三方山・小倉山・養老山・北尾根P826峰・笙ヶ岳・笙ヶ岳（東峰）・裏山・表山

いよいよ山にも春の到来。通い慣れた養老山へ行ってきた。 今回は訓練をも考えて笙ヶ岳にも足を延ばし、下山は前々から気になっている東峰～裏山～表山経由で下山しようと考えた。 このコースは歩く人も少ないようで軟弱な私は敬遠していたが、先がはっきりと見える年頃になり「今やらねば、いつやる」の言葉に奮起し行動を起こす。 ヤマップに地図を入れると案外行けそうかと高を括っての挑戦でした。ロングコースは覚悟して早朝に家を出る。Pは閉ざされていたが臨時に開けてある場所があった。 逆回りも頭をよぎったが、公園の桜は満開で先ずお花見をしながら滝へ向かう。 もうこうなったら行き慣れたコースからと決めたのが間違いだった。 笙ヶ岳までも久しぶりだから、思いのほか疲れを感じるが休憩など取らず一目散で頂上へ向かう。 これからのルートは初めてで不安がよぎり休憩もそこそこに初の領域へ突進した。 いつもはスマホ地図などあまり見ることもないが、東峰から尾根伝いに下ると、ただっ広い場所に出た。 登山道など見当たらず…はてな？スマホを片手にうろうろする始末だ、案の定道迷い。 時間の概念も狂い未知の不安感を久しぶりに味わった。 　　 心に不安感があると体も釣られて疲労感が、ザックを下ろし休憩をし気を落ち着け暫しの休憩を 動物的な感も働かせ無事に抜け出せた。 静かな所が好きな私も今回ばかりは久々に味わう緊張感だった、ソロの気楽さなどは後半は消え失せた。 足元に咲くお花の数々に勇気をもらい急な下りに気を抜かず、無事に車道に下りホッとする。 少しの車道歩きで公園の駐車場に戻ると達成感も湧いてきた。 機内モードを解除し家族に無事に下山報告する。 娘たちから「祝バースデー」メールも届いていて嬉しく思い出に残る山行となりました。 今度は逆回りで再挑戦してみようと、まだまだこれから新しいお山との出合に心躍らせている。