オキナグサを求めて天拝山越しに基山へ

基山のオキナグサが気になったので、天拝山越しに行ってみることにした。 このルートは2015年にＮ村さんと歩いて以来である。 寒の戻りで、気温が下がっていたので、念のため、肌着とズボンを先週と違って冬仕様にしておく。 遠賀川を南下し、国道200号で冷水峠を越える。 よく寄ってた桂川町のファミマが潰れていたので、後が寄りにくく、そのまま目的地の天拝山歴史の里公園辺りまで来てしまった。 反面、冷水トンネルが無料化されてるのは非常に便利。 どうせ公園隣接の無料駐車場は満杯だろうと、高架下の駐車場に車を乗り入れる。 トイレ休憩を入れ損ねてきたので、急ぎ気味に支度を済ますと公園のトイレに向かう。 後顧の憂いがなくなったとこで登山口へ。 平日なはずだが、人は多いのでマスクは着けておく。 今回は道の広くてなだらかな開運の道から登り始める。 花が咲いてるのに引かれたのもある。 シャクナゲとかも早々と咲いている。 荒穂神社を過ぎ、ゆるめの階段を登っていくと、じきに天拝山の山頂。 展望台に上がって、しばし景色を楽しむと、基山へ向けて歩き出す。 いきなり通行止めの札とロープに面食らうが、迂回路はちゃんとある。 難なく降りると、天神さまの径との分岐。 この先、細かい分岐が所々にあるが、基山へ向かう分には立派な道標が設置されているので、問題はない。 筑紫野市総合公園まで来ると、車道に出る。 お腹が空いてきたが、先を急ぎたいので、天拝湖を回る間にようかんを口にしつつ歩く。 集落を抜け、基山の登山口へ。 登りに入る前にパンを口にしておく。 カラビナで割とがっしりと施錠された門を開けて登山道へ。 舗装林道と２回交差し、割としっかりとした作りの橋を渡ると、頭上が開けてくる。 近くにある草スキー場の駐車場を確認したことがなかったので、山頂部への急登を尻目に、舗装道を少し降りて駐車場へ。 割と広いし、キレイなトイレもある。 回り込んで、こちらから山頂を目指す。 急登を喘いで登り、台地状の山頂部に飛び出す。 風が強かったので、山頂から少し陰に降り、鳥栖や久留米への眺望を楽しみながらおにぎりを頬張る。 目的のモノを堪能したらＪＲ原田駅へ向かって降りて行く。 こちらも細かい分岐が多いが、原田駅に向かうのなら、ほぼ真っ直ぐでいい。 後、水門ルートへのと思われる道がロープで塞がれていた。 水害の後、とりあえず通れるようになったのかと思ったら、改めて通行止めになっているようだ。 お滝場の水音が聞こえてきたら登山口は近い。 林道をしばらくで上原田公園の近くに出てくる。 高架をくぐって真っ直ぐ進めば、じきに原田駅が見えてくる。 久しぶりに電車に乗るので、二日市駅って急行止まるっけ？とウダウダしていると、一本乗り遅れてしまった。 改めて18:21の鈍行に乗って二日市へ。 二日市駅から御前湯・博多湯の間を通って駐車場所へ戻る。 駐車料金は300円。 山中で行き合った人は100人以上。 大半が天拝山への登りにで。 後は基山への途中で10人、基山山頂辺りで10人と言ったところ。 後は、行きとほぼ同じ道を辿り、桂川の大助うどんで食事を取って帰った。 お目当てのオキナグサはあちこちで沢山咲いており、前回来たときよりよく咲いていた印象。 シャッターを切るのが捗った。