活動データ
タイム
06:56
距離
20.3km
のぼり
1574m
くだり
1643m
活動詳細
すべて見る天久保山の偵察を終えて沢沿いの道へ降りると、あんなところでガザゴソしたから熊かと思いましたよぉ、と年配の女性から声をかけられた。すみません、藪山を偵察してきました。 関八州見晴へ向かうパノラマコースで女性物の腕時計を見つけた。それはあのムーミン(らしきもの)の指導標に掛けてあった。傷もなくまだ新しい。帰宅時に吾野駅に届けようと思っていたがすっかり忘れてしまい、最寄りの(東京都)の交番に届けておいた。 関八州見晴台の桜は残念ながらあらかた散り終いであった。この日は好天で多くのハイカーが訪れており、お昼時の会話に花が咲いていた。躑躅はその蕾をまだ固くしていた。例年、春の連休あたりが見頃である。以前途中まで歩いた四寸道。古くから名刹、高山不動尊 に参拝する道として多くの人に歩かれ てきた参道である。道中にあった大岩の間が四寸(約12cm)あったのが名の由来だという。この日は古道末端と思しき横吹峠まで辿って歩いた。計画時にどこに下山後しようか迷ったが、結局どこでもいいやと決めずに歩き出した。明瞭と少しの不明瞭が交代しながら静けさの中に道は伸びていく。恐る恐る蟻の戸渡りを超えた先、岳岩のアカヤシオは見頃を過ぎて地面には花びらの絨毯が控えめに広げてあった。猿岩山には猿のぬいぐるみが‥磔の刑が執行されていた。越生駒ヶ岳手前の峰山に立ち寄るが、無理矢理ルート復帰した軌跡はかなり危険であるため、山頂部から来た道を引き返すこと。猿岩林道を抜け黒山三滝、役の行者像、傘杉峠に至る。雨乞い塚付近のイワウチワの数株はまだ健在で嬉しくなった。下山は決めずともロードが長かろうと予想してスニーカーを準備しておいた。峠で靴を履き替え八徳へ下る。一本桜はすでに散り、葉桜にはまだ早いというなんとも中途半端なタイミングであった。 ここ二週間、ずっとテレワークで歩かない生活が続いていた。この日は流石に膝が痛くなった。歩こう。 参考紀行文 http://www.town.ogose.saitama.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/16/shinhiking739-069.pdf
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。