活動データ
タイム
09:24
距離
20.3km
のぼり
1754m
くだり
1755m
活動詳細
すべて見るこの日が急遽休みになったため、前日にタケちゃんに広大な雪原を登るお薦めの山はないかと訊ねてみたら、獅子が鼻湿原から登る鳥海山がいいよと教えてくれた。 スタートが7時半と遅めだったので、行けるところまで行こう。千蛇谷までは最低でも行きたいなと思っていた。 美しいブナの木々を眺めながら2時間ほど歩くと、森林限界を超えて、そこからは、ひたすら雪原を歩く。千蛇谷に到達したのはお昼頃。ここまで来たらやはり山頂を目指しますよね。 しかし、ここからが長い。御室小屋にたどり着いたのは既に1時をまわっていた。 軽く食事と休息を取り、気力と体力を無理やりかき集め山頂に向かう。 スタートからずっとスノーシュー。 雪質が軟らかい為にエッジが効かず歩きにくい。遂に急登で15mくらいズルズルと滑り落ちる。ポール片一本残したまま。恐かったし、心もひしゃげた。なんとかよじ登りポールを取り戻して安全な場所まで戻り、アイゼン持ってこなかったので、チェーンスパイクを履いて再び登頂を試みる。でもやっぱり駄目だ。爪がくい込まない。ここで諦める。 この時時間は1時45分。タイムリミットに決めてた1時を大分オーバーしていた。 後は下山するのみ。再びスノーシューに履き替えて、スキーみたいに滑りながら下る。 下山はあっという間で、4時半過ぎには登山口に着いた。 若干の悔いはあるが、絶景を眺めながらの大好きなロング&雪原歩きはサイコーに楽しかった。今年はもう無理かも知れないが、次は装備をきちんと整えて、山頂までなんとかたどり着きたいと思うガッケ頭でした。 今回の反省点 その1 装備が不十分。はっきり言って舐めていた。厳冬期を過ぎたから、12本爪アイゼンもピッケルも不要だろうと。必須でした。 その2 出遅れ。これにつきます。 余裕がないから、ついつい急いで無駄な体力消耗するし、山頂へも回り込めば、もう少し楽なルートがあった。現に下りてきたBCのペアの方にアドバイスされたがもう時間も体力もなかった。
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