西穂高岳

テント場でアドバイスしてくださった方、稜線でアドバイスしてくださった方、ありがとうございました。 夏よりもさらに嬉しい登頂であり、経験者の方々のアイゼン・ピッケルワークが観察できて有意義だった。が自身のリスク管理ができていたかといえば不安が多い。常に次の一歩が間違いであると思いながらステップを踏み、バランスを崩す事をイメージした姿勢制御、重心移動が必要であった。これ以上にチャレンジするには勉強不足、体力不足を痛感したし、今回は天候も含め、事故が生じなかったのは運が良かったと思っていきたい。 ・装備レイヤリング 　アプローチは急登あり、長袖ベースに半袖でよかった。チェーンとポール。天候よく風が無ければ0℃までは大丈夫そう。山荘でピッケルアイゼンに変えたが、丸山まではチェーンとポールで行けた。 ・ピッケル ダガーポジションでの登攀は、しっかり石突までかませる。岩をホールドする時は、一指とニ指でヘッドを固定し、ピックを噛ませ、残りの指で岩を掴むとピッケルを離さなくてもいい。バランスを崩しても初動で制御できるように、狭い道、トラバース時は持ち手を考える。両手を使う時は腰のホールドにさす。上を通すと落ちる。登る時はピックを前に。来シーズンは木曽駒で滑落練習しようか ・アイゼン 装着時に必ずブーツ紐も締め直す。岩場ではアーチ部分を岩に噛ませると安定しやすい。滑るので危険箇所では最初から荷重しない。岩場でのアイゼンワークの上達が必要。 ・狭い山頂にて 谷に背を向けてアイゼンを噛ませて座り、バックパックを前に置く。動いたり、バックパックを動かすのは最小限に。風も急に吹く。滑落注意。 ・栄養　パン×2、ラーメン、スニッカーズ、チョコ、ゼリー、ウマメシ、パン 今後はロープウェイ予約が熾烈になりそう。 CD忘れ 落とした物　タオル(見つかった) スタート時も興奮している。止まって何かした時は必ず忘れ物チェックを。