春陰の奥武蔵 都津路山 刈場坂峠 旧 正丸峠

2021.04.03(土) 日帰り

活動データ

タイム

05:38

距離

12.2km

のぼり

1047m

くだり

1052m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 38
休憩時間
1 時間 2
距離
12.2 km
のぼり / くだり
1047 / 1052 m
5
2 11
9
5
3
19
41
44
6

活動詳細

すべて見る

2021年4月3日(土) 陽が高くなってから出発する日は、東京最東端から最もアクセスの良い奥武蔵が定番です。 定番の山域のいつもの山と峠を、春の香りを楽しみながら歩いてきました。 【春陰】(しゅんいん) 春の曇りがちな天候。春の季語。《広辞苑・第五版》 春は暖かい陽射しの降り注ぐ季節というイメージがありますが、実際には意外に天候は不順で、どんよりとした空模様であることが多  いものです。 桜の時期のこうした空に対しては「花曇り」という言葉もありますが、春陰は桜の時期に限らず、もっと広い時期のこうした空を表現する場合に使う言葉です。 春は、草木は芽吹き育ち、花は咲き、野鳥は鳴き交わす季節ですが、その春にあって陽射しの遮られた春陰の一日は、動き続ける自然が一瞬動きを止めたかのような、静謐な一日となります。 この日の奥武蔵は、まさに春陰という言葉に相応しい日和でした。 雲間から僅かに陽射しがこぼれた瞬間には、まるでそれを待っていたかのように小鳥が鳴き交わし、一瞬 山が賑やかになるさまは実に印象的でした。

関八州見晴台 この時期は正丸駅から国道沿いを北に歩くと花の楽園が楽しめます。
この時期は正丸駅から国道沿いを北に歩くと花の楽園が楽しめます。
関八州見晴台 まるで桃源郷のようです。
まるで桃源郷のようです。
関八州見晴台 山道に入りました。
山道に入りました。
関八州見晴台 三田久保峠(510)「猪や鹿が泥浴びをする「ヌタ場」(ニタ場)のある窪地」の意味から転訛した地名と考えられます。
三田久保峠(510)「猪や鹿が泥浴びをする「ヌタ場」(ニタ場)のある窪地」の意味から転訛した地名と考えられます。
関八州見晴台 峠から北に小径を辿ります。
峠から北に小径を辿ります。
関八州見晴台 コカシアゲ(628)(小柏木沢のツメの意か)付近のツツジ。
コカシアゲ(628)(小柏木沢のツメの意か)付近のツツジ。
関八州見晴台 今日は曇りがちの空模様です。
今日は曇りがちの空模様です。
関八州見晴台 峠ノクボの道標。
峠ノクボの道標。
関八州見晴台 小ツツジ山の山頂に着くと陽射しがこぼれました。
小ツツジ山の山頂に着くと陽射しがこぼれました。
関八州見晴台 小都津路山(770)
小都津路山(770)
関八州見晴台 岩塊が尾根道のアクセントになります。
岩塊が尾根道のアクセントになります。
関八州見晴台 大都津路山(831)。ずいぶん風雅な漢字が宛てられていますが、「ツツジ山」がこの一帯の総称でしょう。
大都津路山(831)。ずいぶん風雅な漢字が宛てられていますが、「ツツジ山」がこの一帯の総称でしょう。
関八州見晴台 奥武蔵グリーンライン東半分の山並み。
奥武蔵グリーンライン東半分の山並み。
関八州見晴台 詳細図では刈場坂山(879)。
詳細図では刈場坂山(879)。
関八州見晴台 やたら大きな山頂標識ですが残念ながらツツジはどこにも咲いていません。
やたら大きな山頂標識ですが残念ながらツツジはどこにも咲いていません。
関八州見晴台 刈場坂峠のサクラは散っていましたが、北には青空も見えました。
刈場坂峠のサクラは散っていましたが、北には青空も見えました。
関八州見晴台 虚空蔵峠。
虚空蔵峠。
関八州見晴台 横瀬二子山の向こうに武甲山がヌッと顔を出しています。
横瀬二子山の向こうに武甲山がヌッと顔を出しています。
関八州見晴台 未だに地名由来不祥のサッキョ峠。
未だに地名由来不祥のサッキョ峠。
関八州見晴台 5月にはヤマツツジの赤・新緑・岩場の構図が絵になるところです。
5月にはヤマツツジの赤・新緑・岩場の構図が絵になるところです。
関八州見晴台 旧 正丸峠。
旧 正丸峠。
関八州見晴台 吾野地区最古の馬頭観音(宝暦2年
1751年)。供物が絶えません。
吾野地区最古の馬頭観音(宝暦2年 1751年)。供物が絶えません。
関八州見晴台 里称「ままの上の馬頭さま」。「まま」は崖地や急傾斜を指す地形語で、この大きな自然石の台座を指しているようです。
里称「ままの上の馬頭さま」。「まま」は崖地や急傾斜を指す地形語で、この大きな自然石の台座を指しているようです。
関八州見晴台 花の小径。
花の小径。
関八州見晴台 「左 ちゝぶ 右 大野」 とあります。左は旧 正丸峠越えで秩父へ、右は大野峠越えで越生へ、の道の分岐です。
「左 ちゝぶ 右 大野」 とあります。左は旧 正丸峠越えで秩父へ、右は大野峠越えで越生へ、の道の分岐です。
関八州見晴台 おっ、前方にネチコヤン発見!ネコチャンこっち向いて~!
おっ、前方にネチコヤン発見!ネコチャンこっち向いて~!
関八州見晴台 シュダダダッ!  ポテッ♪「さぁ好きなだけ撫でてくれニャ!」
シュダダダッ! ポテッ♪「さぁ好きなだけ撫でてくれニャ!」
関八州見晴台 「んー そこそこキモチイイニャ♪」
「んー そこそこキモチイイニャ♪」
関八州見晴台 ゴムまりのような弾力の、まるまるとした猫ちゃんです。
ゴムまりのような弾力の、まるまるとした猫ちゃんです。
関八州見晴台 「素敵なオジサンだニャ~」
「素敵なオジサンだニャ~」
関八州見晴台 虎模様のクルンとした尻尾が可愛かったです。
虎模様のクルンとした尻尾が可愛かったです。
関八州見晴台 時刻は18時。朝は伊豆ヶ岳に登るハイカーで賑わう正丸駅です。
時刻は18時。朝は伊豆ヶ岳に登るハイカーで賑わう正丸駅です。

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