活動データ
タイム
04:43
距離
11.7km
のぼり
902m
くだり
1174m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る🍒gotoみちのく 第1週 福島県・裏磐梯1日目 吾妻山 わりと大切なことに、こっちで気づいた。 スキー場の少なからぬリフトが、営業を終えてしまっているではないか。 あと1~2週間早く来ていれば、かなり楽できたのに。誰のせいだ。俺か。 磐梯山に一番楽に登れるルートは、ゴールドラインの八方台登山口ピストン(標高差650m)だが、この道路は冬季閉鎖中。こっちで詳細を知ったが、これはまあ想定内。 裏磐梯スキー場か猪苗代スキー場から登ることになるが、どっちも3月21日に営業終了していた。駐車場からのガチ登山(標高差1000m)になる。想定外。 吾妻山のグランデコスノーリゾートはギリセーフで、4月11日まで営業中。わーい。 しかし、最終週はリフト&ゴンドラ計5本のうち運行1本のみ。スキー場の中間あたりまでしかワープできない。想定外。 我が身のド阿呆ぶりも問題だが、目先は天気が問題だ。 晴れは7日まで。8~9日の登山は厳しそうだ。週末10~11日は晴れそう。磐梯山と吾妻山には是非とも登りたい。どっちを先に登るか。昨日かなり悩んだ。 で、吾妻山に決めた。磐梯山は、あえて10日に先送り。 磐梯山の最近の日記では「踏み抜きでケガした」等々、か弱い石垣市民を震え上がらせる記述多数。 10日の土曜日に登れば人出が多いだろうから、金魚の糞みたいに誰かにくっ付いていけばいいや……と悪知恵を働かせたのだった。 🐟 🐟 🐟 🐟 🐟 グランデコのリフトを降り、軽アイゼンを着けて歩き始めたが、誰もいない。孤独。 2人連れのスノーシューの跡があり、安心して辿り始めたが、その跡は途中で登山道を外れてしまった。さらに孤独。 こんな深々としたガチ雪山は初体験だったが、1.3倍くらいのエネルギーを要する。 しかも、ゲレンデを抜けて樹林帯に入ると、迷宮になる。散発的にトレースが現れるが、GPSがなければ登れない。 体力がもつのか。不安になったが、天気が好転したお陰で、やる気だけは湧いてきた。 しかも、下りてきたお兄さんと軽く会話でき、孤独感も薄れた。この日出会ったのは、彼とBCの二人組(?)だけだった。 西大嶺(にしだいてん)が姿を現すと、空の青と雪の白の光線だけの世界になった。 ところが、西吾妻山までは踏み抜き地帯と化した。山頂で写真を撮るため、トレースを外れてウロウロし始めたのが、運の尽きだった。 体が垂直方向に落ちた。胸まで埋まった。 動転してもがいたら、右ひざをグネった。 雪上に這い上がれたと思いきや、今度は踏ん張った左足がズボっ。 ケガに至らなかったのは、ただの偶然と思ったほうがいい。 😱 😱 😱 😱 😱 帰路は、西大嶺の登り返しが鬼門になる。 疲れていたので、迂回しようとトラバースを試みた。たまたま、そのあたりをBCの人たちが格好よく滑っていたので、何となく行けそうな気がしたのだった。 大失敗だった。 すさまじい斜度で、ちょっとでも油断すれば、滑り落ちる。途中からは怖くて這ったので、かえって体力を消耗した。 はい、もう二度としません。 その後は「踏み抜き祭り」と化した。 さっき付けたばかりの自分の足跡を探すのが、意外にも難しい。しかも、重力に従って体を落としていくから、踏み抜きやすい。 天気がよくなり、安達太良山と磐梯山の眺望を堪能しながら、ズボっ。写真を撮ったと思ったら、ズボっ。 下りてきた。無傷というのは奇跡。 経験値はたまった。遊び人lv.5が、はぐれメタルを倒してlv.10になったようなものだ。 ある程度の無謀や失敗の経験がないと、成長できない。でも、登山での無謀は、時に致命的。そのバランスが難しいなあと思った。 8~9日は、裏磐梯の湖沼巡りでもするか。 10日、満を持して磐梯山に登りたい。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。