活動データ
タイム
08:58
距離
21.6km
のぼり
1257m
くだり
1258m
活動詳細
すべて見る最初は、尾瀬に行き、燧ヶ岳に登って尾瀬沼を見て、尾瀬ヶ原を通って至仏山を制覇するという、贅沢なことがしたいと思っていたのですが、どう考えても関西から土日だけでできるとは思えないので、とりあえず、尾瀬ヶ原と至仏山を目指すことにしました。 至仏山は7月1日以降しか登れないということなので、7月2日、3日の土日にこの山行を設定しました。 アプローチは、鳩待峠にしました。 でも、ただ、山の鼻に降りていってもおもしろくないなぁと思っていたので、鳩待峠から、横田代、アヤメ平を回って、竜宮十字路から山の鼻に入り、2日目は、山の鼻から至仏山に登っていくことにしました。 横田代方面には、鳩待峠から登りになります。 しばらくは樹林帯を通っていきますが、30分か40分ほど歩くと、いきなり視界が広がります。 そこがどうやら横田代のようです。 タテヤマリンドウやヒメシャクナゲがとても綺麗で、このルートを選択したことを正解だと思ったわけです。 横田代は傾斜湿原ということで、斜面が湿原になっていました。 これがなかなかいい感じで、斜面に緑の湿原と池塘が散在していて、所々、タテヤマリンドウなんかが咲いているという、ある意味、楽園チックな風景でした。 横田代からさらに登って、中原山を通り、アヤメ平に着きます。 アヤメ平は、ガスで視界はあまり良くはありませんでしたが、それがかえって幻想的に見えたりもしました。 富士見田代では、逆さ燧が見えたらラッキーでしたが、残念ながら、見えませんでした。 富士見田代から竜宮十字路までの下りが一番しんどかったかな。急坂で、岩もおおきく、膝にジャブを打たれているかのようでした。 尾瀬ヶ原では、ワタスゲが満開で、すごかったです。基本的に曇り空でしたが、時々日が射して、池塘に木が映ったりして、すごく綺麗でした。 尾瀬ヶ原や横田代は、なんか、すごく単純な風景だけど奥が深い、そんな感じでした。 7月3日は至仏山に登りました。 空模様が曇りで、尾瀬ヶ原の天望が霞み気味ではありましたが、花がすごかったです。 オゼソウも見れたし、ウスユキソウ(ホソバヒナウスユキソウかな)も満開だったし、花の山というだけのことはありました。 そのほか、サクラソウが咲いていたり、チングルマやクモイイカリソウとかも咲いていました。 1カ所、ミヤマザクラも咲いていて、7月になって桜が見れるとは思いませんでした。 頂上の少し下あたりからのお花畑は絶景です。 今回、1日目は、尾瀬ヶ原を回るのに、わざわざ横田代経由にしました。最初書いたとおり、ただ単に降りていくのも芸がないなぁと思っただけなんですが、人が少ない、静かな山を堪能できました。7月はじめの土日の割には、尾瀬ヶ原もそんなに人が多いわけでもなく、全体的に、のんびりと歩けたともいます。 あと、どうも、尾瀬ヶ原は、少し雨が降っていたみたいで、横田白を回ったから雨に当たらなかったのも、ラッキーだったのかもしれません。 尾瀬は、関西からは非常に遠く、アクセスしにくいですが、やはり、歌にも詠われるくらいですから、さすがに、いいですね。 人が多いときは、ちょっとごめん被りたいですが、こんな感じで、のんびり行けるのなら、最高です。
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