活動データ
タイム
09:06
距離
23.2km
のぼり
1501m
くだり
1502m
活動詳細
すべて見る夕方に家を出て、トコトコと下っ走り。途中、渋民のイオンで買い出ししてから道の駅区界高原へ。自動車専用道路から逸れて106号を走るが、カモシカを二頭見かける。一頭は轢きかけた。狐も。今夜は「毛モノ」が騒がしい夜だ。 道の駅にて晩酌して寝る。朝方寒くて目が覚めるとマイナス5℃だった。お湯を沸かし、インスタントのみそ汁を飲んでから区界高原ウォーキングセンターへ移動。 すっかり夜も明けたウォーキングセンターを出発して岩神山を目指す。今年は雪解けが早いと言う(地元の同業者談)岩神山までもほとんど雪は無かった。岩神山山頂の岩峰へ着き、阿部館への稜線を眺めルートの再確認。(昨年来た時に、残雪期なら行ける!と思い時期を待っていた) 阿部館山、遠いな…。 まぁ、盛岡市、岩泉町、宮古市の三市町境界線のピーク(1166mぐらい)まで行ければいいか、ぐらいの気持ちで歩き始めた。 1043mの次のピーク(1082mぐらい)からソーラーパネル群を外れ本格的な残雪ルートを歩く。緩いアップダウンの稜線は特に薮も無く明るい林間だが、黒沢源頭の1022mコルから三市町境界線ピークまでが高さ3mもあろうチシマザサが立ちはだかり難儀した。雪解けが早かったのだろう。 三市町境界線ピークから下り1098mのコル付近は地図では笹地だが、まだ笹が寝ていた為先程の1022mほどの苦労も無く通過出来た。 そして、最高点の1222mピークからも明るい林間を下り、(途中ピンテも現れる)コルから登りに入れば、堀割りの様な跡も何となくだが確認出来た。何故、この高所に山城を?敵は朝廷軍?それとも人ばかりではなく岩手山の火山活動も?それと「安倍舘」ではなく「阿部館」が気になるが、あれこれ想像しながら阿部館山へ登頂。 眺望は360度の大絶景。空身になって山頂付近の館の遺構を探すが分かりづらかった。御金蔵岩まで行ってみたが、北の出丸の様なピークとの落差は凄い。御金蔵岩からの岩手山の眺望も素晴らしかった。 山頂へ戻り、今度は三角点を探す。雪の下か、と思ったが何気に踏んだ密集した笹の下が硬く、もしやと思い笹を退けると三角点があった。これがまた嬉しかった。 気温も上がり始め雪も緩むので戻る事にする。ワカン(スノーポン)を着けて戻るが、やはり三市町境界線ピークから1022mコルのチシマザサには難儀した。 ソーラーパネル群まで来てワカンを外し岩神山南の送電線へ取りつく。ここまで来れば一安心。 送電線から下り、兜明神岳へも立ち寄り山頂でカップ麺と思ったが、かぶと山荘で食べる事にした。 山荘で休憩して区界高原ウォーキングセンターへ無事に到着する。 今年の雪解けの速さ、天候、条件等ギリギリ間に合った感があった山行だった。 着替えをしてから、ウォーキングセンターへ立ち寄ってトイレを借り、出る時に管理人さんが来て少し話す。やはり今年は雪解けが早いとの事。そして朝から車が居たので少し心配していた様子だったので「阿部館へ行ってました」と言ったら偉く驚いていた。 「いやぁ、松草線が開通する頃には雪も無くなると思い今日にしました」と。「あれ?たぶん、今日松草線が開通したのでは」との事。(どうりで阿部館山を後にした時、5分程だが重機のエンジン音が鳴り響いていた訳だ) 区界高原ウォーキングセンターを後に、開通した横断道(所々建設に携わったが)を走るが、皆、キチガイの様に後ろに着き飛ばしたがる。ここ、高速じゃないし・・・ 余りにも後ろでガチャガチャとうるさいので、ゆったり館までの道は横断道はパスして、旧道、いや106号をのんびり走って来たのである。 何をそんなに急ぐのか?
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