎚山] 1920.94m)が設置されている。 ☑️剱岳(標高点2999m)では同じ山頂部の少し離れた場所に三角点(三等三角点[剱岳]2997.10m)が設置されている。 ☑️少しパターンが違うが、奥穂高岳(標高点3119m)山頂に三角点はなく、涸沢岳山頂(標高点3110m)付近に(三等三角点[奥穂高]3103.30m)が設置されている。 いくつかのピークを持つ山の標高の低い方に三角点があったり、また、1つのピークでも山頂から離れた少し低い場所に三角点が設置されていることは珍しくない。 何故なら、三角点は、地図を作るために選点した場所(測量するのに都合の良い場所にヤグラ= 一時標識を立てて三角測量をする)に測量後設置された基準点であって、山頂を示すために設置されたものではないからだ❗️ しかも、国土地理院の地形図に「小桧曽山」という山名はなく、三角点の基準点名は「笹」となっている。 三角点を「小桧曽山」とする根拠は何もない。 カバー写真を見ていただきたい❗️ どう見ても三角点が山頂のはずがない❗️ 「ニセ」と言われてきた「1554mピーク=山頂標識あり」こそが「ホンモノ」だ❗️ 長々と綴ってしまったが、今回は、小桧曽の山頂問題を考える積もりはなく、初めての小桧曽山南尾根を登ることと、小桧曽大滝を探索することが目的だったのだ😅 【🚩行先・位置】 🗻矢筈山 (三等三角点[矢筈山]1606.64m) 高知県香美市・徳島県三好市/北緯33度48分17.7652秒・東経133度53分36.0880秒 🗻標高点1541m(標高点 1541m) 高知県香美市・徳島県三好市/北緯33度48分19秒・東経133度53分0秒 🗻小桧曽山(基準点なし 1554m) 高知県香美市・徳島県三好市/北緯33度48分22秒・東経133度52分28秒 🗻小桧曽山三角点(二等三角点[笹]1524.89m) 高知県香美市・高知県大豊町/北緯33度48分13.7452秒・東経133度52分12.8300秒 【⌚登山の詳細】 矢筈山の西方(小桧曽山方面に)約600mの主稜線から南側の笹(明賀)集落に向かって下る尾根を明賀から直登(途中で小桧曽大滝❓と小桧曽岩❓に寄り道)。 主稜線を矢筈山までピストンして小桧曽山、小桧曽山三角点を縦走、笹越から笹(明賀)集落に戻る小桧曽山周回+矢筈山(矢筈山までの往復)。 (記録 GARMIN eTrex 30x/解析 カシミール3D) ―――――――――――――――――――――― ✅天 気:晴れ ✅水平距離:12.625km ✅沿面距離:13.091km ✅標 高 差:0.870m ✅累積標高: (+) 1329.050m (-) -1328.180m ✅活動時間:↗︎ 往路 2時間39分 ↘︎ 1時間57分 ⇅ 4時間36分 /7時間43分(休憩・昼食時間含む) ✅平均速度:1.6km/h(休憩時間含む平均) ✅時間詳細:明賀(物部町笹)8:13(13分)→ 作業道終点 8:26/8:27(1分)→ 橋(小桧曽山南尾根取付き)8:28/8:29(2分)→ 横道 8:31〜8:37(13分)→ 940m地点 8:50/8:53(7分)→ 1000m地点 9:00(ハーネス・ヘルメット着用)/9:10(7分)→ 滝入口930m 9:17/9:25(4分)→ 小桧曽大滝950m 9:29/9:56(5分)→ 岩場980m 10:01/10:30(6分)→ 岩場1000m 10:36/10:44(10分)→ 小桧曽山南尾根1080m 10:54(6分)→ 1140m地点 11:00(ハーネス・ヘルメット取外し)/11:20(13分)→ 1260m地点 11:33(4分)→ 小桧曽岩 11:37/11:44(3分)→ 1260m地点 11:47(13分)→ 1400m隠れピーク 12:00/12:02(20分)→ 主稜線1523m 12:22/12:24(9分)→ 標高点1541m 12:33(23分)→ 矢筈山 12:56(昼食)13:35(19分)→ 標高点1541m 13:54(13分)→ 小桧曽山1554m 14:07/14:11(2分)→ 京柱峠方面分岐 14:13(6分)→ 小桧曽山三角点1525m 14:19/14:23(2分)→ 1523mコブ 14:25/14:27(1分)→ 1510m地点 14:28(小桧曽山山頂考察)/14:31(21分)→ 1375m地点 14:52(登山道不明瞭)/14:59(15分)→ 笹越1200m 15:14/15:18(38分)→ 明賀(物部町笹)15:56 ✅楽 し さ:★★★★★(満点❗️) ―――――――――――――――――――――― (*1) 山頂標識には「1541m」と表示されているので注意❗️ 1541mは山頂から少し東の標高点1541mの標高なので、標識を立てる際に森林管理署(当時の営林署)が地形図を見誤ったものと思われる) (*2) コブ=稜線上の小ピーク
活動の装備
- ファイントラック(finetrack)ストームゴージュアルパインパンツ
- ミレー(MILLET)ドライナミック メッシュ ボクサー
- ミレー(MILLET)ドライナミックメッシュ ・ノースリーブ
- オスプレイ(OSPREY)ストラトス26
- ペツル(PETZL)シロッコ
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)スポット
- その他(Other)GARMIN fenix 6x Pro Dual Power
- ガーミン(Garmin)eTrex 30x
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