男山 ▲ 南西稜

2021.04.10(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 9
休憩時間
5 時間 3
距離
7.6 km
のぼり / くだり
800 / 800 m
1
4 56
1 12
1

活動詳細

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春の男山・バリエーションルートへ Instaで知り合ったお二人の山行に同行させて頂いた 寒気が入ってきていたので朝はかなりの冷え込みだったが、雲ひとつない青空の下、気持ち良くstartする♬ 車一台分幅の単調な林道をつづら折れに進む お二人と話を交わしたりしながらなので、単調さも気にならない 1時間ほど進むと分岐が出るので左へ 少し下って細い沢を跨ぐと踏み跡はほぼ無くなる ここから適当に上げながら尾根を目指す 地形図を見るとわかるが、山頂から派生している尾根が多いので間違えないように 今回は一つ隣の尾根を詰めてから上部にてトラバースとした 【 登攀パート 】 ※全体的に岩脆いので注意 取付きには、ここまで使われたであろう木の杖が大量に置かれているので目印として分かり易いだろう ・1ピッチ目 = ミカさんリード 下から見える範囲ではフリーで問題なさそうなピッチだが、上部までは見渡せない & 練習も兼ねてロープを出す リードのミカさんは中央の弱点をつき、 フォローの二人→自分は左のリッジ、Bさんは右のスラブと好きなルートを同時登攀で登る 2ピッチ目直下までは50mロープでは足らず、少し下ったところでピッチを切る ・2ピッチ目 = 僕のリード 1ピッチ目よりは斜度がある  途中のスラブには残置ハーケンが2本有り。それと他に1箇所カムを噛ませた 少し短めのピッチだがロープ残量注意のコールが入り、松の木に古いロープスリングが残置してあるポイントでピッチを切る ・3ピッチ目 = ミカさんリード スタート直後、真上はハングしているのでリードは左上へと巻く こちらも上部まで見えないピッチであったが難しい箇所は無し 次のピッチ取付きまで少しだけ歩く ・4ピッチ目 = Bさんリード 先程のピッチ終了点からテラスを経由して少し下って取付き部 ここでいちおうシューズを履き替える 4-5m程だが出だしフェイス核心。残置ハーケン2本有り ホールド、スタンスともに不安無く超えると、ほぼ岩稜歩きとなってしまった 終了点からは山頂がすぐ近くに見えている 細尾根を詰めていき、緩い岩稜を越えてビークハント! 山頂からの展望は素晴らしく、特に八ヶ岳は近くに見えた♬ 昼食を摂っていると南西稜を登攀してきたパーティが2組程後から来られた やはりなかなかの人気ルートだ 下山は一般路を使用 登った南西稜が下から良く見えて 達成感に浸りながら帰路につく _________________________________ アルパイン初心者用ルートとしては程よいルートだったと思う 壁の難易度は高くないし、支点の取り方等 学べる事は多いはずだ 人により細かなルート取りは自由に変えて良いだろうし 各ピッチの体感グレードは敢えて記さない。 ゲレンデスポーツクライミングではないので自由に、冒険的に楽しむべきだと僕は思う。 難しくしようと思えばいくらでも難しくできるし 弱点をつけばAllフリーでも全然登れるルートだろう 地形図と実際の視覚で見た地形で 他にも楽しく登れるルートはいろいろ探れそうだ 隣の天狗山もあるし、再訪したい山となった♬

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