三森山（うつくしま百）

アカヤシオを見たくていわきの三森山を歩いて来ました。天気は良いけど気温が低い。おかげで花がまだ残っていてイワウチワの群生も見れました。 三森山は昨年、千軒平溜池からの周回で歩いたが、アカヤシオは少ししか見れなかったので、今年は筒木原不動尊駐車場から長い林道を歩き、三森神社からの急登に咲くアカヤシオ自生地を目指します。 駐車場には県外ナンバーを含め4台先着。全面通行止めの看板から大久川沿いの林道を行く。三森林道は平成23年の豪雨被害後、道路としは荒廃しているが歩くには単調な車道歩きでなく、大久川の川音と野鳥の鳴き声、それに冷え込んだ空気感が何とも言えない心地良さを感じた。光が当たる山並みは新緑の始まりの淡い黄緑と点々と咲く山桜のグラデーションが綺麗でした。車が通れた道が10年足らずでこんなになるとは、自然の力は凄いと思う。 約5km、１時間半で登山口到着。登りに備え休憩します。名前とはアンバランスのアカヤシオ橋を渡り、大きな鳥居の先に石祠が鎮座しているのでお参りして行きます。ロープの下がる急登に取り付くと直ぐイワウチワが目に入る。それもあちこちに群生し、アカヤシオの落ち花と相まってそれは綺麗です。ロープを掴みながらイワウチワの写真を撮り、見上げるとアカヤシオのピンクの花が青空に映え足を止めないと危ないです。尾根まで約１時間ですがアカヤシオが続き、イワウチワも何度も出て来て足が止まり急登の苦労を感じなかった。 尾根手前で先を行く団体さんが見えた。狭い山頂でも一緒になってしまい、我々は2度目なので写真だけ撮って密を避け先に進む。眺望はないが小鳥の鳴き声を聞きながらの昼食休憩も良い。 千軒平溜池分岐を左に折れ、沢を下り林道に戻るが途中一盃森溜池分岐がある。福島県の山ではこちらを紹介しているが、沢ルートを戻ることにする。 写真撮り過ぎ(^_^;です。